採用枠がゼロでも、合格を勝ち取るぞ!!

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教採採用試験には、理不尽とも言える採用枠の設定もあります。

例えば、募集要項で、高校「地歴科」で若干名の採用と書かれているとします。

若干名ですので、もしかしたら、1名かもしれませんし、2名かも3名かもしれません。

高校「地歴」には、「日本史」、「世界史」、「地理」の専門があります。

これらをそれぞれ別の採用枠で募集してくれれば、たとえ採用枠が1名でも、トップを取れば合格するということになります。

でも、「地歴」」で若干名の採用枠が本当は1名で、今年は本当は「世界史」の専攻の人が欲しいという場合には、日本史の専攻者は、そもそも合格するチャンスはなかったとも考えられます。

一部の県では、こういった「地歴若干名」の募集で、たとえば、「世界史」専攻の人を一人だけ合格させるというところがあります。日本史や地理の専攻者が何十人と出願し、受験していてもです。

理不尽と言えば、理不尽なのですが、県の募集システムに文句を付けてもどうしようもありません。

こんな場合でも、合格する方法はあるのでしょうか?

私はあると思っています。

確かに、「地歴若干名」の募集で、本当は世界史専攻の人を採用したいという場合もあるでしょう。でも、もし、ある受験者が、日本史専攻だけれども、世界史も地理も、同じように指導できるオールマイティーならどうでしょうか?

大学等での専門はあるでしょうが、世界史、日本史、地理の指導ができるということは、可能ですし、むしろ望ましいことでしょう。

また、世界史、日本史、地理をそれぞれ別枠で募集せずに、「地歴若干名」とする自治体では、多くの場合、採用されたら、本人の専門に関わらず、3つの教科のすべてを担当することになるということもしばしばです。

ならば、大学時代の専攻に関わらず、3教科をすべて指導できるというアピールは効果的です。

実は、私の今年の受講生にこういった状況に直面している人がいます。

私がその受講生に課した課題は4つです。

1.筆記試験は、日本史も世界史も地理も、どの分野でも、満点か満点近くを取る。

2.自己アピールや面接でも、自分の専攻の強みや志望動機は情熱的に明確に語りつつ、自分の専攻以外の教科も十分に指導できることを実例を挙げて伝える。

3.そのために、日本史、世界史、地理を、徹底的に学習し、どの教科も私立文系難関大学レベルまで高める。

4.面接の語りでは、圧倒的な人間的魅力と教師の資質を示せるよう、5分話せば、相手を悩殺するレベルまで語りの力を高める。

この4つを、スカイプ講座だけで、今月(10月)から、来年の8月までの11か月で行っていきます。

宿題の量は膨大です。

宿題の質も超ハイレベルです。

来年の教採の募集枠がたとえ「高校地歴若干名」で、本当は、受講生の専攻科目以外の専攻の人を1名くらい採りたいと採用側が思っていたとしても、必ず、この受講生は合格します。

大学での「自称専攻科目」が、その人の教師としての資質を決めるわけではありません。

採用側が欲しいのは、適切かつ効果的に指導ができる人材です。

採用側が欲しいのは、人間的魅力にあふれ、教師に最適な人材です。

これから11か月で、この受講生を、日本史、世界史、地理の3教科のプロにします。

これから11か月で、この受講生の語りを史上最高のレベルまで高めます。

そして、たとえ「採用枠がゼロ」でも、教採で合格を勝ち取っていただきます。

不可能への挑戦のように見えますが、私には、勝利の確信があります。

その受講生の情熱と努力と進歩が続けば、必ず合格します。

来年の夏、また新たな伝説が生まれます!!

画像は、”IMPOSSIBLE”(不可能)をこのように分解すると、”I’M POSSIBLE”(私はできる!)になるという意味です。

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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