日々の授業とは大きく異なる模擬授業で高得点を取るには,優れた模擬授業実演を見ることが大切です!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上, 合格への戦略
【教員採用試験のバイブル】
昨日(6月9日・日曜日)は,福山校での2次試験満点講座でした。
6月期の2次試験満点講座は,次のような課題を出して行いました。
【課題引用・開始】
課題:
志望する自治体の方式に従って,5分間以内の模擬授業(自治体によっては,場面指導)を考案しておいてください。
講座では,受講生一人一人に,模擬授業(場面指導)をしていただき,それに対して,コメントする形で講座を進めていきます。
必要があれば,どの校種・どの教科であっても,河野正夫が,その模擬授業(場面指導)を実演します。
課題の準備に関しては,次の要領を守ってください。
(1)志望自治体の出題方式に従って,また,過去問等を参考にして,模擬授業を考案してください。
(2)模擬授業ではなく,場面指導が課される場合は,場面指導を,過去問等を参考にして,考案してください。
(3)模擬授業は,どの学校種の,どの学年の,どの教科の,どの単元のどの部分をするのかを明確にしてください。
(4)場面指導は,過去問等を参考にして,場面の設定(問題のシナリオの設定)をしてください。
(5)実際の模擬授業の時間が,5分未満の場合はその時間で,5分以上の場合は導入部の5分で,模擬授業をしてください。
(6)場面指導も,同様です。
(7)あらかじめ,模擬授業をする単元を教材研究して,どのような模擬授業をするかの授業台本的なもの(細案)を5分以内分,つくっておいてください。(細案の提出は不要です。)
(8)場面指導の場合は,課題を考察し,場面指導の演技・パフォーマンスをどうするかの脚本(台本)をつくっておいてください。(脚本の提出は不要です。)
(9)講座では,考案時間(シンキング・タイム)なしで,順番に実演していただきます。
(10)それに対して,河野がコメントし,必要があれば,河野が実演します。(川上も必要に応じてコメントします。)
【課題引用・終了】
昨日の福山校の講座では,
高校保健体育
高校家庭科
高校生物
高校英語
中学校数学
養護教諭
小学校
特別支援学校
の志望の受講生の皆さんが,それぞれの教科で模擬授業(自治体によっては場面指導)に挑戦しました。
福山校では,ほとんどすべての受講生さんの模擬授業(場面指導)の主要部分(導入部分)を,河野正夫ならこうする!,という形で,河野が実際に模擬授業(場面指導)の実演を披露しました。
河野は,この16年間の指導で,原則として,全ての教科の,全ての単元の模擬授業,そして,ほとんどの状況での場面指導を,効果的に,しかも,採点者から高得点を勝ち取れるように演出する方法を編み出してきました。
今回の講座では,まずは,受講生が模擬授業(場面指導)をして,そのあとで,その主要部分を河野が,河野ならこのように授業をするという形で実演をしたので,受講生の皆さんの満足度も高く,模擬授業(場面指導)ではどうすれば高得点が取れるのかということがお分かりいただけたと信じています。
模擬授業(場面指導)の指導も,大原則は,指導者が,効果的,かつ,高得点が取れる,模擬授業(場面指導)を実演してみせることが必要です。
偉そうなコメントだけはするけれど,自分は実演して見せないという指導者は,はっきり言って,最低です。
自分ができもしないことを,偉そうなことを言っても,虚しいだけです。
河野は,どの学校種のどの教科のどの単元の授業でも,基本的には,高得点での合格レベルの模擬授業(場面指導)を実演します。
昨日の福山校の受講生アンケートで,ある受講生さんから,次のようなご意見をいただきました。
「今日は何より河野先生の指導の幅に驚きました。『自分だったらこうする』といって行われた授業はどれも大変面白いものでした。本当に見ていて飽きなかったです。」
素敵なご意見,ありがとうございます。
模擬授業(場面指導)は,通常の授業(指導)とは違います。
通常の授業は,子供たちの学びのために行います。
模擬授業は,合格のために行います。
模擬授業で高い評価を得る戦略と,子供たちの学びが成立する方略とは違います。
そこのところを理解した上で,子供たちのためになりそうに見えながらも,自分が合格する授業をしなければならないのが模擬授業です。
講座後,ある受講生さんが,大手予備校で,模擬授業の練習をしたときは,「普段の授業のように,~~~~~する方がいい」と教えてもらいました,と言っていました。
この「普段の授業のように,~~~~~する方がいい」という部分は,本当に愚かな指導で,日々の通常の授業であればそうかもしれませんが,オーディション的な性格があり,一人芝居(ショー・見世物)的色彩の強い模擬授業では,まったく有効ではないアドバイスでした。
つまり,この大手予備校で,指導をした人は,普通の授業としてのアドバイスをしていたのです。
きっとその人は,教師経験者なのでしょう。
でも,模擬授業という10分内外のオーディション的なもので,採点者からの高評価を勝ち取るためには,「脚本家」・「演出家」として,指導する必要があるのです。
教師経験者と,「脚本家」・「演出家」とが,10分内外のオーデイション的な模擬授業の指導をすれば,勝負は明らかです。
「脚本家」・「演出家」が勝つことは,言うまでもありません。
これは,美学や精神論ではなく,科学的な真実ですから。
また河野が偉そうなことを言っている!と思う人がいるのであれば(笑),河野による個人レッスン(K&K個人レッスン)を受講してみてください。
目から鱗なのは,間違いないですよ!
そして,そのレッスンの結果,模擬授業(場面指導)で高得点を取ることは確実ですから!
なんだか,今日のブログ記事は,ちょっとした自慢みたいになってしまいましたが(笑),皆さんの合格のために,河野が貢献できるのであれば,いくらでもご協力しますよ!
では,また明日!!
河野正夫