「確証バイアス」を克服して、教採合格を勝ち取りましょう!

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のバイブル】

 

模擬授業や場面指導の特訓をしていて痛感することがあります。

 

それは、かなりの人が、授業や指導について、「確証バイアス」を持っているということです。

 

「確証バイアス」(confirmation bias)とは、次のような現象です。

 

人間は、自分の考えが正しいか否かを検証する際に、自分の考えを証明する証拠ばかりを探してしまい、反証情報に注目しない傾向が強いものです。このことを確証バイアスと呼びます。

 

つまりは、認知バイアスの一つということですね。

 

 

この「確証バイアス」のために、模擬授業や場面指導で、高得点で合格を勝ち取ることが極めて難しくなっている人がいます。

 

例えば、多くの人は、「授業は児童生徒が主人公」、「授業では子供が活動する時間がメイン」という考えを持っているとします。

通常の日々の授業では、この考えは正しいものです。

ほとんどの教育書や教育に関する言説は、この考えを支持するでしょう。

 

でも、模擬授業は、子供が活躍する場所ではなく、教採受験者が合格を勝ち取る場所です。

児童生徒を主人公にして、子供たちに活動させる教師だという印象を与えながらも、受験者の資質や能力や適性、そして何より、子供たちの興味関心を惹きつける授業力を持っていることをアピールする場所です。

 

通常の日々の授業と違って、模擬授業は、5分〜15分程度の、いわば、バーチャルな授業です。

はっきり言って、オーディション的なものであり、ショーであり、見世物です。

 

でも、模擬授業と銘打ってあるので、多くの受験者は、通常の授業での理論や実践を持ってきます。

そして、多くの場合、通常の授業での理論や実践では、模擬授業を見栄えがあり、合格に直結するものにはできません。

 

模擬授業には、模擬授業用の見せ方の戦略があり、模擬授業用の「脚本」と「演出」があります。

でも、いわゆる授業というものについて、「確証バイアス」を持っている人は、模擬授業用の戦略に聞く耳を持ちません。

 

私(河野)が、どんなに模擬授業用の「脚本」と「演出」を説明し、実演しても、「勤務校でこのように指導された」、「研究授業でこのように学んだ」、「教育実習でこのように学んだ」、「校長先生(先輩の教員)にこのようにした方がいいと言われた」と言って、通常の日々の授業の理屈を持ち出してきて、私(河野)の助言に対しては、聞く耳を持ちません。

 

もちろん、私(河野)が常に100%正しいとは言いませんし、私の意見が常に最高だとも思いません。

でも、私(河野)は、模擬授業での評価の最大化、ひいては、教採での合格の可能性の最大化を狙った助言と指導をしています。

 

しかし、授業に関して、「確証バイアス」を持った人は、通常の日々の授業の理屈と実践にこだわり、教員採用試験の模擬授業で高得点で合格を価値とるための戦略を身に付けようとしません。

 

「確証バイアス」は、人間の認知バイアスの一つですから、ちょっとやそっとでは、なくすことはできません。

多くの場合、「確証バイアス」をなくすことは不可能です。

 

だから、何年間も講師をやっていても、2次試験(3次試験)で不合格になるのです。

合格する方法と戦略はあるのに、それに耳を傾けようとしないのです。

本当に残念なことです。

 

全国のオープンマインドな教採受験者の方々、「確証バイアス」にとらわれることなく、教員採用試験の2次試験(3次試験)で合格を勝ち取りたいと願っている方々、今が、今年の教採のための最後のチャンスです!

教採に合格するための戦略と演出を身に付けてください。

そして、不合格のスパイラルから、脱出して、今年こそ、教採合格を勝ち取ってください。

 

河野正夫は、皆さんを応援しています!

 

 

では、また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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