教員採用試験で,不合格が続く人の,圧倒的な特徴は,語りに魅力がない,そして,語る姿に魅力がないということです!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上, 不合格の理由, 合格への戦略, 教採塾の新企画, 面接力向上
【レトリカ教採学院】ブログDE教採
【レトリカ・ブログ】
教員採用試験の対策講座を,過去17年間,主催してきて,感じることがあります。
教員採用試験の受験者は,正しいことを話せば,合格するだろうと思っているということです。
正しいこと,適切なこと,無難なこと,常識的なことを語れば,合格点に達するだろうと感じているようです。
筆記試験では,正しい回答が正解となり,得点することができます。
すべて回答が正しければ,満点となるでしょう。
しかし,面接では,ある面接質問に対する「正解」というものは存在しません。
自分では,真実だ,正しい,適切だ,無難だ,常識的だと感じていても,その語りは,採用側の面接官にとっては,退屈で,つまらない語りに映っているかもしれません。
教員採用試験で,不合格が続く人の,圧倒的な特徴は,語りに魅力がない,そして,語る姿に魅力がないということです。
私は,以前より,日本の教採の受験者は,「受験奴隷」の成り下がってしまうと言ってきました。
「受験奴隷」というのは,ショッキングな言葉ですが,多くの受験者の有り様を物語っています。
「受験奴隷」とは,なんとか合格したいから,相手にひざまずき,ひれ伏す感じで,ことさらに適切なこと,ことさらに採用側のパンフレットやホームページに書いてあるような言葉や施策に触れて,なんとか,相手のご機嫌を取ろうと腐心する状態のことです。
もちろん,一般的には,採用側の気に入られることが合格(採用)の決め手ですが,「受験奴隷」に成り下がった人は,どうすれば,気に入ってもらえるかを,完全に,はき違えています。
相手(採用側)のホームページやパンフレットに書かれていることを,そのまま相手に語っても,相手が感動するわけはないのですが,そうしてしまいがちです。
学習指導要領やホームページに書いてあることを,そのまま語っても,まず,面接官の感動は取れないのですが,そうしてしまいがちです。
「子供に寄り添う」とか,「あきらめない心を持つ」とか,「笑顔あふれる学級」とか,もう既に,使い古されている美辞麗句のような言葉を多用しても,好感も共感も勝ち取れるはずがないのですが,そうしてしまいがちです。
「奴隷」は,ただひれ伏して,ご主人様のご機嫌をうかがうだけです。
ただひれ伏されても,なんの魅力も能力も感じることはありません。
ましてや,好感・共感・好印象を感じることは,絶対にありません。
でも,教員採用試験の受験者の多くは,「受験奴隷」となり,無難な回答や,ありふれた美辞麗句や,学習指導要領・答申的に正しい回答だけを,受験作文として,語り続けます。
その結果,退屈で,つまらない回答となり,面接官からの評価は,低いものになります。
インフレで,ありきたりの言葉だけで,なんとか,面接をしのごうとします。
そして,無残に失敗し,不合格を繰り返します。
ライバル受験者よりも,魅力的でなければ合格しないというスピリッツがないことがほとんどです。
自分が一生懸命語れば,なんとか合格するかもしれないと思っているのです。
ライバル受験者が自分より優れた語りをすれば,自分ではなく,ライバル受験者が合格するという考えが欠如しています。
何回も,何回も,面接演習をしても,結局は,無難な回答,ありがちな回答,ありきたりの回答,ありふれた回答,正しいだけの回答を繰り返すだけに終始します。
何度も,何度も,指摘し,助言しても,同じことを繰り返します。
いわゆる「奴隷根性」は,完治させるのは,なかなか難しいものです。
でも,「受験奴隷」から解放され,自分の魅力を,ユニークで,インパクトある言葉で語り,ライバル受験者に勝つためには,語りの特訓が必要です。
「奴隷根性」を克服し,語りの魅力を向上させ,ライバル受験者に勝てる語りを構築できるような「メンタリティ」と「レトリック」を身に付けていくことが必要です。
そこで,河野正夫は,一念発起して,特別単発講座を,12月に開講します。
1回だけの,特別単発講座です。
12月26日(土曜日)13時~19時で,
「受験奴隷」から解放されるための語り戦略の特訓
を,特別単発講座として,開講します。
受講料は,6時間の特別単発講座(特訓)で,
現受講生:11,000円
一般:22,000円
です。
6時間,河野正夫が,徹底して,「受験奴隷」から解放され,教員採用試験の面接で,合格を勝ち取ることができる「レトリック」と「メンタリティ」を指導します!
講座の詳細は,後日,発表しますね。
まずは,速報です!
では,また明日!!
河野正夫