10人の受講生と、集団面接の特訓をしました。
3時間で特訓した内容は、たったの3つです。
(1)あなたの教育経験で得たものは何ですか?
(2)あなたは、これからどんな教育をしていきたいですか?
(3)あなたの教師としての強みは何ですか?
このたった3つの面接質問ですが、これがまさに中核中の中核質問なのです。
広島県の場合、集団面接は、講師を3年以上経験した人に課されます。
だから、この集団面接では、講師を3年以上経験して得たもの、そこから実践していきたい教育、経験から見出した自分の教師としての強みを語れることが何よりも重要なのです。
3年以上も講師経験をしていながら、そこから得たものが、3週間ほど教育実習を経験したばかりの現役大学生と同じならば、そもそも、講師3年以上経験者枠などつくる必要がありませんよね。
教員採用試験にわざわざ、講師3年以上経験者枠をつくってあるということは、3年以上の講師経験を持っている人にそれなりの何かを期待しているということですよね。
それなのに、多くの講師経験者は、現役大学生とほぼ同じようなことを言います。3年以上の講師経験で得たものが、3週間の教育実習で得たものと、何も変わらないのです。これでは、ダメですよね。
やはり、経験者には経験者なりの、強い想い、豊かな想い、優れた想いがあってほしいものです。
採用側もそれを期待しているはずです。
だから、昨日の講座では、それを徹底的に特訓しました。
デビル河野が炸裂しました(笑)!!
でも、とても充実した講座となりました。
3時間のところを20分も延長してしまいました(笑)。
昨日の講座では珍しく、受講生の語りが下手だったら、受講生の伝えたいことを聞き出して、それを基にして、瞬時に私が、感動的な言葉で語りにしてみるという試みをやってみました。
次々と受講生たちのダメダメな語りを、インパクトあるショート・スピーチに変えていきます。
皆さん、「すごい!すごい!」の連続でした。
でも、私がすごいのではないのですよ。
皆さんの想いが素敵だったのです。
皆さんの素敵な想いがあったからこそ、私は、それを言葉というカタチにできたのです。
でも、想いを言葉というカタチにする作法とセンスを身に付けることは重要です。
その作法とセンスを、少しでも、皆さんに伝授することができていれば幸せです。
昨日、講座で取り扱った次の3つの面接課題、
(1)あなたの教育経験で得たものは何ですか?
(2)あなたは、これからどんな教育をしていきたいですか?
(3)あなたの教師としての強みは何ですか?
これらに対して、私は、ほぼ人数分のインパクトあるショート・スピーチを即興でつくってみました。
さて、それらはどんなショート・スピーチだったのか、それは、昨日の参加者だけのナイショということに!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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