【レトリカ教採学院】ブログDE教採

 

【レトリカ・ブログ】

 

レトリカ教採学院（教採塾）の河野正夫です。

 

やっと，毎日ベースで，ブログの更新を再開しました！（微笑）

 

さて，今日のテーマは，

 

お山の大将になってはいけません！ローカルボスで満足していては所詮は自己満足で終わりますよ！

 

です。

 

昨日は，このテーマに関して，良い勉強をしました。

 

皆さんもご存知の通り，昨日(2020年9月11日）は，レトリカ・ハウスの公式オープンの日でした。

 

オフィシャルゲスト第1号として，ご招待したのは，Mさんです。

Mさんは，ちょっとしたお金持ちの御曹司（笑）で，お金持ちだけに，良いものとそうでないものの区別がつく方です。

 

まだ，23歳という若さながら，物を観る眼を持っている素敵な人です。とはいうものの，Mさんは，お茶目で，ヤンチャで，友人としては，とても楽しい人です。

 

日本では，友人というと，年齢が近い人が多いのかもしれませんが，私は，近い年齢の人の友人は，あまりいないので（笑），いつも年の離れた友人と交流することが多いですね。

 

さて，昼過ぎ頃に，Mさんをレトリカハウスにお迎えして，ビールやワインをいただきながら，談笑していました。

 

すると，Mさんが，最近，購入された豪華なベッドのお話を始めました。

Mさんは，良いベッドを探すために，数か月をかけて，日本中あちこちのベッド会社を探し，また，近隣のベッドの展示会には，どこでも足を運んで，徹底的に，ベッドについて，調べ上げたようです。

あるベッド会社には，10回以上，電話をかけて，納得するまで，リサーチして，十分に満足できるベッドを購入されたそうです。

 

（写真は，イメージです。）

 

ベッドを1つ買うのに，数か月もかけて，調べまくって，買ったのです。

そのベッドは，マットレスだけでも，数十万円する素晴らしいものですが，値段のことよりも，それだけ，睡眠にこだわり，自分が満足するベッドを買おうとした，Mさんの行動に心から，感動しました。

 

昨日は，レトリカハウスが完成した！と，ちょっと自慢気にたくさんの画像付きのブログ記事を後悔しましたが，レトリカハウスにあるベッドは，安物ではありませんが（笑），Mさんのベッドと比べれば，月とすっぽん，本当に，大したものではありません。

レトリカハウスの完成を誇らしく宣言していた私は，ちょっと，恥ずかしい気分になりました。

 

夜になり，Tきくんと，Kせいくんも呼んで，パスタパーティーをすることになりました。

パスタパーティーをした理由は，コロナ禍の非常食として，パスタやパスタのソースを大量に買い込んでいたので，それを消費しよう！（笑）というものでした。

 

パスタのソースは，それなりの値段はするものですが，レトルトパックに入っているものです。

非常食として買ったので，美味しいソースという評判はあったのですが，レトルトパックのものにしたのです。

 

パスタを湯がき，レトルトソースも何種類か，レトルトパックでボイルしました。

 

Mさん，Tきくん，Kせいくん，そして，私で，パスタを食べ始めたのですが，いつもは，食欲があるMさんが，あまり食べません。

 

「どうしたの？」と聞いても，「いえ。別に。」と答えるだけです。

 

私とTきくん，Kせいくんは，美味しく，何種類かのパスタソースの味で，パスタを食べていたのですが，Mさんは，まったく食べていません。

 

私は，「パスタ嫌いなの？」と聞くと，Mさんは，今度は，正直に，「実は，レトルトの味がダメなんです。」と答えました。

 

なるほど！

お金持ちの御曹司は，レトルトパックのパスタソースなど食べるわけがないから，ダメなんだろうなあと気づきました。

 

Mさんは，決して，失礼な言い方ではなく，私が，無理に理由を聞いたので，やっと正直に話してくれたということです。

 

ベッドの件といい，パスタのレトルトパックのソースの件といい，やはり，本物を知っている人は，本物志向で，妥協がないんだなあと，思い知らされました。

 

レトリカハウスが，一応完成した！ということで，自慢げになっていた自分が恥ずかしくなりました。

 

こういうところに，品格とか，育ちとか，気品というものが現れるのですよね。

 

そんなことを話しながら，楽しい夕べを過ごしたのですが，そこで，ひとつ，思い至ることがありました。

 

それは，教育界も，お山の大将になって，せいぜい，ローカルボスで満足している人が多すぎるのではないだろうかということです。

 

ちょっと授業が上手くいったからといって，自分の指導方法が最高だといい気になる。

ちょっと経験を積んだからといって，ベテラン教師のような気分になる。

ツイッターやインスタで，ちょっとフォロワー数が増えたからといって，人気者のつもりになる。

ちょっとチヤホヤされたからといって，世界の王者になった気でいる。

 

そんな人が教育界には多いのではないでしょうか。

もちろん，そうでない人もいらっしゃるでしょうが，ツイッター界隈を見ると（笑），そういう人が，多いような気がします。

 

上には上がいるものです。

 

あなたが，少しくらい授業が上手でも，もっともっと，上手な人はいます。

あなたより，ベテラン教師は，いくらでもいます。

あなたよりも，人気者は，たくさんいます。

小さな集団のボスになって，いい気になっても，あなたより偉大な人は，いくらでもいます。

 

お山の大将になってはいけません！

ローカルボスで満足していては所詮は自己満足で終わりますよ！

 

このことを，痛感しました。

 

皆さんも，お山の大将で喜ぶのは，やめましょうね！

ローカルボスで満足していては，大きな世界に出ると，大恥をさらすことになります。

 

「井の中の蛙大海を知らず」とも言いますね。

 

河野正夫は，お山の大将にはなりません。ローカルボスで満足しません。

河野正夫は，常に，大海を航海し続けたいと願っています。

 

レトリカハウスは，オープン初日から，多くのことを学ばせてくれました！

レトリカハウスも，河野正夫も，謙虚に，大胆に，楽しく，楽（らく）して，これからも進化し続けます！

 

 

では，また明日！！

 

 

レトリカ教採学院（教採塾）

河野正夫