【川上貴裕】本当に、教職教養の知識を万全にしていたら、筆記でも、面接でも、小論文でも、場面指導でも、集団討論でも、ドンと構えて臨め、楽しみにすら思えてくるものです!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 不合格の理由, 筆記で満点を
【レトリカ教採学院】ブログDE教採
教採塾の川上です。
教採の2次試験の面接において、不安を抱えている人が多いと思います。
多くの人は、「緊張する。」、という理由だと思いますが、その緊張の正体は、何なのでしょう?
緊張の、大きな割合を占めるものの1つとして、私は、【教職教養の知識不足】が挙げられるのだと思います。
知識不足だからこそ、「何が問われるか分からない。知らないことだったらどうしよう。」、という不安から、緊張に陥ってしまうのです。
また、知識不足ゆえ、筆記試験を合格ラインのギリギリで突破するから、どれだけ、2次試験を卒なくこなせていても、「筆記の点数のこともあるしなぁ。」、というので、最終合格まで、不安で仕方がないのです。
つまり、教職教養の知識不足、筆記試験の低得点が、面接や合格発表までの、全ての不安の【根源】になっているのです。
だからこそ。
筆記試験はできるだけ高得点を目指す。
教職教養の知識を、万全にする。
最近も、一般の方からの、LINEでのご相談の中に、「2次試験(3次試験)まで進んだけど、不合格でした。経歴も、特に問題ないので、何が原因なのか、よく分かりません。」、というものが、いくつか寄せられました。
よくよく、掘り下げて聞いてみると、やはり、筆記試験の通過得点が、かなりギリギリの人が、実に多い状況でした。
ということで、教職教養の知識、筆記試験での高得点が、いかに重要かを、教採の最終合格までの流れの中で、解説していきます。
2次試験の面接官は、その面接の場では、筆記試験の点数を見ていない(見ることができない)ことと思います。
筆記試験の点数を知ってしまうと、その点数による主観的な印象、先入観が働きますからね。
(もちろん、面接官達も無意識下においては、点数を知っていようが知らなかろうが、結局は、どのみち主観での選考になるのですけどね(笑)この話は、また改めて。)
ただ、皆さんの最終合格を決める際は、最終合格判定会議(仮称)のような中で、全ての得点が並べられるわけです。
だからこそ、どれだけ2次試験の得点が良かったとしても、最終的には、筆記試験と2次試験両方の高得点者から順に採用していくので、筆記試験が低得点の人は、勝ち目がありません。
2次試験が始まる前から、実は、勝負はほとんど決まっているのです。
(自治体が,募集要項等で,1次試験(筆記試験等)の得点は,一切,2次試験・最終合格の判断に使用しません!と文書で明言している場合は別ですが,こういう自治体は,わずかです。)
よほど、筆記試験を挽回できるだけの面接力があれば別ですが、筆記試験が低得点ということは、面接で力説できるほどの知識を、持ち合わせていないことの裏付けですので、やはり、勝ち目はありません。
筆記試験免除者も、「2次試験からだから、ラッキー!」というので、教職教養の知識がボロボロの方が、本当に多いですね。
特に、前年度、筆記試験を低得点で合格し、結局、2次試験で不合格に → 今年度は、それでも筆記試験免除の恩恵に甘えて、2次試験から受験する。
このような人は、悲惨ですね。
上記で説明したように、勝負は去年同様、決まっているわけですから、筆記試験から受け直して、高得点で1次を通過しないと、結局、合格は勝ち取れません。
そうやって、不合格が続いてしまうことは、本当に残念なことです。
教職教養の筆記試験の得点で、教採合格を逃してしまうことを、私は、本当に「もったいない」ことだと感じています。
一般の方からのご相談でも、「教職教養の筆記試験で高得点を取っておけば、2次試験でも十分に余裕をもって戦えたのに。」、と思うことが、しばしばあります。
本当に、教職教養の知識を万全にしていたら、筆記でも、面接でも、小論文でも、場面指導でも、集団討論でも、ドンと構えて臨め、楽しみにすら思えてくるものです。
「でも、教職教養は、範囲が広くて、キリがない。」
「筆記試験の勉強をしても、どことなく自信がもてない。」
「仕事が忙しくて、それどころではない。」
こういう声が聞こえてきそうです。
もちろん、お仕事をしながら、広範囲の教職教養の学習に励む、ということの大変さも、重々承知です。
しかし、自分の人生が懸かっていること/人生を決める重要な試験であることと、その知識は、そもそもの、教員としての必要な資質でもあること、というのを前提に考えると、安易に、言い訳に逃げるわけにもいきません。
だからこそ、教採塾の教職教養講座では、効率的に、認知・理解・記憶・活用のサイクルで学習を進めています。
「もっと早く、教採塾で学んでおくんだった!」、「今までは苦手だった教職教養。今年は3都道府県を受験しましたが、3都道府県とも、9割取れました!」、と受講生たちの声が上がるのも、この学習のサイクルが、暗記よりもどれだけ、はるかに優れたものか、というのを裏付けています。
暗記なんぞでは、教採に歯が立たないことを、不合格経験がある人であれば、よく分かっているはずです。
効率的に、楽しく、楽(らく)して、筆記試験の高得点を目指す。
効率的に、楽しく、楽(らく)して、教職教養の知識を、万全する。
教採合格の出発点、カギは、筆記試験にあります!!
是非、筆記試験で高得点を勝ち取り、自信をもって2次試験に臨み、余裕をもって、教採の合格を勝ち取ってください!!
では、また日曜日に!
川上貴裕