教員採用試験での「戦略系」の願書プロデュースとは??

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今日は、昨日のブログで、ご紹介した、教員採用試験での願書戦略の2つのうちの一つ目の、

「戦略系」の願書プロデュース

について、お話していきますね。

「戦略系」の願書プロデュースとは、具体的には、

1.自分の面接戦略と一貫性があり、面接の語りの土台となっているような願書(自己アピール・志望動機)。

2.自分の強みをアピールし、「採用したい」人材として表現されているような願書(自己アピール・志望動機)。

3.自分の弱みを戦略的に強みにし、攻守逆転の基盤となっている願書(自己アピール・志望動機)。

と呼べるような願書(自己アピール・志望動機)を、戦略的に立案して、仕上げていくことです。

まず、1つめの「自分の面接戦略と一貫性があり、面接の語りの土台となっているような願書(自己アピール・志望動機)」とは、自分づくりに一貫性がなければいけないということです。

志望県によっては、願書やそれに添える書類に、様々なことを書く欄があります。

自己アピール、志望動機、ボランティア、アルバイト、大学での勉強(研究)、熱中したこと、これから実践したいこと、などなど、様々な項目について書くことがあります。

願書を書くのが下手な人は、それぞれの問について、それぞれバラバラに回答を記述していきます。趣味を聞かれれば事実としての趣味を書き、ボランティアについて聞かれれば事実としてのボランティア経験を、ただ事実して書きます。

確かに、事実を正直に書くことは大切ですが、その時に、自分をトータルでどのように見せるのか、アピールするのかという戦略が必要です。

例えば、ある人が、

自己アピールで、「自分は慎重で、冷静な人間だ」ということを強調しているのに、

趣味が、スカイダイビングで(笑)、

アルバイトが、お客の呼び込みで(笑)、

ボランティアが、子どもたちに太鼓を教えていて、

大学では、茶道部に入っている。

では、どうでしょうか?

確かに、いろいろレパートリーがあって、面白そうな人物ではありますが、この人を一言で表す言葉が見つかりませんよね。(確かに、「性格にいろいろレパートリーがある」という表現で表すことはできそうですが。。。」)

事実をごまかしたりはできませんが、まずは、自分をどのような人間としてアピールするのか、売るのかを決めないと、様々な願書の質問には答えられません。

例えば、「冒険心がある」で自分を売りたいのならば、趣味やアルバイトやボランティアや部活動なども、何らかの形で「冒険心がある」に通じるような終始一貫があると素敵ですよね。

もちろん、無理やりこじつけてはいけませんし、事実を曲げる必要もありません。

でも、あなたは「XXXな人」というイメージをしっかりと創っておいた方が、効果的ではあります。

ただ、どのようなイメージをどう作るかは、それこそ戦略的に立案する必要があります。

安易なイメージ作りは、必ず失敗します。

2つ目の「自分の強みをアピールし、「採用したい」人材として表現されているような願書(自己アピール・志望動機)」ををつくることは、極めて重要です。

自分の強みこそ、願書戦略、そして、面接戦略の根本です。

自分の強みを発見し、それを構造化し、言葉にする、ストーリーにする、自分像にまで高めるということを戦略的に行う必要があります。

これができれば、願書も、自己アピールも、面接も、極めて高得点を取ることができます。

強みとは何か?

自分の強みとは何か?

それをどう言葉にするか?

これらは、数時間以上、時には数日以上、議論し、書き直し、推敲し、磨き上げていく必要があります。

この議論と推敲が、教採合格を決めるといっても過言ではありません。

3つ目の「自分の弱みを戦略的に強みにし、攻守逆転の基盤となっている願書(自己アピール・志望動機)。」を書くということは、一見すると不利なバックグラウンドを持っている人が、教採合格を勝ち取るための秘策中の秘策です。

これを上手くやならなければ、不利なバックグラウンドがそのまま不利になったままで、不合格になってしまいます。

不利を一気に有利に持っていくには、戦略的思考が必要です。

不利な点を隠したり、言い訳で覆いかぶせても、合格には繋がりません。

信用を失い、不利なまま敗退するだけです。

不利を有利に転換するには、コペルニクス的転換、「コロンブスの卵」的な発想が必要です。

でも、これに成功すると、不利に思えたバックグラウンドが、最高の強みとなり、楽々と合格を勝ち取ることができます。

ここで重要なのは、願書の「戦略系」プロデュースに必要なのは、信頼できるコンサルタント的な指導者だということです。

そういった指導者に話し相手になってもらい、戦略を築き上げることが肝要です。

一人で悩んでいてダメです。

自分と同じ境遇の友人では恐らくコペルニクス的転換も、「コロンブスの卵」的な発想も出てきません。

教採合格を確実なものにしたいのなら、願書作成の段階から、知的でクリエイティブで懇切丁寧に、受験戦略、願書戦略の立案を手伝ってくれる指導者を見つけることです。

そして、その指導者と何時間も何日もかけて、徹底的に戦略を立案すれば、教採合格を確実にできます。

いまこそ、皆さんの人脈をフルに使って、そうしたコンサルタント的な指導者を話し相手にしてみてくださいね!!

合格に直結する願書を書き上げてくださいね!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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