しなければならないことは、自分の想いの核を固めて、ぶれない志、理想、情熱を言葉にしておくことです。そして、限られた数のキークエスチョン(重要な面接質問)に対して、完璧な想いと語りを準備しておけば、効率的に合格を勝ち取ることができます。
その上で、何百問の質問を概観したり、ちょっとトライしてみるというのであれば、自信も付き、良い演習にもなるでしょう。
さて、面接には、教育論的な質問と、人物論的な質問があります。
教育論的な質問とは、教育時事や、教育観、指導観に関する質問です。
人物論的な質問とは、受験者の人間的魅力、経歴、資質などに関する質問です。
この教育論的な質問と人物論的な質問の両方に効果的に答えるのが、面接で合格点を取る秘訣です。
そして、今日は、教育論的な質問と人物論的な質問に関して、準備するための絶好の準備の仕方をご紹介しましょう!!
教育論的な質問と人物論的な質問のそれぞれで10問ずつの「これだけは押さえておきたい!」という質問を厳選しました。広島教採塾では、最終的には、面接課題を何百問も演習しますが、やはり重要なのは、教育論10問、人物論10問のキークエスチョンです。この合計20問をご紹介しましょう!!
教育論的な質問のキークエスチョン 10問
1. 体罰についてどう考えますか?
2. いじめをなくすためにどのような取り組みをしていきますか?
3. あなたの校種・教科で子どもたちに何を一番伝えたいですか?
4. キャリア教育に関して、あなたが実践したいことはありますか?
5. 日本の伝統と文化を学ぶ上で、あなたはどのような取り組みをしていきたいですか?
6. 子どもにコミュニケーション能力を付けるために、あなたはどのような実践をしていきたいですか?
7. 子どもの学習意欲を向上させるためにあなたはどのような取り組みをしていきたいですか?
8. 教育の情報化を進めていくために、あなたはどのような取り組みをしていきたいですか?
9. 道徳教育を充実させていくために、あなたはどのような取り組みをしていきたいですか?
10. 望ましい集団づくりをしていくために、あなたはどのような取り組みをしていきますか?
以上の10問は、面接課題としてだけではなく、論作文課題、集団討論の課題としても頻出のものです。この10問は絶対に押さえておきましょう!!
では、次に人物論の質問10題です。
人物論的な質問のキークエスチョン 10問
1. 自己アピールを1分程度でしてください。
2. あなたは教員になって何をやりたい(実践したい)ですか?(つまりは、志望動機)
3. あなたが授業をするにあたって特に心がけていることは何ですか?
4. これまでの人生経験から“これだけは児童生徒に伝えたい”ことはありますか?
5. 教員としての資質を高めるため、あなたはどんな努力をしていますか?
6. あなたは友人からどのように思われていると思いますか?
7. あなたがめざす理想の教師像についてお聞かせください。
8. 自分自身の体調を整えるために(健康のために)、日頃から心がけていることは何ですか?
9. あなたの挫折経験は何ですか?
10. あなたが人と関わる上で、一番大切だと思うことは何ですか?
以上、10問です。質問の言葉のバリエーションはいろいろありますが、以上の10問は人物論のキークエスチョンです。願書などにもいくつかは記入しているのではないでしょうか。
いまあげた合計20問をしっかり準備して、合格を勝ち取ってくださいね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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