立ち止まって悩んでばかりでは、何事も成し遂げることはできません。
「できないんじゃない。やらないんだ。」という言葉がある通り、あることができないというよりも、そのことを本気でやらないだけということが多いものです。
教員採用試験でも同じです。
誰でも、試験を受けるということは、ストレスがかかるものです。
自分が本当に合格するのかしないのか、不安になり悩みます。
これは人間である限り、やむを得ません。
でも、そこで、立ち止まり続けてはダメなのです。
私の気のせいでなければ、教員採用試験を受験する人は、とかく、一歩踏み出す勇気が出せない人が多いように感じられます。
悩むばかりで、行動が伴わない人が多いような気がします。
そうではない人もいらっしゃいますが、立ち止まって悩んでいる人が多いのは事実のようです。
もし、自分の出身大学が有名大学でもブランド大学でもないと悩んでいるのならば、一次試験の筆記試験で満点を取ればいいのです。大学名だけで頭脳明晰をアピールするよりは、実際の教採の筆記試験で満点を取って頭脳明晰を立証すればいい。でも、満点を取る気概で勉強する人は少ない。せいぜい、ギリギリでもいいから合格すればいいという程度の心構えで勉強する。
だから不合格になるんです。
もし、自分は、英語教師を目指しているのに、留学もしたことがないと劣等感を感じているのならば、英検で1級を取るなり、TOEICで990点を取るなりして、自分の英語力や、英語コミュニケーション能力を立証すればいい。でも、資格のトップを取ろうとする人は、案外少ない。どうせ無理だからとしりごみをする人が多い。
だから不合格になるんです。
もし、自分のバックグラウンドや経歴が一見して不利であって、いまさら教員なんて無理という風に思えるのであれば、その弱みを強みに転換して、合格するためのライフストーリーを見つめ直せばいい。自分の想いはどこにあったのか、自分のやりたいことは何だったのか、自分の目指したいゴールは何なのかを熱い想いと伝わる言葉で表してみればいい。でも、悩むだけで、ただ単に教採を受験し続ける人が多い。
だから不合格になるんです。
自分の人生ですよ。
自分で変えていきなさいよ。
過去の事実は変えられません。
過去の自分をウソで固めることはできません。
でも、新しい事実、新しい資質を積み上げることはできます。
未来の自分を描き出し、それに想いと言葉を載せることはできます。
不合格になる人は、大概の場合、臆病なのです。
今の自分ではダメだと分かっていても、自分を変える勇気がない。
自分を変えたいと思っていても、実際に行動に移さない。
これでは、いつまでたっても不合格が続きます。
過去のある受講生で、広島教採塾のある講座を取ろうかどうかと随分、迷っていた人がいたそうです。
さんざん迷った挙句、恋人から「迷うくらいなら、受講しなさいよ。」と言ってもらって、受講を決意したのだそうです。
受講した結果、その人は、難関校種・科目で、現役大学生で、教採に一発合格しました。
一歩踏み出してみる、そうすれば、道が開けてきます。
グズグズ迷ってばかりの人は、教採にも合格しませんし、何をやってもダメな人です。
まずは行動してみることが大切ですよね。
よく考えることは重要です。
でも、それが、悩むだけで、行動しないことになっては本末転倒です。
一歩踏み出すことなしに、目標は達成できません。
来年の夏、教員採用試験を受験する皆さん、いま、立ち止まっているところから、一歩踏み出してみてください。
新たな行動に出てみてください。
きっと道は開けるはずです。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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