広島教採塾の受講生からも、何十名もの一次試験合格のご連絡が届いています。
合格された方、おめでとうございます。
さて、合格をお祝いしながらも、不合格になった方がいらっしゃるのも事実です。
広島教採塾の受講生の中からも、一次試験を不合格になった方がいます。
不合格者から学ぶということも、教員採用試験の対策講座の改善・進化のためには、極めて重要です。
例えば、次のような事例がありました。
東北のある県に在住の受講生さんが、千葉県の教員採用試験の一次試験を受験しました。
自己採点では、教養試験・専門試験、どちらも90%ありました。専門試験では、90%をかなり超えていました。
それでも、一次試験の結果は、不合格でした。
面接もそんなに悪くなかったので、成績開示をして、何が不合格の要因だったのかを突き止める必要がありました。
偶然、その受講生さんが、8月6日の東京面接校を受講してくださったので、翌日の8月7日に、千葉県千葉市の県庁まで、成績開示をしに行くことにしました。
このために、私は、この受講生さんに高級ホテルに部屋を取って差し上げ、さらに、限られた時間で千葉市まで往復するために、なんとタクシーで千葉を往復するという贅沢なことをしました。
タクシー代が往復で5万円(涙)かかりましたが、成績開示ができました。
成績開示して、分かったことは、自己採点で90%以上だった専門試験が、30%台でした。
つまりは、マークミスだったということです。
この受講生さんは、とても優秀で、私の今年の受講生さんの中でも、5本の指に入るくらいの頭脳明晰な人です。
でも、マークミスで、専門試験の得点をほとんど失うという結果でした。
このように、不合格の原因を徹底的に探るということは重要です。
今回は、この不合格の要因を探るために、何万円も使いましたが、そのお金も惜しくないくらい、重要なことなのです。
不合格者の声を聞く。不合格者から学ぶということは、これからの講座を改善・進化させていくのに極めて重要なことなのです。
もう一つの例をあげます。
広島県の教職教養の出題は、ほぼ毎年、とてもユニークです。意外というか、そこを突いてくるかというか、何か月の教職教養の学習のほとんどを無に帰してしまうような出題と言ってもいいかもしれません。
大方の出題予想はできます。しかし、出題のされ方が、そして、論述の求められ方がユニークです。
毎年、広島県の教職教養には苦労させられます。
今年も、広島県の教員採用試験の一次試験を受験した人は、教職教養で苦しんだようです。
昨日の一次試験の発表でも、教職教養がよくできなくて、不合格になったと思われる人もいました。
私は不合格になった人に、成績開示をして(広島県の場合は、点数だけでなく、部分点などが記された答案用紙そのものも開示してもらえます)、どこが原因で、何が原因で、不合格になったのかを確実に理解することをお願いしています。
こうした不合格者の声を集めて、教員採用試験の講座を進化させてきました。
新年度の講座もさらに進化していきます。l
今年の11月からスタートする講座は、こうした不合格者の声や不安、悩みを解消するようなものに改善しています。
特に、教職教養の筆記試験を中心に学習していく総合対策講座は、従来とは、大きくカリキュラムを変更しています。
「~と言えば」方式を開発し、膨大な分量の教職教養を、効率よく理解し、記憶していきます。
楽をして、理解と記憶に結び付けたいと熱望していた、不合格者の方々の願いを採り入れた方式です。
広島教採塾は、合格者の声ももちろん大いに大切にします。
その一方で、不合格者の声に耳を傾け、講座の進化を図っていきます。
合格を祝い、不合格者の声に耳を研ぎ澄ますのが、合格発表の後の私の仕事でもあります。
広島教採塾の新年度の講座のカリキュラムは既に、広島教採塾のホームページに公開しています。
ホームページもリニューアルし、新年度の進化した新しい講座内容にふさわしいものにしています。
既に、広島県をはじめとして、全国の教採の1次試験の発表が、多くの府県でありましたので、新年度の教員採用試験の受付を正式にスタートします。
正式なお申し込みの受付(第1期募集)は、本日(8月8日土曜日)22時からです。
(既にお申し込みフォームからお申し込みされている方のお申込みは、受け付け済みであり、有効です。)
来年(2016年夏)の教員採用試験を受講される方は、是非、お申込みください。
詳細は、広島教採塾のホームページからどうぞ。
進化した新年度の講座にご期待ください!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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