面接で不合格になる,本当の10の理由!

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のレトリカル戦略】

 

今日は、「面接で不合格になる,本当の10の理由」というテーマでお話ししますね。

面接で不合格になるというのは、どういうことなのでしょうか?

なぜ、面接で不合格になるのでしょうか?

採用側の面接官は、どんな理由で受験者を不合格にするのでしょうか?

 

今日は、そういった疑問の核心に迫ってみます。

 

(1)雰囲気が暗い。

これは、圧倒的な理由です。

明るくない、元気でない、爽やかでない、これが圧倒的な不合格の理由です。

パフォーマンスの特訓が、絶対的に必要です。

単に、笑顔の練習をするというのではダメです。

面接の語りをしながらの表情やルックス、面接官の質問を聞いているときの表情やルックス、そして、仮に、面接官から厳しい追加質問が来て、それに答えるときの表情やルックスも徹底的に特訓する必要があります。

中途半端な表情特訓をやっても、面接で追い詰められれば、すぐに崩壊します。

崩壊しない、パフォーマンス特訓が急務です。

 

(2)弱みに対する戦略がない。

面接では、一般的に弱点になる要素があります。

 

転職を繰り返している。

空白期間がある。

高年齢である。

志望動機が明確でない。

一見すると不利なバックグラウンドがある。

 

こういう弱点は、preemptiveにカバーしておく必要があります。

preemptiveというのは、採用側の面接官から持ち出される前に、「先制攻撃」的に、こちらから、弱みを強みに変えて、アピールしておくということです。

このためには、戦略的な面接戦略が必要になってきます。

弱みに対して、「言い訳」ばかりをしていると、逆効果です。

 

(3)filler wordsが多い。

「えー」、「えーと」、「まあ」などのfiller wordsが多いと、面接官に伝えたいことが、上手く伝わりません。

また、filler wordsが多ければ、多いほど、全体的な印象や、パフォーマンスのレベルが落ちます。

filler wordsは、原則として、ゼロにすべきです。

そのための特訓が必要です。

 

(4)「ありのままの自分」で面接に臨んでいる。

日本人は、「ありのままの自分」という言葉が好きですが、面接では、最悪・最低となります。

面接では、絶対に、「ありのままの自分」で臨んではいけません。

「ありのままの自分」で臨むから、緊張に負けるのです。

「ありのままの自分」で臨むから、面接官の厳しい質問に、頭が真っ白になるのです。

「ありのままの自分」では、絶対にダメです。

「スーパーミー」を確立して、それを演じることが重要です。

 

(5)自分が演じるべき「スーパーミー」がない。

「スーパーミー」とは、自分が演じるべき、理想の自分です。

理想の話し方、理想の表情、理想の雰囲気、理想の人物、そういった理想の自分像がなければ、面接では、必ず失速し、必ず失敗します。

自分が演じるべき、自分が演じたい、自分像を確立して、それを演じるのが面接です。

 

(6)「脚本」・「演出」という考え方をしない。

面接は、パブリック・スピーキングです。

パブリック・スピーキングには、「脚本」と「演出」が必要です。

つまりは、聞き手(面接官)を魅了する筋書きと言葉、そして、演出と演技が必要です。

「言葉のキャッチボール」などという愚かなフレーズに騙されて、本当に自然体で言ってはいけません。

自然とは、何もしないことではなく、人為的・人工的に、創り上げ、磨き上げるものです。

「脚本」と「演出」がないパブリック・スピーキングなど、聞くに堪えません。

 

(7)文字言語で語っている。

面接は、会話(対話)です。

会話(対話)は、音声言語で語ります。

でも、受験者の多くは、「原稿」を文字言語で語っています。

原稿段階で、文字で書かれた文章を見て、これでよし!と満足して、それを暗記して、それをそのまま語るから、味気も何もない、つまらまい語りになります。

「原稿」は、文字言語です。

面接の語りの場合は、文字言語での「原稿」ではなく、音声言語を文字にした「脚本」(台本)でなければなりません。

音声言語で、「脚本」を書くことが絶対に必要です。

 

(8)語りの軸がない。

面接がダメダメの人は、語りの軸がありません。

その時その時の面接官の質問に対して、対処療法的な思いつきの回答をします。

その時その時の回答は、それなりに語れていても、面接全体で見ると、まったく一貫性がなく、その場しのぎの語りの集まりとなっています。

これでは、採用側の面接官から、信頼されません。

語りの軸が必要です。

語りの軸は、思いの軸にもとづかなければなりません。

 

(9)無難なことしか話さない。

この傾向は、勤務先の校長先生や、大手予備校等で退職校長の講師の先生から、面接の指導を受けた人に、顕著に見られます。

受験者なら、誰でも話すような当たり前のことや、その自治体の施策や、新学習指導要領など、採用側にとっては、まったく退屈なことを、平凡な言葉で語ります。

みんなと一緒の語り方です。

その人に最適な語りではなく、ただただ、無難な語りです。

確かに、無難な語りでも合格する人はいます。

でも、無難な語りでも合格する人は、学力、学歴、能力、資格、経歴で、非常に優秀な人です。

もし、あなたに、そんなに優秀な学力、学歴、能力、資格、経歴がないのであれば、無難に語ることは、面接での自殺行為です。

 

(10)不合格だった面接の演習方法を繰り返す。

毎年、面接で不合格になる人は、毎年、同じような面接の練習方法をします。

その練習方法で、前年に不合格になったのにかかわらず、再び、同じような面接の練習方法を繰り返し、不合格になり続けます。

この練習方法では、自分の面接の語りは変わらないと知っていても、他の方法を知らないから、不合格だった面接の演習方法を繰り返します。

愚かな負の連鎖に陥ってしまいます。

ダメな練習方法で、何度練習しても、ダメです。

練習方法を、合格に値するものに変えることが必要です。

 

以上、「面接で不合格になる,本当の10の理由」について、お話ししました!

 

是非、ご参考になさってくださいませ!

 

 

追伸:ここに書いたような特訓・トレーニングをしたい方は、教採塾の直前講座にどうぞ!

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では、また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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