居酒屋のカウンターで、一緒に飲みながら、LINEで一般教養の指導をするなんて!(笑)
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 筆記で満点を
【教員採用試験のバイブル】
昨日(木曜日)の夜は、ちょっと面白い「飲み」をしました!(笑)
以前にもお話ししたように、私(河野正夫)は、仕事の延長線上の飲みはしません。
また、飲みの席では、仕事の話(教採・面接・筆記試験等)の話もしません。
飲みの席は、料理と酒と楽しい会話を楽しむと決めています。
このモットーは、概ね、貫いています。
ところが、昨夜、一緒にお酒を飲んだ人は、なかなかの強者でした(笑)。
一次会は、仙台仕込みの牛タン屋さん。
超厚切りの高級牛タンをおなかいっぱい食べました。
もちろん、キリリと冷えた生ビールと一緒に。
そして、二次会は、いつも行っている居酒屋さん。
大将が素敵で、会話も弾む素敵なお店です。
もちろん、料理も一級で、最高の料理がリーズナブルなお値段でいただけます。
昨夜は、この居酒屋さん、偶然にも団体さんがいらっしゃっていて、大将も大忙し。
スタッフの方もてんやわんや。
もう何十回もそのお店には行っていますが、あんなに忙しそうなのは初めて見ました。
そういうときは、河野正夫は、お店と大将の味方です!(微笑)
手間のかからない、お漬物と生ビール大を注文して、一緒に飲みに行った人と、会話を楽しむことにしました。お店のお手間は取らせない戦略です!(笑)
さあ、何を話そうかと私が言ったときに、一緒に飲みに行った人が言いました。
「先生はいいですよね。ものすごい量の知識と教養があって。人生楽しいでしょう?僕なんか、知識も教養も学力もないので、困ってますよ。」
私は、すぐに、
「そんなこともないよ。君だって、上手く勉強すれば、楽に、楽しく、簡単に、無理せず、知識も教養も学力も身に付けられるよ。」
と言いました。
すると、この人は、
「でも、僕は、頭悪いですから。」
と言います。
私は、またまた、すぐに、
「頭がいいとか悪いではないよ。楽して、楽しく学ぶ、効率的な勉強方法を知れば、すぐに学力は伸びるよ!」
と言いました。
その人は、ニヤニヤしています。
そうなんです!(笑)
私は、罠にかかったのです!(笑)
もう、私には、どうするのが、楽して、楽しく学ぶ、効率的な勉強方法を教えてあげるしか選択肢がなくなっていたのです(笑)。
その人が知りたかったのは、大阪府・大阪市などの筆記試験で出題される、いわゆる、「数的処理」・「判断推理」の問題の効果的な学び方でした。
罠にかかってしまった私は(笑)、あきらめて、隣に座っていながら、LINEで効果的な問題演習を1時間半ほど、特訓してあげました。
私が、良問を1問ずつLINEのメッセージで送り、その人が考える。
その後、正解・解説を同じくLINEのメッセージで送り、答えを確かめ、考え方を深めるというものです。
こういうやり取りで指導するのは、私は大の得意ですから、たくさんの良問を1問ずつ送り続け、1時間半くらい経った後には、この人は、かなり、考え方や問題の解き方をマスターしたはずです。
もちろん、その1時間半の間は、ビールなどを飲みながらやったわけですが、なんだか、90分の個人レッスンを上手く「巻き上げられて」しまいました!(笑)
でも、この90分間がなかなか楽しく、私も、どの問題なら、この人の考える力、問題を解く力を向上させることができるだろうかということを考えながら、LINEで、問題を送り続けました。
居酒屋のカウンターの隣同士に座っているわけなのですが、カウンターでは、酒を酌み交わし、LINEで学ぶという、この二重構造もなかなか楽しかったのです。
私は、通常は、「数的処理」や「判断推理」は、個人レッスンでも扱いません。
それらは、その人の知的能力を試す試験なので、自らの知的能力で臨みなさい!というのが私のスタンスです。
何もかも、受験技術として教えていては、ろくな人間が合格しない!と思っているからです。
筆記試験や面接は、単なる受験技術ではなく、その人の知性であり、コミュニケーション能力です。
ですから、私は、全力で指導します。
でも、「数的処理」、「判断推理」、「適性検査」などは、受験技術でごまかすべきものではないと考えています。
というのが、私の信条だったのですが、この人は、居酒屋のカウンターで、上手く立ち回って、90分程度のかなりハイレベルで、楽しく、楽して、合格を勝ち取る勉強方法の指導を手にしました(笑)。
ここまで巧妙だと私も嬉しいです!(笑)
喜んで、ご協力・ご指導しました。
はい!
もうこの手には乗りませんからね!(笑)
では、また明日!!
河野正夫