面接勝利の最大の秘訣とは?レトリカルなパフォーマンス能力が高いものが勝利を勝ち取る!

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のレトリカル戦略】

 

先日の日曜日,参議院通常選挙の投開票が行われました。

昨日は,吉本の岡本社長の記者会見がありました。

選挙の勝敗のあれこれや,岡本社長の会見の内容の個別の点には触れませんが,これらの出来事で,はっきりと感じられることがあります。

 

それは,

 

レトリカルなパフォーマンス能力が高いものが勝利を勝ち取る!

 

ということです。

 

 

選挙でも,記者会見でも,レトリカルなパフォーマンス能力が勝利の行方を決めます。

 

そこには,コミュニケーション理論,レトリック理論,パフォーマンス理論があります。

 

日本人は,とかく,公の場面でのオフィシャルな語りが苦手です。

 

でも,たとえ,その日本でも,公の場面でのオフィシャルな語りが圧倒的に上手ければ,成功を手にすることができます。

 

教員採用試験の面接もまったく同様です。

 

まったく同様なのですが,教員採用試験の受験産業が見落としているところがあります。

 

それは,ある受験者個人に,最適な戦略はどうかということです。

 

受験産業は産業ですから,受講生の数を増やすなり,書籍や雑誌の売り上げの部数を挙げるなりすることが必要です。

ですから,一般的なアドバイスしかしません。

具体的といっても,あくまでも,受験者全員に向かってのアドバイスです。

 

あなたの年齢ならこうすべき,

あなたの顔つきならこうすべき,

あなたの雰囲気ならこうすべき,

あなたの声のトーンならこうすべき,

あなたのバックグラウンドならこうすべき,

 

ということは,ほとんど触れられません。

 

一般化したアドバイスばかりです。

 

学生でも,顔つき,雰囲気,声のトーンは違います。

超美人・超イケメンと,私(河野)のようなぽっちゃりしたおっさん顔(笑)の人では,同じ学生でも,戦略は当然違うのです。

 

でも,これまで,受験産業は,そういったルックスや雰囲気や声のトーンでのアドバイスを公式には避けてきました。

教育上,よろしくないのかどうかは,私は知りませんが,そういったアドバイスは,受験産業にはありません。

 

受験産業の面接対策ページには,リクルートスーツを着た模擬受験者の画像ばかりです。

リクルートスーツが,面接官にどのような印象を与えるかの科学的考察も一切ありません。

 

講師経験を若干重ねた人,あるいは,民間企業経験がある二十代後半や三十代の人なら,リクルートスーツよりも,別のスーツ姿の方が,面接官の好感を取れる可能性があるといった実験も検証もしていません。

 

そして,何よりも最悪なのは,みんな無難にして,みんな統一的にしていれば,結局,合格するのは,もともと合格しそうな人であるという統計的な事実を無視しています。

 

所詮は,受験産業なのです。

 

特に,教員採用試験の場合はひどい。

 

科学的なアプローチが少なすぎるのです。

 

民間企業の就職活動と違って,圧倒的に,マーケット自体が小さいですし,マーケット全体で動くお金も少ない。

 

教採という統一的な試験なので(47都道府県+政令市という違いはあっても,所詮は,教員採用試験とした同じような試験なので),何か,精神論的なもの,美学に基づいたマナーを言っていれば,なんとかなるという雰囲気があります。

 

たまに,マナー講師みたいな人がしゃしゃり出てきて,美学と精神論に基づいた指導をしているのを見ると,見ている方が恥ずかしくなります。

 

細部の違いは,もちろんあるとしても,教員採用試験の面接は,科学的には,選挙や広報や広告やテレビ番組作りと共通するところがあります。

有権者・消費者・視聴者を動かせる科学的な手法は,面接官をも動かせます。

細部の違いは,オーディエンスのプロファイリングで,概ね,効果的に対応できます。

 

重要なのは,

 

コミュニケーション理論,レトリック理論,パフォーマンス理論に基づきながら,教員採用試験の面接官という特定の人物集団のプロファイリングをした上で,効率的,かつ,効果的な戦略を立案することです。

 

本日は,大手の予備校に通っていたけれど,数年間,教採の面接で不合格になり続けたという人の個人レッスンを対面で行いました。

レッスンの内容は,「脚本」と「演出」を応用した,面接の語りの好感度と好印象の形成です。

 

その受験者の年齢,経歴,ルックス,雰囲気,声のトーン,志望校種・教科を踏まえて,どのような「脚本」で,どのようにパフォーマンスを「演出」すれば,志望自治体の教員採用試験の面接官の好感・共感・好印象を勝ち取れるかを,トータルでコーディネートします。

 

必要であれば,「脚本」を書き上げます。

必要であれば,表情のつくり方を演出指導します。

必要であれば,「脚本」の内容と,表情の「演出」のマリアージュを指導します。

 

教採の面接の指導というよりは,舞台やドラマの演出指導のようです。

しかも,そこに,「脚本づくり」も入ります。

 

今日,指導した人が,面接で語ったら,演技指導をしてもらったから,そう話しているとは,絶対にわかりません。

本当にその人らしい,その人だから,そう話しているのだろうと,面接官は感じてくれるでしょう。

ちょっとぎこちなく話すのも,面接だから,ちょっと緊張しているけれど,一生懸命に話しているためだと思ってくれるでしょう。

まさか,そういう自然な演出をするために,わざと計算された爽やかなぎこちなさが塗りこめられているとは,面接官は,絶対に気づかないでしょう。

 

私たちは,素晴らしい映画やドラマを見て,感動し,時には,涙を流します。

でも,そういった映画もドラマも,所詮は,台本があって,女優・俳優が,ギャラをもらって演じているのです。

でも,演技が自然で,言葉が自然であれば,感動的なシーンが成立します。

 

面接という舞台もまったく同じです。

 

そんなのは面接の語りじゃない。

そんなのは面接の指導じゃない。

 

そんな風に考える人は,完璧な「脚本」・「演出」指導を受けて,面接会場で,語っている人の面接を聞いてみたらいいです。

ただただ,好印象を感じて,好感を持って,共感して,感動するだけですから!

そして,そこには,レトリックやパフォーマンスなどは,絶対に感じられません。

 

レトリックやパフォーマンスは,それがレトリックであるとか,パフォーマンスであるとかがバレたら終わりですから。

 

旧態依然とした面接演習でいい気になっている人は,是非,旧態依然のままでいてください!

河野正夫が指導する受験者は,必ず,そういう人に面接で勝利しますから!

 

周囲がダメダメであるなら,勝利も簡単です!

 

挑戦的で,アグレッシブな言い方で,ごめんなさい。

 

でも,真実です。

でも,現実です。

でも,科学です。

 

これまでは,こんな挑戦的で,アグレッシブな言い方は控えてきました。

しかし,それでは,救える人が救えません。

それでは,合格できる人が,合格できません。

 

河野正夫は,合格したい人を,合格させます。

 

河野正夫の新しい約束です。

 

合格したい人を,合格させます!

 

 

では,また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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