あなたに自己肯定感はありますか?あなたに生きるWHYはありますか?
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 教育論
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今日は火曜日で,教採塾の定休日なので,本来は,ブログ記事はお休みなのですが,どうしても書きたいことがありますので,特別に,ブログ記事を書きますね!
今日のブログ記事のタイトルは,
あなたに自己肯定感はありますか?あなたに生きるWHYはありますか?
です。
一昨日の日曜日は,福山校で面接満点講座がありました。
受講生の皆さんは,アクティブに,面接の演習に取り組んでいました。
ある質問に対して,ある受講生さんが,「子供に自己肯定感を持たせることが大切だ。」という趣旨のことを語りました。
もちろん,この趣旨はとても正しく,おっしゃる通りなのですが,その時,私(河野)は,ある一つのことが頭に浮かびました。
確かに,児童生徒に自己肯定感を持たせることは重要なのですが,その一方で,児童生徒を教育している,教師は,自己肯定感を持っているのでしょうか?
その時,私(河野)の頭に浮かんだこととは,
教師は,自己肯定感を持っているのか?
という問いでした。
教師は,おそらく,皆,子供たちには自己肯定感を持ってほしいと願っていることでしょう。
そして,その願いは適切であり,自己肯定感は,子供の成長にとって,重要です。
でも,その願いをしている,教師は,自己肯定感を,自分自身に対して,持っているでしょうか?
教員採用試験対策講座を主催していると,毎年のように,強く感じることがあります。
それは,教員志望者の多くが,必ずしも,高い自己肯定感をお持ちではないということです。
「自分に自信がない。」
「話下手で,人前で話すのが苦手だ。」
「勉強の仕方がわからずに,不安だ。」
「これまで,あまり成功体験もなく,自分の強みがわからない。」
「子供には夢を持てというけれど,自分自身には特に夢はない。」
「自分には,できないことばかりで,何でもやればできる!とは到底,思えない。」
と,こんな風に,教員志望者の方の多くは,かなり自己肯定感が低いのです。
教師の仕事は,確かに,ストレスフルですし,辛いこともたくあんあるかもしれません。
教師生活の毎日が,ハッピー全開!(笑)ということではないでしょう。
それは理解できますが,それにしても,教師志望者の方々の自己肯定感の低さには驚かされることがあります。
毎日,楽しく,明るく,楽(らく)しながら,ハッピーに生きて,自分を自信をもって,自己肯定感にあふれる人が,教師をしていてほしいと願っています。
皆さんも,自問自答してみてください。
あなたは,自己肯定感にあふれていますか?
このことに関連して,もう一つ,重要なことがあります。
生きるWHYを持っているか?
ということです。
ちょっとキザな言い方だったかもしれませんが,要は,生きがいとか,やりがいとか,生きる喜び・意味を感じているかということです。
人は,WHATだけにこだわっていると,あまり幸せは感じません。
教採に合格した。
収入が増えた。
車を買った。
広いマンションに住んでいる。
それなりに幸せは感じるかもしれませんが,教採合格も,年収も,新車も,新築マンションも,WHATの領域で,生きがいでも,やりがいでも,生きる意味でもありませんよね。
生きる意味,つまりは,生きるWHYとは,何でしょうね?
もちろん,一人一人によって,違うこともあるでしょう。
人生のステージによって,変わってくるものかもしれません。
でも,生きるWHYがあれば,きっと,自己肯定感も高まってくるような気がしますね。
ちょっと趣は違うのですが,TEDで,4,700万回以上,再生されている動画があります。
Simon Sinek氏の【How great leaders inspire action】という動画です。
TEDのサイトで,日本語字幕を選んで見ることができますので,字幕で,Japaneseを選んでください。
再生が始まったら,右下のところで,日本語字幕を選んでください。(字幕で,Japaneseを選択してください。)
実は,この動画,今週の,「英語のセンス向上講座」の課題動画にもなっています。
自己肯定感・生きるWHYに直接関連するというわけではいのですが,偉大なリーダーたちが,どのように人を動かしているのかの秘密が解き明かされます。
とても素敵な動画です。
18分弱の動画なので,是非,ご覧になってみてください。
そして,皆さんも,自己肯定感を持ち,生きるWHYを感じながら,生きてみてくださいね!
では,また明日!!
河野正夫