何度も何度もご紹介していますが、これを知ることが教員採用試験の面接で合格する秘訣です!!

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この数年間、毎年のように、ツイッター、フェイスブック、そして、このブログ上で、

「受験者と面接官のマインドの違い」

についてご紹介してきました。

今年も、願書提出時期になり、再び、この「受験者と面接官のマインドの違い」を、ご紹介しておきたいと思います。

このマインドの違いを理解しておくことが、教採での面接戦略、そして、自己アピール戦略の土台だからです。

違いその1.

受験者: 自分が頑張ればなんとか合格するだろう。 

面接官: 多くの受験者の中から優秀な人材だけを採用したい。

違いその2. 

受験者: 私は教師になりたい。 

面接官: あなたは教師に向いていますか?

違いその3. 

受験者: 私は子どもが大好き。 

面接官: 子どもはあなたを尊敬するでしょうか?

違いその4.
 
受験者: 子どもに寄り添うような教師になりたい。 

面接官: 具体的にどのような取り組みや指導を念頭に置いていますか?

違いその5.
 
受験者: 「ありがとう」や「笑顔」を大切にしたい。
 
面接官: その言葉は毎年何百人から聞くなあ。

違いその6.
 
受験者: 話下手だけど教育への想いは強い。
 
面接官: コミュニケーション能力がなければそもそも子どもと向き合えないし、授業も生徒指導もできない。

違いその7.
 
受験者: 話は下手でも自分にはコミュニケーション能力があるはずだ。
 
面接官: 話し方だけがコミュニケーション能力の全てではないが、話し方が魅力的なのは教師の基本。これなしでは子どもはついてこない。

違いその8.
 
受験者: 家庭教師や個別指導塾のアルバイトで身に付けたことを教師になってから活かしたい。
 
面接官: 家庭教師や個別指導塾と学校教育は大きく違う。家庭教師感覚で学校教育をやってもらっては困る。家庭教師と学校教育の相違点を分かっていないのであれば教師に向かない。

違いその9.
 
受験者: こんなに想いが強いのだから、もう何年も講師をしているのだから、採用してくれるかもしれない。 

面接官: 採用システムだから少しでも優秀な人の方を採りたい。今年の教採で一番優れている人から順番に採りたい。

違いその10.

受験者: 子どもの教育は能力や適性が全てではないから、教採も能力や適性だけでなく、私の個性や想いで採用してもらえるはずだ。

面接官: 教員採用はあくまでも社会人の就職選考。まずは適性と能力、そして、教師にふさわしい人間性。単なる個性に給料を払って採用できない。

違いその11.

受験者: こんなに頑張った、頑張っているのだから採用されたい。
 
面接官: 能力、適性、人間性の豊かさの高い人から採用したい。

違いその12.
 
受験者: 自分は学生だから授業力などはまだないが、それは意欲と情熱でカバーする。
 
面接官: 意欲と情熱を具体的に、そして、人間味あふれる話し方で伝えてほしい。意欲と情熱があるというだけでなく、意欲と情熱をなんらかのカタチとして話してほしい。言葉ではなく人を雇うのだから 

もう何度も読んでくださっている方もいらっしゃるはずですが、それでも、もう一度お読みいただいて、教員採用試験の面接への出発点としていただきたいと思います。

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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