想いのセンス、言葉のセンス、英語のセンス!!

今日は、英語教師志望者のための「英語特訓講座」を6時間ぶっ続けで開講しました。

この講座には、英語教師を目指す大学生、現在、英語の講師(臨採)をしている人、そして、なんと、英語の正教諭を数年間している既に教採に合格している人も集っています。

英語で教採に合格することに主眼を置きながらも、やはり、英語力を向上させ、英語のセンスを磨くというこの講座の目的により、多様な方々にご受講いただきました。

この講座は、「英語力とは何か?」という問いから始まりました。

ディスカッションの結果、

「英語力とは、英語を使って、何かができる能力。」

ということに落ち着きました。

英語を学ぶために英語を学ぶでは、つまらない。

英語を使って何かをするために、英語は学ばれるべきでしょう。

英語は言語、コミュニケーションンの手段です。

コミュニケーションは、コミュニケーションを目的にしてはいません。

コミュニケーションを通じて、成し遂げたい何かがあるはずです。

英語を使って何をしたいのか?

学問を究める。

世界中を旅行する。

外国人と交流する。

国際機関に就職する。

映画や音楽を楽しむ。

何でも構いませんが、英語を使ってしたいことがなければ、英語を学ぶ意味もないでしょう。

こんな話をしながら、講座は進んでいきました。

まずは、スティーブ・ジョブズのスピーチについて、語り合いました。

そして、かなりハードでディープな、英文要約に挑戦しました。

息抜きコーナーでは、Apple社の1997年のCMを英語と日本語で聞き、外国語である英語で聞くのと、母語である日本語で聞くのとでは、感動にどのくらいの差があるかを実感してもらいました。

やはり、母語で聞くと感動は大きいのです。

この感動の差を縮めることができれば、英語力は飛躍的に向上します。

また、1分間スピーチ、2分間スピーチなどにも挑戦してもらいました。

スピーチライティングの基礎も少しだけトレーニングしました。

こんなことをしながら、あっという間に、6時間が経ちました。

有意義で、豊かな6時間でした。

さて、このブログの読者の皆さんに、チャレンジです!!

下の二つのCMを母語である日本語と、外国語である英語で、それぞれ聞いて、同じように感動できるでしょうか?

同じように感動できれば、あなたの英語力は相当なものです!!

英語版:

日本語版:

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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