広島教採塾からの、今年の大学生(大学院生)の合格者(教採受験時点で学生)は、
小学校
中学社会
中学数学
中学英語
高校数学
高校英語
中学数学
特別支援小学部
養護教諭
の志望先でいます。
各志望先での合格者数は複数のものが多いですが、志望先だけを記載しました。
大学生(大学院生)の方は、学内講座として、教員採用試験対策講座が開催されていることが多いので、そちらを受講される方が多いようです。
実は、私も8年前までは、そういった学内講座としての教員採用試験を担当していました。
学内講座は、大学内で開講されるので、通学の時間もかからず、また、大学からの補助金などもあり、かなり格安で受講できる場言もあります。
学内講座は、そういった点では、とても有益であり、受講する価値は大いにあります。
ただ、学内講座の最大の欠点は、受講者がみんな学生(院生)だということです。
学外の講座、例えば、広島教採塾ですと、多くの講師経験者、現職講師の方がたくさんいます。
そうした人たちと一緒に学び、切磋琢磨し、情報交換し、交流することは、教員採用試験での合格可能性を大いに高めます。
例えば、広島県では、新卒の合格率(受験時に大学生、大学院生)は、42.2%です。
合格者の過半数が講師経験者(現職講師)なのです。
特に、中学校では、新卒の合格率は、34.9%、高校では、新卒の合格率は、27.0%になります。
中高では、圧倒的に講師の人の合格者が多いのです。
とは言いながら、全体で4割以上、中高でも3割前後は、現役学生が教採合格を勝ち取っています。
現役学生で合格する人というのは、一言で言えば、講師経験者とライバル受験者として競っても、勝てる人ということになります。
競争で勝つには、「敵を知る」ことが常道です。
講師経験者と一緒に学ぶことによって、学生としての自分のどこをアピールすれば講師経験者に勝てるのか、講師経験者の本当の強みとは何なのかが、よく分かります。
学内講座だけで学んでいると、みんな学生なので、学生同士での切磋琢磨となり、講師経験者との競争に負けてしまう恐れがあります。
ですから、大学生の方には、是非、学外での講座も受講していただきたいと思うのですよね。
そして、もちろん、これは、講師経験者の受講生の方々にも、良い刺激になります。
現役学生と一緒に学ぶことで、学生と競争する戦略もつかめることになります。
どちらがより得をするかということは、一概には言えませんが、共に学ぶことで、それが相乗効果となり、学生の方々も、講師経験者の方々も、合格する可能性が高くなります。;
つまり、学生だけで学ぶ、講師経験者だけで学ぶという場合よりも、はるかに合格可能性が高くなるということです。
多様な場で学ぶのが最も効果的であるという一般的な法則が、教員採用試験の対策講座で言えるのです。
学生の方は、講師経験者がいる講座を受講し、
講師経験者の方は、学生のいる講座を受講する
ことが、お互いの合格可能性を大いに高めます。
というわけで、大学生(大学院生)の皆さん、是非、学外講座を受講してみてください!!
きっと合格への近道になりますよ!!
そして、現役大学生として、教採合格を勝ち取ってくださいね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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