昨日は、アシスタントのそうたが寝坊をして、広島校に来ることができませんでした。
粗相といえば粗相だったのですが、そうたがいない講座は、結構、大変でした。
いつもは、そうたがアシスタントとして、講座での配布資料や教材などを、受講生の机に配ってくれます。
昨日は、そうたがいなかったので、すべて、私が自分で配りました。
資料の種類や枚数が多いと、この配布もなかなか大変なのです。
受講生の一人から、「先週の資料の余りがありますか?」と聞かれても、そうたがいると、すぐに取り出してくれるけれど、自分だとちょっと探さなければいけない。やはり、アシスタントを信じて、頼りにしていたんだなと実感しました。
「縁の下の力持ち」という表現がありますが、アシスタントとしてのそうたは、あまり目に見えないところで、しっかりと講座を支えてくれたのですね。そうたが欠勤したからこそ、昨日は、それがはっきりと感じられました。
広島教採塾の講座も私一人では開講できません。多くの人に支えられて開講できています。
受講生さんたちが熱心に参加してくださるというのも、講座の存立の第1条件です。
講座の会場を貸してくださっている、広島オフィスセンターさんや福山プラザホテルさんにもとてもお世話になっています。
教採の印刷をするコピー機やプリンターも24時間体制のサポートをしていただいています。
教員採用試験の参考書や問題集を出版している出版社さんにもいろいろと便宜を図っていただいています。
こんなにも多くの方々のご協力があるからこそ、広島教採塾の講座は、受講生に実りある形で開講できています。
本当に心から感謝しています。
そうたの欠勤が、私に、見えないところでも多くの人に支えられているということを改めて思い出せてくれました。
多くの人に支えられているということを再発見し、私は幸せな気持ちになりました。私の周りには、そして、広島教採塾の周囲には、多くの方々がいて、支えてくださっていると実感し、幸せを感じました。
この幸福感は、そうたの欠勤がもたらしてくれたものとも言えます。
そう言えば、そうたは、志望動機や自己アピールで、「周りにいる人を幸せにできる」のが自分の強みだと言っていました。
まさにその通りですね。昨日、そうたは粗相をしましたが(微笑)、結局、そうたは,私を幸せにしてくれました。
言葉通りの大した人物ですね、そうたは。
中島みゆきさんの名曲に「糸」という歌があります。
その歌詞に、「縦の糸はあなた、横の糸は私」というフレーズがあります。
人生でも、仕事でも、多くの人の支えが糸のように織りなされて、成果や成功につながっていくのだと思います。自分は人に支えられ、そして、自分も人を支える、そんな関係があらゆるところにあるのですよね。
この「糸」という曲は、次のフレーズで終わります。
縦の糸はあなた、横の糸は私
遭うべき糸に、出遭えることを
人は仕合わせと呼びます
多くの人に出遭えて、私は幸せです。
出遭えて幸せと人に感じさせるような人が、教員採用試験でも合格を決めるのでしょうね。
出遭えて幸せと人に感じさせるような人が、素敵な教師になるのでしょうね。
そうたと出遭える子供たちは、幸せですね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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