彼は、保健体育教師志望者で、ものすごく熱心に勉強していて、彼の勉強量はものすごいものです。
加えて、広島教採塾のアシスタントを務めることで、各講座の準備段階から関わり、同じ講座にも複数回参加します。
講座の受講時間だけでも、通常の受講生の3倍以上になっています。
そんなりょうたが、自分のいまの力不足に苦悩し、不安を感じています。
自分の知識不足、応用力不足に悩んでいます。
先日、5月2日に6時間ぶっ続けで開催した保健体育志望者のための筆記試験対策講座に受講生として参加し、5月6日に12時間ぶっ続けで開催した模擬授業マラソンにもアシスタント兼受講生として参加して、その苦悩をさらに強めたようです。
彼自身の勉強量だけでも通常の受験者の倍以上はしているでしょう。
それに加えて、広島教採塾のアシスタントとして、通常の受講生の3倍以上の学習をしています。
恐らく、彼は、一般受験者の4~5倍の勉強をこなしているはずです。
でも、彼は、自分の実力がまったくダメだと悟り、悩んでいます。
これこそ、教採合格へのプロセスです。
というより、すべての学びに当然に存在する過程です。
学べば学ぶほど、自分が無知であることを自覚する。
知れば知るほど、自分が勉強不足であることを自覚する。
まさに、学びのプロセスです。
りょうたは、たくさん学び、たくさん知ったので、自分の無知と勉強不足に気付いたようです。
学べば、もっと学ぶべきことが見えてきます。
知れば、もっと知るべきことが分かってきます。
時には、その果てしなさに呆然とすることがあります。
でも、めげることなく、恐れることなく、学び続け、知り続け、考え続けることです。
それが学問であり、学習です。
りょうたが自分の苦悩について、私に話してくれたとき、実は、私は心の中で思っていました。
それでいいんだよ!! と。
りょうたは確実に合格へのプロセスを前進しています。
もっともっと悩み、もっともっと苦悩しながら、彼は合格を勝ち取ることでしょう。
学んで知る無知の自覚、知ってわかる不勉強の悟り、これが、学問と学習を進歩させます。
頑張れ、りょうた!!
あなたの行く先には、合格が輝いているはずです!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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