教員採用試験の集団討論での高得点の取り方!

パフォーマンス力向上

【レトリカ教採学院】ブログDE教採

 

「教員採用試験に合格するための多様な戦略」・第9回

<集団討論での高得点の取り方>

 

お待たせしました!

「集団討論での高得点の取り方」のお話です。

 

集団討論とは,概ね,6名~8名程度の人数で,30分前後,「話し合う」という活動を,採点者が評価するというものです。

教員採用試験の場合,集団討論で,「話し合う」ことは,いくつかに分類されます。

 

☆教育時事(いじめ,不登校,教員の不祥事)などについて,意見を出し合うというもの。

☆一定の目標・ゴールを目指して(チーム学校はどうつくっていくか,いじめを予防するためには何が必要か,対話的な学びをどうやって授業に取り入れるか),意見を出し合い,それなりにまとめていくというもの。

☆場面指導的な課題があり(地域から児童生徒の登下校のマナーが悪いと苦情があった,どうするか?,全校的に靴が隠される,投げ捨てられるなどの行為が頻発している,どうするか?,給食で残食が非常に多い,どうするか?),それに対して,どのように対応・指導していくかについて,意見を出し合い,解決に向けて話し合うというもの。

☆あるプロジェクト(CMを作る,寸劇を作る)を達成するための準備段階から話し合い,実際に,プロジェクトを実演するというもの。

 

特に,最後のものは,グループ・ワークとか,集団活動とか呼ばれることも多いですね。

集団討論は,もちろん,上記の4種類だけではなく,より多くの変種といいますか,多種多様なやり方があります。

 

 

では,集団討論では,採点者は,受験者の何を見ているのか?

 

気になりますよね。

 

確かに,情報公開などをすると,集団討論の採点者は,採点シートというか,評価票があり,それに,記入をしていっています。

評価票には,協調性なり,責任感なり,積極性なり,コミュニケーション能力といった項目が並ぶことが多いのですが,30分前後の話し合いで,そうした適性を確実に,かつ,適切に見抜くことは,まず不可能と言わざるを得ません。

 

皆さんも,テレビの討論番組(例えば「朝まで生テレビ」笑)を30分間だけ,視聴して,どの討論者が,協調性があり,責任感があり,積極性があり,コミュニケーション能力があり,どの討論者を自分の学校に呼びたいかを,正確に評価・判断することはできないでしょう(微笑)。

 

でも,皆さんは,言うかもしれません。

「30分間討論を聞いていたら,どの人が感じいいとか,この人の話をもっと聞いてみたいとか,この人はいい人そう,とかそういうの気づけるような気がする。」

 

そうなんです!

それなんです。

 

30分間,何人かの人が話し合っているのを聞いても,その人の本当の能力・適性・資質・使命感・情熱などは,わかりません。

でも,なんとなくの感じ,印象,イメージは伝わってきます。

そして,もっと言えば,「変な人」・「変人」は,この30分間で,すぐに選び出されて,不合格にすることができます。

 

皆さんも,ありませんか?

ちょっと話してみて,あるいは,ちょっと他の人たちの話し合いを聞いていて,「あれ?この人,変な人だなあ。なんか,変人ぽいな!」と思うことが(笑)。

ありますよね!

 

教員採用試験の集団討論では,採点者から,「この人は変だ」と思われたら,その時点でアウトです。

完全にアウトです。

 

実は,多くの自治体で,集団討論は,「変な人を排除する絶好の機会」となっています。

集団討論で,優秀な人を選別するのは非常に困難ですが,変な人を識別し排除することはかなり容易です。

集団討論は,変な人が排除される場だということを知っておく必要があります。

 

そして,集団討論での評価のもう一つの大きな特徴は,見た感じ,聞いた感じが,好印象の人の評価が著しく高いということです。

要は,パフォーマンスの演出力が高い人は,ほぼ満点近い高評価を得ることができます。

 

集団討論が,集団面接と違うのは,集団面接は面接官との対話ですが,集団討論は受験者同士の話し合いです。

面接官と対話するよりは,受験者同士の対話の方が,その人のイメージというか印象がより,顕著に見て取ることができます。

集団面接では,面接官は質問者ですから,受験者と対話しながら,評価をしていきます。

集団討論は,採点者は第三者として,観察しながら評価を行います。

集団討論の方が,実は,はるかに,印象・イメージを観察しやすくなります。

 

集団討論は,「合コン」,「街コン」などと似たところが多いかもしれません(微笑)。

「合コン」や「街コン」などに行くと,そこには多くの参加者がいます。

自分と今まさに話している人もいるかもしれませんが,周囲には,たくさんの人がいます。

そういう人を観察しながら,「あの人,感じいいなあ!」とか,「あの人はムリ!笑」とか,いろいろな感想を持ちますよね。

 

集団討論もそんな感じです。

採点者は,受験者数人が話し合っているのを見ながら,「あの人は感じいいなあ!」とか,「あの人はダメだなあ!」とか感じながら,評価・採点しているのです。

 

だから,集団討論に関して,よく質問があるのですが,

 

★司会やまとめ役をやった方がいいのですか?

★一番,最初に発言した方がいいのですか?

★採点者の方も,少しは見た方がいいのですか?

★大きく頷いたり,相槌を打った方がいいのですか?

 

のような捉え方には,ほとんど意味はありません。

本当にくだらない気の使い方ですし,枝葉末節にこだわったくだらない小手先のテクニックで何とかしようとしています。

こんなことばかり考えていては,確実に,「変な人」の仲間入りです。

確実に不合格に近づきます。

 

集団討論で,高得点を勝ち取るには,

 

☆見られて,聞かれて,好印象なパフォーマンス力(演出力)を身に付けること。

☆受験者自身の年齢・性別・ルックス・体型などなどに応じた好印象の立ち居振る舞い・話し方・表情を訓練すること。

☆採点者に好かれる・気に入られる話し方・話す内容を吟味すること。

☆正しいこと・適切なことを言うことで自己満足に浸らず,採点者に好かれ・気に入られるための爽やかで,気持ちのいい話し方の演習をすること。

 

というようなことが絶対的に必要です。

 

教採塾は,創立以来,こういうことにこだわってきました。

そして,こういうことにこだわることで,不合格を合格に変えてきました。

 

過去十数年の歴史は,まさに,このこだわりでもありました。

 

人物評価では,面接では,集団討論では,正しいことを言う者が合格するのではなく,採用側(面接官・採点者)に気に入られた者が合格する。

 

この真実を,合格戦略に組み入れたのが,教採塾の講座・レッスンの,最高のレシピでした。

 

教採塾では,これからも,この合格戦略で,不合格を合格に変えていきます。

 

本当は,集団討論で,採点者に気に入られる具体的な方法を書きたかったのですが,このブログは,教育委員会関係者や,教員採用試験の面接官・採点者の皆さんも,多くの方が読んでくださっているとお聞きしていますので,ここでは,具体的なことは書かないことにしますね!(微笑)

 

秘伝のレシピとして,受講生の方だけに,こっそり,ナイショで,お教えします!

 

 

では,また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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