「尊敬する人は誰ですか。」、という質問を例に挙げて,視野の広さ、知識・教養、教師としての資質などのアピールの仕方を考えましょう!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 合格への戦略, 教育論, 面接力向上
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レトリカ教採学院(教採塾)の川上です。
前回のブログで、『夢』についての考察をしました。
今回も、類似するものとして、「尊敬する人は誰ですか。」、という質問を例に挙げて、考察していきます。
こちらも、前回述べたように、視野の広さ、知識・教養、教師としての資質などを、見られています。
ただ、一番大切なのは、
「どういうこと!?詳しく!」と、どれだけ面接官が興味を抱く内容か。
「そういう人になりたいんだね!いいね!」と、共感をもてる内容か。
という部分です。
しかし、圧倒的に多くの人が、自分に関係のある分野・領域の人物、つまり、狭い範囲での人物を語ります。
例えば、
野球をやっていたら、野球の監督、選手、引退後の著名な元選手など。
特別支援教育に熱心な人なら、特別支援で著名な人。
を、挙げます。
自分と違う分野の人を語って、知性・教養をにじませたり、例えば野球好きな人が、有名なピアニスト方の話をして、ギャップを出したり、一見、「何でその人物なの?」、と思われる人の、意外な一面を語ったりする方が、圧倒的に、興味・関心・好感・好印象をもってもらえます。
自分の領域に近しい人物を、挙げれば挙げるほど、平凡で、「視野が狭いな。」、「人間的な魅力が無いな。」、と感じられてしまいます。
もっとも、「あなたにはそうかもしれないけど、我々はその人を知らないので、何の共感もできない。せいぜい、そーなんだ、くらいにしか感じない。」、と思われるのがオチです。
前回の、『夢』、今回の、『尊敬する人物』。
何・誰をどう語り、どう落としていくか。
どこで惹きつけていくか。
それを語ることで、自分の何を見てもらいたい/感じてもらいたいか。
センスが試されるところですが、このテクニックを今のうちから磨いておくと、面接において、圧倒的な好感をもって、合格を勝ち取れますよ!
ではまた!
川上貴裕