エコーチェンバー現象から解放されて、教員採用試験の合格を勝ち取りましょう!

不合格の理由

【教員採用試験のレトリカル戦略】

 

皆さん、「エコーチェンバー現象」ってご存知でしょうか?

 

エコーチェンバー現象(Echo chamber effect)とは、

 

自分と同じ意見が、あらゆる方向から返ってくるような閉じたコミュニティで、同じ意見の人々とのコミュニケーションを繰り返すことによって、自分の意見が増幅・強化される現象

 

のことです。

 

 

当然ながら、世の中には、多様な意見があります。

でも、誰と話しても、自分と同じ意見しか返ってこないようなコミュニティに属していると、自分の意見が正しいということが、際限なく増幅されるのです。

 

Wikipedia日本語版は、次のように、「エコーチェンバー現象」を記述しています。

 

<世の中には様々な人がおり、様々な意見を持った人と触れ合うことが出来る。世界に開かれたグローバルでオープンな場で、「公開討論」のような形で意見を交換し合うことができるコミュニティがある。一方で、同じ意見を持った人達だけがそこに居ることを許される閉鎖的なコミュニティもあり、そのような場所で彼らと違う声を発すると、その声はかき消され、彼らと同じ声を発すると、増幅・強化されて返ってきて、「自分の声」がどこまでも響き続ける。それが「エコーチェンバー」である。

「エコーチェンバー効果」とは、エコーチェンバーのような閉じたコミュニティの内部で、誰と話しても自分と同じ意見しか返って来ないような人々の間でコミュニケーションが行われ、同じ意見がどこまでも反復されることで、特定の情報・アイデア・信念などが増幅・強化される状況のメタファー(隠喩)となっている。

この「エコーチェンバー」の内部では、「エコーチェンバー」内の「公式見解」には疑問が一切投げかけられず、増幅・強化されて反響し続ける一方で、それと異なったり対立したりする見解は検閲・禁止されるか、そこまでならないとしても目立たない形でしか提示されず、すぐにかき消されてしまう。そうするうち、たとえエコーチェンバーの外から見た場合にどんなにおかしいことでも、それが正しいことだとみんなが信じてしまう。>

 

実は、教育の世界、そして、教員採用試験の世界も、この「エコーチェンバー現象」が、強く見られるのです。

 

みんなが同じことを言うわけですから、

 

志望動機では、教育施策に触れた方がいい。

「寄り添う」とか「笑顔」という言葉を使った方がいい。

学習指導要領や答申の言葉を入れた方がいい。

無難に目立たない方がいい。

 

といったような意見が、さも真実であるかのように闊歩します。

 

自分の周りの人がみんな同じようなことをいうわけですから、いよいよ、真実だと思うようになります。

そして、いつしか、教育施策に触れない志望動機なんて最低だ!とさえ思うようになります。

エコーチェンバー現象のせいで、思い込みはどんどん補強され、疑うことさえ許されないように感じます。

 

教員採用試験で合格するには、この教採の「エコーチェンバー現象」から解放される必要があります。

 

教採の受験者が聞いている意見・助言は、多様なものではありません。

旧態依然とした受験産業・受験指導者が奏でる同じ言葉・同じフレーズなのです。

 

教採の受験者は多様です。

教採の合格戦略も多様です。

受験者の数だけ、受験戦略はあります。

合格者の数だけ、有効な受験戦略があります。

 

実際は、多種多様な教採合格戦略が、エコーチェンバー現象によって、愚鈍に画一化され、多くの人が不合格になっています。

 

エコーチェンバー現象も、レトリック理論で説明できますし、レトリックが、悪い作用を起こしている典型例でもあります。

 

皆さん、エコーチェンバー現象から、解放されましょうね!

 

 

では、また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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