グレアム・ムーア氏は、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の脚本家であり、この映画の製作総指揮も務めた36歳の新進気鋭の脚本家です。
脚色賞を手渡された後の数十秒という短い受賞スピーチで、彼は、次のように語りました。
「16歳だったとき、私は自殺を図りました。私は、自分は変わり者だ、自分は他人と違う、自分には居場所がないと感じていたからです。でも、いま、私はこうしてこの舞台に立っています。だから、この機会を、自分は変わり者だ、自分は他人と違う、自分には居場所がないと感じている子供に捧げたいと思います。あなたには居場所はあるんです。あなたには居場所があることを誓って言えます。居場所はあるんです。変わり者のままでいてください。他人と違ったままでいてください。そして、いつか、あなたがこの舞台に立つことになったときには、どうか、同じメッセージを次の世代の子供に伝えてください。」
When I was 16 years old, I tried to kill myself because I felt weird and I felt different and I felt like I did not belong. And now I’m standing here and, so, I would like for this moment to be for that kid out there who feels like she’s weird or she’s different or she doesn’t fit in anywhere. Yes, you do. I promise you do. You do. Stay weird. Stay different. And then when it’s your turn and you are standing on this stage, please pass the same message to the next person who comes along.
動画でもご覧ください。
このスピーチについて、ブログの記事を書こうと思い、書き始めました。
でも、涙があふれてきて、書けません。
おそらく、私が余計なことを書くよりも、このスピーチ自体をご紹介するだけで充分でしょう。
私も、グレアム・ムーア氏のこのメッセージを次の世代に伝えたいと思います。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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