今日も、12時間、本気で、熱い、全力投球の講座でした。
模擬授業は、毎日の通常の授業とは違います。
模擬授業なりのプロデュースがあります。
仮想の生徒の扱い方。
見えない教採の扱い方。
生徒としての採点官の扱い方。
仮想のペアワークの扱い方。
存在しない前時の扱い方。
などなど、他にもたくさんあります。
模擬授業には、多くの演出法や、インパクトの取り方、小ネタやテクニックがあります。
通常の授業にはない、多くのパフォーマンス上の工夫があります。
こういう意味では、通常の授業の常識を破り、模擬授業に特化した戦略と戦術を習得する必要があります。
しかし、模擬授業も「授業」であることを忘れてはいけません。
模擬授業は、コメディーではありません。
模擬授業は、「エンタの神様」ではありません。
模擬授業は、舞台演芸ではありません。
模擬授業は、子供を指導・教育する授業です。
ですから、一度、通常の授業の常識を破って、模擬授業の技法を習得したら、再び、授業の常識に帰って、授業らしい授業にする必要があります。
模擬授業が、授業に見えなかったら、本末転倒です。
模擬授業をする教師が、教師に見えなかったら、本末転倒です。
模擬授業で失敗しない秘訣は、
常識を破り、常識に帰る。
ということなのです。
模擬授業を受験される皆さん、常識を破り、常識に帰る、ということをお忘れなく!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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