普段の話し方を自己観察する!!教員採用試験での発声の仕方,フィラーワードのなくし方 その2

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「教員採用試験に合格するための多様な戦略」

第16回 発声の仕方,フィラーワードのなくし方 その2

 

前回に引き続き,発声の仕方,そして,フィラーワードのなくし方について,お話ししますね。

とは言っても,そんなに難しいものではありません。

 

面接での語りが上手ではなく,「え~」,「え~と」,「あの~」などが3秒に1回くらい出てくる人でも,普段,仲のいい友人や家族と話している場合は,とても普通に,フィラーワードなど一切なく,明るく,元気に,話しているはずです。

ですから,本来は,語りを上手にする訓練とか,フィラーワードをなくす特訓などは,必要がないとも言えるのです。

でも,やはり,面接になると,上手く話せない,フィラーワードだらけになるという人は,たくさんいます。

 

日本人の多くは,特に,教員採用試験の受験者の多くは,言わば,「二重言語話者」のようになっています。

普段,友人や家族と話すときには,元気に,明るく話していて,「え~」などのフィラーワードは全くなく,それこそ,ベラベラと話しています。この普通の話し方が,一つ目の言語です。

しかし,面接の語りや,人前でのスピーチ・語りなどになると,急に明るさがなくなり,急に元気さがなくなり,「え~」などのフィラーワードが,数秒に1回は出てくるようになります。公(パブリック)で話すと,こうなるのです。これが,二つ目の言語となります。

 

多くの日本人は,友人・家族と話すときの普通の話し方という「言語」と,パブリックでオフィシャルに話すときのぎこちない話し方という「言語」の二つの言語を話す「二重言語話者」と言えるのです。

 

同じ人が,同じ内容について話しても,プライベートなときと,パブリックなときでは,話し方,スピード,フィラーワードの有無・頻度まで,完全に異なってくるのです。

 

面接の語りのような,パブリック・オフィシャルな語りでも,プライベートなときのような明るく元気で,フィラーワードがない語り方をする必要があります。

 

そのためには,まず,自分が,普段は,プライベートでは,明るく,元気に,滑らかに,フィラーワードもなく,話していることを,あらためて実感してください。

そして,そのプライベートで話しているときの自分の話し方,発声の仕方,語りのスピードなどを,自分で意識的に自分の語り方を観察してください。

プライベートで話している時は,無意識で話しているので,その無意識の話し方を意識的に観察してみてください。

 

その上で,パブリックに話すときに,普段通りに話し,変な話し方とか,パブリックの時だけに現れてくる不自然な音やトーンをなくしていくようにすることが必要です。

 

そのための練習方法については,次回(明日)のブログ記事で,ご紹介しますね!

 

今日,書こうと思っていたのですが,今日は,ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日なので,これから,ボジョレー・ヌーヴォー・パーティーです!(笑)

 

 

 

では,また明日!!

 

 

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河野正夫

 

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