1次試験(筆記試験)の後の、2次試験(個人面接、模擬授業)対策のための勉強の仕方とは??

旧ブログ記事
かなりの都道府県で、教員採用試験の1次試験が終わりました。

今週末(25日・26日)で、全国ほぼ全ての自治体で、1次試験が終了することとなります。

2次試験は、概ね、8月下旬から9月中旬にかけて行われますね。

多くの県が、8月20日前後に行われます。

さて、1次試験が終わってから、2次試験までの間に、どのような準備をしていけばよいのかについて、戦略的に考え、戦略的に演習をしていく必要があります。

この時期の演習は、以下の3つのことに留意して行うといいですね。

1.できるだけ多くの時間を割いて、演習量を増やし、場馴れを確実にする。

2.プロの指導を仰ぎ、自分の癖を直し、「語る側」・「授業をする側」の視点だけではなく、「聞く側」・「授業を受ける・見る側」の視点で、面接の語りや模擬授業の実演ができるようにする。

3.集団講座だけでなく、個別にプロの指導を受け、いわゆる「お稽古型」の特訓をする。

以上の3つは、それぞれを必ず確実に行う問うことが重要です。

特に3つを同時に行わなくてもよいですが、3つともやっておくことが必要です。

1の演習量の確保は、受験者仲間で集まって、勉強会をするというのも効果的です。是非、受験者同士で集まってたくさん演習してください。

ただ、この時に気を付けなければならないのは、素人判断をあまり気にし過ぎないことです。

ちょっとした先輩に当たる人が言いがちの「ありのままで話せ」とか「あまりパフォーマンスをせずに」のような間違った美意識での助言を真に受けないことが必要です。

コミュニケーション理論に基づかない独りよがりな助言は、百害あって一利なしということを念頭に置きつつ、練習量・演習量を増やすためには、是非、受験者同士の勉強会をできるだけ多く開催してください。

受験者同士の勉強会で気を付けることの5カ条は以下の通りです。

1.個人面接については、「ありのままの自分」ではなく、「戦略的に伝えたい想い」を「戦略的に伝えたい言葉」で表現するということに徹すること。

2.個人面接については、受験者同士で、「わかる!わかる!」と理解するのではなく、自分たちと全く異なる視点を持っている面接官世代(教頭・校長、教育委員会の幹部職員、民間人経営者)が聞いて心を動かされるような語りを構築していくこと。

3.個人面接については、受験者目線の「頑張れば合格する」ではなく、採用側目線の「選ばれるべき人が合格する」の視点で、演習を行うこと。

4.模擬授業については、模擬授業は、実際の日常の授業とはまったく異なることを認識し、模擬授業という「オーディション」での演出を自然な形で行うことを演習すること。

5.模擬授業と実際の日常の授業の違いを明示した上で、日常の授業なら、これこれが良い授業だけれど、模擬授業なら、これこれの授業が良く見えるので、ここをこう工夫するというように、明確な指針を持って授業をする演習をすること。(もし、日常の授業と模擬授業との違いが分からないような「先輩」が、実際の日常の授業を基にした助言だけをするような場面があれば、その助言は取り入れないこと。)

以上のことに気を付けるのなら、受験者同士の勉強会は、とても意義のあるものになります。

この時期だからこそ、強調しておきたいのは、プロの指導を受けることです。

こう言うと、手前味噌で「講座を受講しろ」ということかと、いぶかられる方がいるかもしれませんが、この時期だからこそ、プロから、プロフェッショナルな指導を受けることが、極めて大切なのです。

いまこの時期に、個人面接の語りの極意や、模擬授業の演習の極意をプロから、プロの講座で学んでおくかどうかで、合否は決まります。

特に、私(河野)の講座を受講しろと言っているのではありません。

皆さんの周りに、もし、教採の個人面接や模擬授業の指導のプロフェッショナルの方がいらっしゃれば、是非、その方に教えを乞うべきです。

是非、その方にお願いして、できるだけたくさん指導してもらってください。それがあなたの合格を決定づけるはずですから。

これからの1ヶ月弱、どれだけプロの指導を受けることができるかで、2次試験の合否は決まります。周囲にプロを探してください。プロを見つけたら、臆せず、指導を頼んでみてください。

そして、もし、可能ならば、そのプロの人に1対1の指導をお願いしてみてください。

集団講座も有益ですが、「語り」は、個人単位で指導するというのが、合格の大きな秘訣の一つです。

ピアノでも、バイオリンでも、芸術的なこと、創作的なことは、個人レッスン(1対1のお稽古)が基本ですよね。

個人レッスンは、その人の持てる力を何倍にも引き出せます。

語りという創造的な営みだからこそ、個人レッスンがひときわ輝きます。

周囲にプロを見つけたら、是非、一対一の指導をお願いしてみてください。

というわけで、これから一か月弱、どうか、戦略的に準備してください。

受験者仲間での勉強会も大いに有益です。

直前講座などを受講することも合格に直結します。

プロによる個人レッスンも飛躍的な向上につながります。

これらを全てやってみてください。

3つともやれば、大きな進歩と向上があるはずです。

私(河野)は、直前講座で、皆さんをサポートすることができます。

8月11日~8月17日の7日間で、尾道市、福山市、広島市で、個人面接12時間、模擬授業12時間、そして、最終リハーサル12時間の長時間の直前講座を開講します。

2次試験を受験する方は、是非、ご受講ください。まだ、全ての講座で空きがあります。

直前講座のお申込みは、こちらから。

または、プレミアム個人レッスンも、スケジュールはかなりタイトになっていますが、若干名であれば、受講可能です。


私にできることは、できるだけサポートさせていただきますので、皆さんも、これからの1ヶ月弱、2次試験の準備に全力を尽くしてくださいね!!

心から応援しています!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

—–

コメントはまだありません

コメントを残す

旧ブログ記事
4月は「レトリカル・パフォーマンス」の特訓で、教員採用試験の面接で絶対合格を狙います!!

レトリカル・パフォーマンスという言葉をご存知でしょうか?   あまり広く使われている言葉で …

旧ブログ記事
川上貴裕ファンの方、グッドニュースです!!自己アピール添削のプチ個人レッスンを東京で開講!!

川上貴裕ファンの方、グッドニュースです!!     川上による自己アピール添削の …

旧ブログ記事
これから1ヶ月余りは、Ryoさん三昧!!Ryoさんからパフォーマンスの力を学びましょう!!

これから1か月余りは、まさに、Ryoさん三昧です!!       &n …