教員採用試験もインクルーシブの考え方と実践は重要です!!

昨年の教員採用試験で頻出だったのが、

「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」

という文部科学省の報告書です。

昨年は、全国各地の教員採用試験の筆記試験で、この報告書から多くの問題が出題されました。

今年も引き続き、各地の教採で頻出が予想される文章です。

必ず、熟読しておいてくださいね。↓

「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」

さて、広島教採塾の集団講座もインクルーシブな教育をしっかりと実践しています。

インクルーシブな教育とは、

「障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が『general education system』(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと」

ですよね。

もちろん、広島教採塾も、障害がある方の受講を歓迎しています。

昨日の日曜日の広島教採塾の総合対策講座の午前コースは、聴覚が不自由な方が、手話通訳者2人を伴って、受講されました。

私がレクチャーをしているときも、常時、手話通訳が手話で通訳し、グループワークの演習をするときも、手話通訳を伴って、ごく自然に演習をされていました。

インクルーシブな教育の概念の基本は、障害のある者とない者が、普通に自然にともに学ぶことですから、昨日の広島教採塾の講座は、まさにそれを実現していました。

昨日は、グループワークの演習を中心にした講座でしたが、聴覚が不自由な受講生が、手話通訳を伴って、ごく自然にグループワークに取り組んでいました。誰一人、特別扱いすることなく、普通に集団活動をしていました。手話通訳者が目に入らなければ、通常のグループワーク演習と全く変わったところはありませんでした。

笑いあり、真剣みあり、学びありの有意義な学びでした。

この自然さこそ、インクルーシブ教育の神髄です。

私(河野)は、従前より、聴覚障害者、視覚障害者、知的障害者、肢体不自由者への講演やセミナーを担当したことがあり、こういった講座展開に慣れていると言えば、慣れているのですが、やはり、自分が主催する講座で、上手くインクルーシブな教育が展開できるのは嬉しく幸せなことです。

これからは、ますますインクルーシブな教育が求められます。

教員採用試験の本番でも、隣の受験者が何らかの障害を持っているということも普通に自然にあることです。よき同僚として、よき隣人として、そして、よき受験ライバルとして、自然に、フェアにインタラクトしていければ素敵ですよね。

インクルーシブな教育をしっかりと振り返ることができた講座でした。

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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