自分自身の目標を達成するための学習方法を変革していってください!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 不合格の理由, 教育論, 筆記で満点を
【教員採用試験のバイブル】
小学校・中学校・高等学校の定期テストなどで,常に,満点近くを取り,学力が高いと言われ続けている人は,今日のブログ記事を読む必要はないかもしれません。
でも,もし,あなたが,小学校・中学校・高等学校の定期テストなどで,いつも,平均点くらいか,平均点よりちょっと上くらいの得点を取り続けてきた人ならば,今日のブログ記事は,とても重要なものになるでしょう。
これまで,常に満点近くを取り続けてきた人は,学びの方法を知っています。
自分がどのように学習すれば,あるテストで高得点(満点)が取れるのかを知っていて,その通り,学びを進めます。そして,目標通り,高得点(満点)を取ります。
ここで,誤解しないでください。
学力がテストだけで決まると言っているのではありません。
テストのための学習がすべてだと言っているのでもありません。
私が言っているのは,あるテストを受けるという目標があったときに,そのテストで高得点(満点)を取るための学び方を実行できるかどうかという,その能力のことを言っています。
多くの人は,小学校・中学校・高校などで,平均点か,平均点より,ちょっと上くらいの得点を取り続けてきたと思われます。
もうちょっと具体的に言いましょう。
毎回,せいぜい,100点満点中50点とか60点くらいの得点だったのではないでしょうか。
定期テストの勉強は,それなりに頑張ったけれど,そのくらいの得点に終始したのではないでしょうか。
一度は,100点満点とか,98点とかを取ってみたいと思っても,なかなか難しかったという記憶がある人も多いと思います。
そして,これが,高校入試や大学入試,センター試験などの大きな試験になると,満点近くを取ることができたのは,ごくごく少数ということになります。
せいぜい,平均点よりちょっと上だったという人が多いはずです。
こういう人は,学び方の改革をしません。
学び方は,いつも同じなのです。
テスト勉強という狭い範囲で考えても,学び方はいつも同じなのです。
学び方が同じだから,いつも同じような成果(得点)しか取れないということになります。
学び方を変えれば,成果(得点)も変わるはずなのに,学び方をどう変えたらいいかがわからないので,いつも,同じような学び方をして,同じような成果になります。
教員採用試験でも同じです。
数回以上,1次試験(筆記試験)で不合格になるという人がいます。
教員採用試験の問題のレベルはそんなに高くはありません。
でも,多くの人が,せいぜい100点満点で50点~60点くらいしか取れません。
そして,それを毎年繰り返します。
近年は,教員採用試験の倍率も下がりましたので,50点~60点くらいでも合格することはあります。
合否はともかく,その人の学習の成果(得点)は,合否に関わらず,同じなのです。
私(河野正夫)は,教員採用試験対策講座を15年以上,主催してきました。
受講生の中には,いわゆる「秀才」もいました。
小学校・中学校・高校,そして,大学でも優秀な成績をおさめて,人生の大半を「優等生」として生きてきた人もいました。
そういう人は,自分なりの学び方を知っていますから,教員採用試験でも満点近い高得点で合格します。
でも,大多数は,いわゆる「ビミョー」という人たちです。
そういう人たちは,決して,「劣等生」ではありません。
小学校・中学校・高校でも,それなりに勉強はしてきた人たちです。
真面目で,それ相応に意欲があって,勉強が特に嫌いではありません。
でも,いわゆるテストでは,いつも,100点満点中50点~60点くらいの得点しか取れなかった人たちです。
50点~60点で合格する志望校種・教科・自治体であれば,こういう人たちは,どんどん教採で合格していきます。
でも,50点~60点では合格しない志望校種・教科・自治体であれば,こういう人たちは,毎年のように,筆記試験で不合格になります。
こうなってしまう理由はたった一つです。
効果的・効率的な学び方を知らないというたった一つの理由です。
こういう人たちは,決して,「頭が悪い」のではありません。
こういう人たちは,決して,「学力が低い」のではありません。
こういう人たちは,決して,「学習意欲が低い」のではありません。
ただただ,効果的・効率的な学び方を知らないだけなのです。
言い換えれば,効果的・効率的な学び方を知るだけで,一気に,高得点・満点の領域に達するはずなのです。
私は,過去15年間以上の教採対策講座の主催と講師担当で,このことを痛感してきました。
これから教師になろうという人の中で,かなり多くの人たちが,自分に最適な学び方,目標を達成するための最適な学び方を知らないのです。
学び方を知らない教師志望者となっているのです。
こういう人たちは,口では(面接等の語りでは),「子供たちに,こんな学びをさせたい。」,「従来型の指導(授業)ではなく,こんな学び方の改革をやっていきたい。」などと,素敵な理想を語ります。
そして,その理想は,概ね,素晴らしいものです。
でも,こういう人たちは,自分の学び方を知りません。
中学校や高校での定期テストの勉強,あるいは,入試での勉強をそのまま踏襲しています。
それで,高得点・満点が取れる人は,「優等生」です。
そういう人は,自分の学び方を確立しています。
でも,中学校や高校での定期テストの勉強,あるいは,入試での勉強をそのまま踏襲して,過去から現在まで,せいぜい平均点よりちょっと上くらいしかとれない(50点~60点程度)人は,自分の学び方を確立していないのです。
私がこれまで指導した受講生の中には,
医学部に進学したかったけれどできなかった,
司法試験に挑戦したけど合格しなかった,
行政職の公務員になりたかったけどなれなかった,
留学して外国で学位(学士・修士等)を取りたかったけどできなかった,
という人が多くいました。
かなりハイレベルの目標は持っていたものの,結局は,自分の学び方の変革ができず,いわゆる「ビミョー」な得点しかとれず,その目標を達成することができなかった人たちです。
そして,この人たちは,教員採用試験でも不合格を繰り返していました。
元々の目標に比べたら,教員採用試験はかなり容易なレベルです。
それでも,この人たちは,教採でも苦戦していました。
結局は,自分用の学びができていなかったからです。
目標が何であっても,自分がその目標を達成するための学びができていなかったから,どの目標の時でも,いわゆる「ビミョー」な成果しか出せなかったのです。
私がこの人たちに促したのは,自分のための学び方の変革でした。
どうすれば,効果的・効率的に学べるかを徹底して助言しました。
その結果,この人たちは,教採合格を果たすことができました。
教師志望者は,抽象的な,あるいは,一般的な「学びの変革」は口にします。
授業論や指導論,授業実践のアイデアなどは,雄弁に語ります。
でも,そういう人の多くは,自分の学びがあまり上手ではありません。
その人の目標が教採合格であれ,英検1級であれ,何であれ,自分の目標を達成する自分の学びができないというのは,残念なことです。
自分自身の目標を達成するための学習方法を変革していってください!
河野正夫は応援しています!
では,また明日!!
河野正夫