それは、「予想問題と出逢う」ということですね。
「予想問題と出逢う」ということは、次のことを意味します。
1. 広い出題範囲の中から、今年の教採に出そうな分野・部分を特定する。
2. その分野・部分がどのような問題として出るかを予想する
3. 自分は解けて、他のライバル受験者が解けないであろう問題を予想する。
以上、3つのことは、教採に合格するためには、必須中の必須です。
予想問題は、自分で作ってみるというのでも、信用できる指導者に作ってもらったものに挑戦するというのでも、どちらでも高い効果があります。
1の「広い出題範囲の中から、今年の教採に出そうな分野・部分を特定する」というのは、例えば、教職教養であれば、教育原理、教育法規、教育時事などなどといった領域から、今年は、どんな分野・部分が出題されそうかということを、最近のトレンドや、最近の教育時事の流れの中からピンポイントに予想するということです。この作業の中で、教職教養全体のイメージと、最重要なポイントや、今年の傾向が見えてきます。
これは、適切に考え、ある程度、慣れてくると、ほぼピンポイントに予想できます。
例えば、今年の多くの都道府県(政令市)で、出題される分野・部分は、9つに絞れるかもしれません。
いじめ、体罰、安全教育、食育、特別支援教育、キャリア教育、体験活動の重視、言語活動の重視、生徒指導提要の9つです。これに教育基本法や学校教育法、地方公務員法、教育公務員特例法などの主要教育法規を加えれば、出題の3分の2以上はカバーできると思われます。
そして、それぞれの分野・部分で、2の「その分野・部分がどのような問題として出るかを予想する」ことが必要です。
例えば、いじめであれば、今年の夏の教採では、いじめ防止対策推進法からの出題が圧倒的に多いでしょう。体罰なら、平成25年3月13日に文部科学省が出した通知が最も重要でしょう。
このように、各分野の重要なポイントを押さえて、どのような問題になって出題されるかを予想していきます。
そうしていく中で、上記の3で述べたこと、つまり、予想問題に出逢って取り組んだ自分はできるけれども、ライバル受験者は解けないであろう問題を見つけていきます。そういった問題をしっかりと押させておけば、ライバルに差を付けて合格することができます。
広島教採塾では、1次試験の直前に予想問題を作ります。今年は、予想問題50問を作って、受講生限定で配布します。
昨年もほぼ同様のことを行い、予想問題から、4問が広島県の教採の本番で出題されました。
広島県の教採の教職教養の大問の数は7問~8問ですから、4問が的中したということは、半分以上が直前にやった問題ということになりました。
おかげで、昨年は、広島教採塾の受講生の広島県の教職教養の筆記試験の平均点は90点前後ありました。予想問題の大勝利でした。
今年は、50問の予想問題を作り、その中から再び4問以上の本番での出題的中を目指しています。
試験の直前にやった問題が、本番の試験の問題数の半分以上になれば、確実に合格できます。
今年もそれを実現させます。
来週の講座での予想問題の配布とその演習は、広島教採塾の受講生の合格を確実なものにします!!
そのために、今、予想問題50問の選定作業、作成作業に懸命です!!
予想問題に出逢うことで、ライバルに差を付け、教採合格を確実にしましょうね!!
受講生の皆さんは、来週の講座にご期待ください!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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