願書(ES)に自己アピールや志望動機を書く欄があり、しかも、その欄が相当大きい場合、例えば、A4で1ページ全てとか、A4の3分の2以上とか半分以上のような場合です。
このような場合に、ただ文字をベタ書きで書く人は、はっきり言ってバカです。何のセンスも魅力もない凡人です。
例えば、A4で1ページサイズの自己アピール欄があるとしましょう。A4一枚のスペースに文字だけダラダラと書くのですか?そんな文章が読みやすいと思いますか?こんなセンスの人はまず合格しません。というか、面接で会いたくもありません。1次試験敗退の予備軍です。
自己アピールのスペースが大きい場合は、段落に分け、見出しを立てるなどのレイアウトの工夫が必要です。全体を2つか3つの段落に分け、それぞれにコンパクトでインパクトを取れる見出しを付けるのです。本文と見出しのペンの太さも変えます。インクは同じで太さの違うペンを使うのです。
この見出し付きのレイアウトは、そのスペースに罫線があってもなくても行うと効果的です。罫線があるからと言ってA4で1ページ近くのスペースにダラダラと文字だけを連ねたのでは、とても読みにくく、魅力を効果的に伝えることができません。
見出しとレイアウトの工夫は極めて重要です。特に、罫線もなく完全に白紙の場合は、レイアウトで全てが決まるといっても過言ではないでしょう。
上手いレイアウトにして上手く字を書くにはボールペン選びも重要です。特に何万円もするペンにする必要はありません。願書で合格を狙うのならゼブラが出しているサラサというボールペンに限ります。私の受講生はほぼ全員がサラサを使います。こんなに願書が書きやすく、字が下手な人でも上手く見えるペンはありません。
サラサ以外のペンで願書を書くのは自殺行為とすら感じるほどです。サラサについては、ゼブラの公式ページでご覧ください。サラサの0.5と0.7と1.0は必須です。是非とも3本セットで購入してください。
使い方は、基本の文字は0.5か0.7で書きます。用紙の質やスペースの大きさで0.5と0.7を使い分けます。1.0は見出しのような太い字を書くときにとても効果的です。0.4は細すぎて弱々しい字になるのでお奨めできません。0.5と0.7を効果的に使い分けて、見出しを1.0がベストです。
このサラサ、一本100円前後なので、0.5と0.7と1.0を必ず揃えることが肝要です。疑う人は、まず、サラサの0.7で試し書きしてみてください。驚くほどの滑らかさと、字を書いたとき、たとえ字が下手な人でもちょっと上手く見える不思議なペンです。
何よりも書き味が滑らかで、大量に文章を書いても指がそんなに疲れません。そして、何より重要なことがあります。それは、コピーした時に美しくコピーされるのです。面接官の前に置かれる自己アピール書はオリジナルではありません。面接官の人数分、オリジナルをコピーしたものです。
コピーした時に、オリジナルよりも美しくなるのがサラサの凄いところです。つまり、面接官の前に実際に置かれるコピーであなたの字を美しく見せてくれるのです。サラサ以外のペンで願書を書く人は、それだけで損だと言ってもいいでしょう。
昨年の無料添削では、まずはメールにベタ打ちで添削を何回か繰り返して、最終的に合格水準のお墨付きをもらったら、願書用紙のコピーにサラサで実際に書いて写メでの添削も実施しました。ここまでやった人はほとんど教採にも合格したようです(微笑)。願書は内容とともに見た目が重要です。
願書はスペースが大きい場合は、レイアウトを工夫することが重要です。そして、サラサを使って書くことが願書の見た目を美しくすることの秘訣となります。
レイアウトの工夫のカギは、言いたいことを2つか3つの段落で書くこと。それぞれの段落にインパクトある見出しを付けることです。見出しは四角で囲み、太字で書くことで目立たせます。これをするかしないかで、印象が全く違います。願書やESで勝利する秘訣中の秘訣です。
教採で不合格になる人は、願書も平凡です。ただ、文章を書き連ねているだけの平凡で退屈な見た目です。
こういう退屈な願書を見ると、この人には教師になってほしくないなと思います。
そして、こういう人は、不合格になります。
願書の工夫だけで、面接官に好感を持ってもらえます。
私の受講生の多くは、面接時に面接官から、「すてきな自己アピールですね。」とか「願書が素敵ですね。」と言ってもらえます。
合格と不合格、こういうところでも明暗が分かれます。
どうしても合格したい人は、願書のレイアウトを工夫しましょうね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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