私がいつもお世話になっている某高級ホテルグループは、上得意さまのためのセクレタリーを置いているのですが、この人の日本語がとてもイケているのです(微笑)。
さすが外資系というか、バイリンガルの影響なのか、日本語がそのまま英語なのです。
金曜日に電話で話して、「よい週末をお過ごしください」くらいなら、既に日本語でも、こなれた表現と言えるかもしれませんが、月曜日に電話で話して、
「今週もよい1週間でありますように。」
と言われると、英語の匂いを感じてしまうのですよね。
さらに、私が、「こんな良いことがあったのですよ。」とちょっとした雑談をすると、
「素敵なお話を共有してくださいまして、ありがとうございます。」
と返してくるんですよ。
これなんか、もう、ほとんど英語の、”Thank you for sharing your wonderful story.”、そのままですよね。
そして、電話を終わるときは、先程の話を念頭に置きながら、
「河野様が、また近いうちに素敵なお話を共有してくださることを楽しみにしております。」
とおっしゃるんですよね。
これは、まさに、英語の”I am looking forward to ・・・・・”、そのままなんですよね。
そして、極めつけは、
「河野様のご宿泊が素敵なものになりますように。」
で電話は終わりました。
さすがは、バイリンガルな外資系のセクレタリーさんです。
日本語の敬語の使い方は完璧、そして、対応の手際の良さや、メールの文章の美しさも抜群です。
セクレタリーの鏡と言うべき、有能かつ魅力的な方です。
加えて、上記のような、ものすごく英語の香りがする日本語をお話しになるのが、とてもチャーミングなんですよね。
気品あるバイリンガルのプロフェッショナルに魅了される河野君なのでした(笑)。
(写真はイメージです。)
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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