今日は、「教採への勉強は、したたかに、しなやかに!!」と題して、お話ししますね。
教員採用試験のための勉強をするにあたって、もっとも重要なことは、次の3つです。
(1)周囲の同級生や先輩の真似をするのではなく、自分がやるべきことをやる。
(2)「~しなくても合格した」を集めずに、「~すれば合格する」を集める。
(3)戦略と刺激をいつも大切にする。
(1)周囲の同級生や先輩の真似をするのではなく、自分がやるべきことをやる。
これは、昨日のブログでも書きましたが、あなたの受験戦略は、他の人の受験戦略とは違うはずです。周囲の同級生や、先輩がやった通りにやったからといって、あなたが教採に合格するかどうかは分かりません。あなたにとって、もっとも重要なのは、あなたが合格することです。
ですから、あなたが合格するために、何をすべきかを戦略的に考え、立案し、それを実行する必要があります。
他の人の猿真似をしても、上手くはいきません。
あなただけの戦略を立案しましょう。
あなただけの学習戦略で、勉強を進めていきましょう。
(2)「~しなくても合格した」を集めずに、「~すれば合格する」を集める。
教採受験者はとかく、
~は勉強しなくても、合格した。
~は低い得点でも、合格した。
~はできなくても、合格した。
というような話を集めます。
そして、やらなくていいことのリストを作って、自分が勉強しない言い訳にします。
本当にやらなくてもいいこともありますが、ほとんどの場合、やる必要があることを、無理やりに、やらなくてもいいことにしてしまいます。
受験者は不安で弱い立場ですから、誰かが、「~はやらなくても合格したよ。」と言えば、安心します。やるべきことが一つ減ったと喜びます。でも、この安心と喜びは、ほとんどの場合、不合格へと直結します。
ある人がやらなくても、あるいは、できなくても、合格したという事実は、あなたがそれをやらなくてもよいということにはなりません。
例えば、ある人は、留学経験がなくても、教採に合格したかもしれません。でも、その人は、留学経験はなくとも、英検1級や、TOEIC900点以上だったのかもしれません。
例えば、ある人は、一般教養は50%で合格したかもしれません。でも、その人は、専門教養が90%だったのかもしれません。
例えば、ある人は、小学校全科の試験で、音楽の成績はとても低かったかもしれません。でも、その人は、他の教科がすべて満点だったのかもしれません。
このように、やらなかったこと、できなかったことだけを取り上げて、「~なしでも合格できた」というのを鵜呑みにするのは危険です。
本当は、「~はなかったけれども、~があったから合格できた」というのが真相のはずです。
ですから、「~しなくても合格した」を集めずに、「~すれば合格する」を集めることが、合格への常道となるのです。
(3)戦略と刺激をいつも大切にする。
今から、来年の7月・8月まで、かなり長い道のりです。
来年の夏の教採の本番まで、合格を見据えた準備と学習をしていく必要があります。
だから、これから、来年の夏までの11ヶ月、10ヶ月間、長期的、中期的な戦略を構築しながら、また、日々、学習から刺激を得ながら、突き進んで行かなければなりません
教採の勉強を単なる苦行にしてしまったのでは、かならず失速します。
教採の勉強を単なる繰り返しの儀式にしてしまったのでは、決して効果は得られません。
教採の勉強は戦略的に進め、毎日の学習から新たな刺激を得るようなものにしていく必要があります。
戦略と刺激こそ、継続力の源泉ですし、また、日々の向上、合格力の増進の根源です。
戦略と刺激ある準備と学習を毎日、続けていくことが、来年の夏の教採本番で、合格を勝ち取る秘訣となります。
まとめて言えば、「教採への勉強は、したたかに、しなやかに!!」ということになります。
したたかに勉強しながら、しなやかに継続する、これが大事です!!
皆さんも、したたかに、しなやかに、教採合格まで突き進んでくださいね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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