これからの時代は,喫煙者は,肩身が狭いだけでなく,採用したくない,あるいは,あまり傍にいてほしくない人だと思われる可能性が大です!

教育論

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レトリカ教採学院(教採塾)の河野正夫です。

 

今日,面白いニュースを目にしました。

引用してみますね。

 

【記事引用開始】

 

<「職場にいるのしんどく」 勤務中に喫煙170回、大阪市職員を懲戒処分>

毎日新聞 インターネットYahooニュース版 7月9日21時14分

 

大阪市は9日、勤務時間中に喫煙を繰り返したなどとして、市都市整備局の男性職員(43)を減給6月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。勤務中の外出休憩は291回、そのうち喫煙回数は170回に上るといい、男性職員は「職場にいることがしんどかった。気分転換したかった」と話しているという。

 市によると、男性職員は2018年7月~20年2月、市本庁舎近くの川沿いのベンチで休憩し、喫煙していた。頻度は増えていき、休憩は1日1、2回で1回約15分。喫煙は週5回ほどになっていたという。

 市では市長名の通達で、全市職員に勤務中の喫煙が禁じられており、反した場合は懲戒処分と決められている。また市職員基本条例では職務に専念する義務が定められている。

 今年1月に「職員が庁舎から出て喫煙している」と通報があり、2月に市都市整備局が把握して調査していた。男性職員は「もう二度としません」と反省しているという。【田畠広景】

 

【記事引用終了】

 

現在は,先進国では,喫煙は,基本的には,「悪」になっています。

日本では,まだまだ賛否両論あるようですが,世界的な潮流では,喫煙は,「悪」です。

 

タバコ1箱が500円以内で変えるのは,日本くらいのもので,他の先進国では,1箱,1,000円以上で当たり前,1箱,2,000円以上のところもあります。

 

アメリカなどでは,喫煙者の生命保険や入院保険などは,掛け金が,喫煙者よりも,はるかに高額になります。

喫煙する人は,「悪い人」という評価が,定着しているようです。

自分の健康を自分で損なうわけですから,そして,副流煙で他の人の健康をも損なうわけですから,「悪い人」の評価は,致し方ないのでしょう。

 

 

このニュースでは,2つのことが注目に値します。

 

一つ目は,大阪市は,勤務中の喫煙が禁止されているということです。

勤務中に喫煙した場合は,懲戒処分の対象となっているようです。

これは,極めて妥当なことですね。

そもそも,市庁舎の中に,人の健康を害するために,喫煙室などつくる必要もなく,吸いたくなったら,職場を一定時間放棄して,喫煙しに行くというのは,まさに,職務に専念する義務に違反する行為です。

 

二つ目は,煙草を吸うことの勤務上の問題の1つは,いわゆる正式な休憩時間以外でも,煙草を吸いたくなったら,勤務を中座して,煙草を吸いに行く,つまりは,仕事を「サボる」ということです。

昭和の時代は,こういったことも許されていたのかもしれませんが,さすがに,21世紀,令和の時代には,喫煙者だけの「サボる」特権を許すわけにもいかないでしょう。

 

学校教育の現場を見ても,最近では,校舎,及び,敷地で全面禁煙という,いわゆるキャンパス全面禁煙のところが増えてきています。

まだまだ,「喫煙室」を設けている旧態依然とした学校もあるようですが,世の中の流れは,全面禁煙であることは間違いありません。

学校教員が,たとえ授業のない時でも,煙草を吸うために,校外に出るというのは,まさに,職務に専念する義務に反する行為と言われても仕方がないでしょう。

 

喫煙するのは,趣味・嗜好の問題だと強弁する人がいますが,採用する側から見れば,喫煙者は大きなリスクです。

そもそも,自分の健康を損なっている人を採用するのは,それだけでリスクです。

また,煙草を吸うために,ちょこちょこ外出する(サボる)かもしれない人を採用するのも,大きなリスクです。

 

冷静に考えると,喫煙者は,「悪い」人というよりは,「リスクのある」人なのです。

あまり信用できない人だと見なされても,文句は言えないでしょう。

 

これからの時代は,喫煙者は,肩身が狭いだけでなく,採用したくない,あるいは,あまり傍にいてほしくない人だと思われる可能性が大です。

また,煙草を吸いたいタイミングを自分の休憩時間にするような人は,もはや,職場では信用されないでしょう。

 

多様性が尊重され,多様性が祝福される時代ですが,喫煙者が尊重され,喫煙者が祝福される時代は,終わったようです。

民間企業の中には,喫煙者は採用しないという方針を持っているところもあると聞きます。

もはや,喫煙は個人の自由ではなく,他者から忌み嫌われる行為になったということですね。

 

社会から忌み嫌われ,時に懲戒処分を受けながら生きるか,リスクのある生き方を変えるか,ここは,考え時だと思いますね。

 

 

では,また次回!!

 

 

レトリカ教採学院

河野正夫