マークシートは楽勝!という都市伝説を粉砕しなければ,筆記試験での合格はありません!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 不合格の理由, 筆記で満点を
【レトリカ教採学院】ブログDE教採
「教員採用試験に合格するための多様な戦略」・第5回
<マークシートは楽勝!という都市伝説を粉砕しなければ,筆記試験での合格はありません!>
教員採用試験には,たくさんの都市伝説がありますが,その中でも,多くの受験者に蔓延している都市伝説が,次のものです。
マークシートは楽勝!
こう感じる理由は理解できないでもないですが,これを本気で信じていたら,結局は,不合格へまっしぐらなのです。
いつまでも経っても,筆記試験で,高得点が取れず,せいぜい,50%台から60%台の「微妙な」得点というか,可もなく不可もないような得点を取る人の共通点は,「マークシートは楽勝!」と思っているからなのです。
あらゆる意味から言って,
マークシートは楽勝!という都市伝説を粉砕しなければ,筆記試験での合格はありません!
このことを,肝に銘じておくことが必要です。
では,なぜ,そうなのかについて,お話していきますね。
まず,マークシートは,一般教養や教職教養などでは,典型的には,5択です。
5つの選択肢から,正解を1つ選ぶというものです。
ということは,「チャンスレベル」は,20%です。
つまり,何の勉強もしていない人が,ランダムにマークした場合の平均的な得点が20%なのです。
もっと言うと,サル(モンキー)でも,鉛筆でマークさえできれば,平均的には,20%の得点を取れるのです。
マークシートで,0点を取るのは難しいものです。
全く白紙で出すか,すべての問題の正解を知った上で,あえて正解を外してマークするか(笑)のいずれかです。
ですから,いわゆる記述式試験の50%の得点と,マークシート式の50%の得点では,そもそも20%のチャンスレベルのところの差を考慮して,考えなければいけません。
よく,記述式だと点数が悪いけれど,マークシートなら点数が良くなるというような声を聞きますが,当たり前です!
サル(モンキー)でも,マークシートなら平均的には20%取れますが(マークはできると仮定して),でも,記述式なら0点は確実です。
そして,次のようなことはないでしょうか。
かなり勉強をしてから,マークシート式のテストを受験して,5択の中の3つの選択肢は絶対に違うと確信できるけれど,残りの2つのうち,どちらが正解かわからないので,ここは,勘で選ぶ,あるいは,消しゴムを転がして選ぶ(笑)ということが。
結局,マークシート式は,「これが正解!」と5つの選択肢の中の1つを,確信をもって選ぶことができるレベルに勉強している人は,ほとんどいないのです。
結局は,最後の2つか3つの選択肢のところでは,根拠もなく,知識もなく,ギャンブル的に選んでいるのです。
だから,マークシート式でも,せいぜい,60%内外しか取れないのです。
チャンスレベルの値も考慮すれば,60%台というのは,適切な学習の成果とは,言えません。
失礼を覚悟で申し上げると,マークシート式で,60%程度しか取れないということは,学習方法が間違っているか,知識レベルが低すぎるかのいずれか,あるいは,その両方なのです。
こういうと,マークシート式のテストでは,全然,勉強していなくても,選択肢を見るだけで正解は選べる!という人もいるでしょう。
でもね,それができる人って,ものすごく頭がいい人で,すでに膨大な知識と教養と,ロジックと分析能力を持っている人なんですよ!
そんなすごい能力があれば,教員採用試験のあんな高校入試に毛が生えたような試験なら,普通に勉強したら,満点が取れますよ!(微笑)
結局,筆記試験は,マークシート方式であろうが,記述式・論述式であろうが,学習方法は,同じなのです。
以前から,私が申し上げているように,
認知 ➡ 理解 ➡ 記憶 ➡ 活用
このサイクルで学べば,マークシート方式でも,記述式・論述式でも,確実に満点か,満点に近い高得点が取れます。
事実,教採塾で,筆記試験の対策講座で学んだ人の多くは,筆記試験で,満点か,満点に近い高得点を取っています。
重要なのは,上記のサイクルの「理解」の部分です。
理解なく,丸暗記しようと思うから,記憶は崩壊し,たとえ覚えていても,試験問題を解く際に使えないのです。
理解のためには,ディスリや,背景の話,裏話,いろんな視点から,学習対象に向き合うことが必要です。
笑いが絶えない,楽しい講義なら,楽(らく)して,理解が進み,記憶ができますし,後々,試験問題を解く際に活用できます。
でも,世の中の教員採用試験対策講座の筆記試験対策の講義は,結局は,旧態依然とした,説明型です。
これが出るよ!これを覚えなさい!この程度のことしか言えません。
さらに言えば,アクティブ・ラーニング型の講座と言いながら,結局は,何のためにやるのかわからないような学習活動を,教採対策講座で,やらされて,そもそも,試験のための学習になっているのか,いぶかしいということもありますよね(笑)。
日本人は,極端なんですよね。
講義型はダメ!と言えば,急に,わけのわからないアクティビティ型になる。
結局,退屈な説明型の講義でも高得点には結びつかないし,わけのわからないアクティビティ型で学んでも高得点には結びつかない。
旧態依然とした愚か者か,流行になびいているだけの愚か者なんですよね。
河野正夫の講座は,違いますよ!(微笑)
河野は,旧態依然とした愚か者ではありませんし,流行になびいて,くだらないアクティビティをさせるような講座は,絶対にしません。(微笑)
河野は,学習者が,満点か,満点に近い高得点を勝ち取れるようにするための,ディスリいっぱい,楽しさいっぱい,笑いいっぱい,でも,知識と教養がたっぷりと詰まっている講義しかしません。
河野は,学習者が,満点か,満点に近い高得点を勝ち取れるようにするための,楽しく,楽(らく)して,知識と教養を習得できるようなアクティビティしかしません。
今年(2019年)の夏の教員採用試験で,最終合格を勝ち取られた方の合格者の声を,以下に,少しだけ,引用してみますね。
☆とても楽しい講座でした。毎回笑いありの内容で講座に行くのが楽しみでした。楽しみだったので、勉強にも身が入りはかどりました。
☆オンライン講座で学ばせていただきましたが、暗記ではなく理解することに重点をおけたので、苦しさはなかったです。また、オンライン講座の宿題が面接に役立ちました。自分の考えを理論的に述べること、添削された全員分の宿題を読めることは、さまざまな考えに触れることが出来ること、面接での話し方など、私にとって非常に価値のある財産になりました。
☆法律や答申・報告に関して、それが出来た背景から講座では丁寧に説明(ブログやメルマガではなかなか書けないディスりも含めて笑)して下さり、時に真剣に、時に笑いありで、毎回毎回が新鮮でとても楽しく受講することができました。
☆講座では、ユーモア溢れる先生の説明、時にはディスりがあったり等、6時間の講座があっという間でした!恥ずかしながら私は、教採についてゼロからのスタートでしたが、何よりも楽しく講座を受けれたことが、最大の印象に残っていることです!
☆講座では教採に留まる事なく教養を高める事ができ、授業内の十八番教育行政に対するディスりでは教育のあり方について考えることができた。教採塾無くして合格無し!!
☆純粋に楽しみながら講座を受けることができました。毎回新しい発見があり、言葉選びだけではなく教育に対する自分の「想い」が形になっていったように思います。先生のフレーズ作りは非常に参考になりました!
☆一般的な予備校のような集団での講義ではなく、対話型でレッスンを行ってくれたので自分の求めるものを提供してくれたと感じています。不安が解消されました。
合格者の声のほんの一部ですが,こんな感じです。
筆記試験で満点を取りたかったら,教採塾の講座で学んでください!
講座自体は,教職教養講座ですが,専門教養は,受講生専用のモニタリングで指導可能です。
個人レッスンでも,対応可能な専門教養はあります。
さらに,オンラインでは,「英語のセンス向上講座」がありますので,英語力も大いに伸ばせます。(ただし,「英語のセンス向上講座」のみ,英語力に関して,受講条件がありますので,詳しくはホームページをご覧ください。)
そう言えば,今年,4つくらいの自治体を受験して,そのほとんどの自治体で,ほとんどすべての筆記試験が満点か,満点近い高得点を取った受講生の方がいました。
もちろん,4つの自治体すべてで合格しました。
なぜ,4つも受験したのでしょうね?(笑)
私(河野)は,「あなたなら,どの自治体でも必ず合格するから,一つでもいいのでは?」と言ったのですけどね(微笑)
教採塾は,重複合格も数に数えて,何百人が合格しました!などと言いませんから,特に,重複受験や重複合格をお奨めすることはしていません。
きっと,この方,自分の力を試してみたかったのでしょうね!
それなら,それで,素敵なことです!
いろいろとお話しましたが,筆記試験で満点を取りたい方,教採塾の講座にどうぞ!
では,また明日!!
教採塾
河野正夫