教職教養で高得点(満点)を取る勉強法とは??

教員採用試験の教職教養は、学習範囲がかなり広いですよね。

一般には、教育原理、教育時事、教育法規、教育心理、教育史などの領域を含みます。

教育原理、教育時事には、学習指導要領、重要答申、教育政策なども含みますので、勉強する範囲は膨大です。

また、最近では、教採の1次試験で、一般教養を廃止して、教職教養のみにする傾向も徐々に進んでいますので、教職教養の重要性はますます高まっています。

さらに、都道府県(政令市)によっては、教育心理や教師史の出題がない場合があり、そういう自治体の試験では、教育原理、教育時事、教育法規の学習をより深めておく必要があります。

教職教養の筆記試験は、大きく分けて、マークシート式と記述式(論述式)があります。

概ね、大都市圏ではマークシート式が多く、広島県などでは典型的な論述式の試験が課されます。

1次試験に自信をもって合格するためには、教職教養で満点近くをとる必要があります。

もちろん、教職教養で満点を取らなくても、1次試験に合格することはできますが、「自信をもって」合格するためには、教職教養で満点近くをとることが肝要です。

日本全国の教採の中で、最も難関と言われる広島県の教職教養の筆記試験なら、なおさら、満点近くを取れば、1次試験の合格可能性は高まります。

広島教採塾の総合対策講座の受講生の多くは、広島県の教職教養で80%以上の得点を取ります。90%以上の得点を取る人もたくさんいます。

広島県に限らず、どの都道府県でも、教職教養の得点が低いと1次試験の合格を勝ち取ることが困難になります。

一般的には、教職教養よりは、専門教養の方が配点は高いのですが、いくら専門教養で高得点をとっても、教職教養で低得点を取ってしまうと、不合格になってしまいます。

教職教養は、以下のような分野が含まれることもあり、教師になるために必要な知識と教養だと言えます。

学習指導要領
道徳教育
特別活動
総合的な学習の時間
特別支援教育
情報教育
体罰
いじめ
キャリア教育
食育
生徒指導
学校安全
教育基本法
学校教育法
地方公務員法
日本国憲法
重要答申
 などなど。

上記のような知識は、教員として必要不可欠ですよね。

さて、では、教職教養で高得点(満点)を取る勉強法とは、どのようなものなのでしょうか?

まず、この勉強法ではダメだ!という「ダメダメ勉強法」を指摘しておきますね。

1. 小手先の暗記式の勉強だけでは、そのうち息切れし、高得点にはつながらない。

2.「あれを捨てる」、「これも捨てる」という切り捨て方式では、高得点は取れない。

3.分野ごとの細切れの勉強で、教育論全体での相互関係や位置づけを理解しなければ、高得点は取れない。

従って、次のような学習法を取る必要があります。

1.単なる暗記ではなく、理解し、引用し、応用できるような形で学習する。この学習方式なら、マークシート式でも、記述式(論述式)でも、また、面接や小論文(論作文)でも、高得点を取ることが可能です。

2.教職教養は、様々な分野が有機的に繋がりあっているので、全体を見渡して有機的に関連を持たせて学習する。たとえば、道徳教育は勉強するけれども、生徒指導は捨てるといったことは、理念的に不可能ですよね。教育や指導は、「あれはするが、これはしない。」といった考え方はできません。関連を考えながら、学習していくことが重要です。

3.教育原理と教育法規、教育心理を別々のものとして学習せず、相互に関連させて学習する。上記の2にも関連しますが、教職教養は様々な領域が密接に関連して成り立っています。例えば、学習指導要領は教育基本法の理念を具現化したものですし、生徒指導の方法は教育心理の知見を多く活用しています。

上記のような適切な学習法は、マークシート式の試験でも、論述式の試験でも、高い効果があります。マーク式の試験では、どの選択肢が正しくて、どの選択肢が誤っているかを瞬時に見分けることができます。また、論述式の試験では、単なる暗記では、正解になる答案は書けません。さんざん暗記勉強をしたつもりでも、論述試験で得点が取れないのは、上記のような学習法を正しく行っていないからです。

広島教採塾の総合対策講座では、このあたりのことを徹底的に意識した上で、学習を進めています。

総合対策講座の「総合」とは、単に1次試験と2次試験の両方の対策があるということではなく、この総合対策講座を受講しておけば、教職教養の筆記試験でも高得点が取れ、また、小論文でも、面接でも、高得点を取ることができるということです。

これまで何回も教採に不合格だった人が、総合対策講座を受講して、教採合格を勝ち取った人も多くいます。その意味では、広島教採塾の総合対策講座は、教採合格のバックボーンということができます。

教職教養の勉強法のもうひとつの秘訣は、優れた教材を活用することです。

ここで言う教材とは、市販の書籍(参考書・問題集)、および、オリジナル教採の2種類を指します。

教員採用試験対策の書籍(参考書・問題集)は、たくさん市販されています。その中から、最適な書籍をいくつか選び、最適な活用法をしていくことが合格への近道です。この選択と活用法を間違えると、時間とお金の無駄になってしまいます。

また、教採対策の講座を受講するのであれば、その講座のオリジナルの教材(資料やプリントなど)が合格に直結するものであることが重要です。

広島教採塾では、市販の書籍の選び方、活用の仕方を徹底的にアドバイスします。また、広島教採塾では、効果的かつコンパクトなオリジナル・プリント資料を毎回、配布しています。

広島県の教採の教職教養では、広島教採塾の講座で使用した教材からの出題が、試験問題全体の7割から8割以上になっています。つまり、ほぼ毎年、広島県の教採の教職教養の本番の試験の問題の7割から8割以上は、講座内で学習した問題なのです。

このくらいの教材活用法を極めていれば、教職教養で高得点(満点)を取ることは夢ではありません。

教職教養を征服して、教採合格を確実にしていくことは、教採の準備の基本中の基本です。

皆さんも、教職教養を征服して、来年の夏、教採合格を勝ち取りましょう!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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