【川上貴裕】人を選ぶ面接という営みにおいても、合格を決定づける要素は、1つです!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 合格への戦略, 面接力向上
【レトリカ教採学院】ブログDE教採
【レトリカ・ブログ】
レトリカ教採学院(教採塾)の川上です!
先日、私のTwitterにて、
「やる気、使命感、情熱、冷静さなどは、物差しで測れませんよね。
それゆえ、自ら口に出して、必死にアピールする人がいますが、逆効果です。
セールスも同様で、必死にアピールされればされるほど、聴き手は疑ってかかってしまいます。
相手に魅せる、感じさせる事ができる語りを目指しましょう!」
ということを、記載しました。
添削道場で添削している、志望動機文や、自己アピール文にも、この「必死なアピール」が、実に多いのです。
必死なアピールというのは、
・過去の自慢、経歴を詳細にわたって、延々と記載する。
・「あれもこれも」と、アピールポイントが多い。
ということです。
過去の自慢や、経歴、子供とのやり取りを、詳細にわたって記載すれば、相手は納得してくれる、自分の良さをアピールできると、考える方が多いようですが、実質、読み手はさほど、興味を抱きません。
むしろ、詳細すぎると、長文・駄文になりやすく、「要点は?」と、面接官を苛立たせてしまうだけです。
また、
アピールポイントが多いのは、良いことではあるんですが、ライバル受験者に勝つためには、
・何を評価してもらうか。
・どこに注目してもらうか。
ということに、フォーカスしないといけません。
自動車を購入するにしても、
「このメーカーが好きだから。」
「この内装がかっこいいから。」
「値段が安いから。」
「燃費が良いから。」
など、決定的な要素が、挙がるはずです。
例えば、ハイブリッド車でも、
「ハイグレードや、3ナンバーの車種は、値段が高いから買えない・・・でも、ハイブリッド車はほしい。だったら、低いグレード、コンパクトカーの、安い方にしよう。」
と、いうように、ハイブリッド車の中から選ぶ上での、決定的な要素=「安さ」で、考えますよね。
全てのハイブリッド車が、同じ値段であれば、当然、より良い方を選ぶに決まっていますよね。
、
人を選ぶ営みにおいても、決定づける要素は、1つです。
どの要素を評価してもらい、何に注目してもらうから、採用されるのか。
色んな方向性を散りばめて、「どれか1つでも、面接官にヒットさせることができれば・・・」という想いも、あるのかもしれませんが、あまり広く根を張りすぎると、1つ1つの要素が、逆に弱まってしまいます。
また、先ほども述べたように、「結局どれだよ!何が言いたいんだよ!要点は?」と苛立たせるだけになってしまいます。
セールスでも、「あれもこれも!」という宣伝文句を聞くと、どうも、胡散臭く感じますよね。
ここの理解無くしては、いつまで経っても、志望動機文・自己アピール文は、平凡なままで、ライバル受験者にも勝てませんし、合格も勝ち取れません。
皆さんは、
何を評価してもらいますか?
どこに注目してもらいますか?
フォーカスするポイント/選んでもらえる決定的な要素は何ですか?
考えておいてくださいね!
では、また来週!
川上貴裕