【川上貴裕】教師の常識は社会の非常識。川上の毒舌です!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 教育論
教採塾の川上です。
先日、Twitterに、「教師の常識は、社会の非常識。」と記載をしました。
すると、これから教壇に立たれる方や受講生から、「具体的にどんなことがあるか知りたい。」という旨のお問い合わせをいただきましたので、グサッと、ビシッと挙げていきます!
もちろん、全ての教員に当てはまる内容ではありません。
社会人の中にも、以下の内容に当てはまる人は、五万といます。
一部の方によるものですので、どうぞ、「世の中には、こんな非常識な教員(教員志望者)もいるんだ!(笑)」と、ラフな気持ちでご覧ください。
ということで、本日は、少しだけ、「腹黒・毒舌の川上」にお付き合いください(笑)
①名乗らない。
LINEが流通しているせいか、一切名乗らず、いきなり、「○○について教えてください。」とだけ、お問い合わせメールが来ます。
電話も同様で、名乗りもせず、いきなり、「あ、講座のことなんですが・・・」と話し始めます。
私が教員時代だった頃も、職員室にかかって来た外部からの電話に先輩教員が出るなり、開口一番、「もしもし?」と話し始めているのを目撃しました。
名乗ってもらえない側からすれば、「お前、誰?」ということになりますよね。
②なんでもかんでも聞く。
「講座に持っていくものはありますか?」
「服装はどんな格好をしていけばいいですか?」
といったお問い合わせもよく来ます。
教員は、遠足や校外学習、修学旅行などで、しおりを作りますよね。
そこには、いつも「持参物」の記載があるので、そのクセがついてしまったのでしょうか。
持参物がある場合、服装を指定する場合は、いつもメールでご案内しています。
③調べもせず、とりあえず聞く。
多くのお問い合わせは、ホームページに記載してある内容ばかりです。
とりあえず聞けば早いから、ということなのでしょうか。
この先、アクティブラーニングを推進していく教師が、このように、人に頼ってばかりでいいのでしょうか。
また、とりあえず電話をかけてくる人もかなりいます。
教採塾は、もちろん電話も設置していますが、これは法人業務用です。
ホームページにも、メールにも
【受講生からのご質問、あるいは、受講に関するお問い合わせの方は、電話ではなく、info@kyousaijuku.com あるいは、ホームページのお問い合わせフォームから、ご連絡ください。電話は、法人業務の対応のみとなります。】という旨を記載しているにも関わらず、電話をかけてきます。
電話は、相手の時間も移動も制限してしまうことを考えられないようですね。
もちろん、こういうのをきちんと見ていない人ですから、先ほど挙げたように、名前も一切名乗りません(笑)
もし、メールが面倒であれば、ライン@の公式の教採塾のLINEでお問い合わせをして下されば結構です。
④ずっと相手が話を聞いてくれると勘違いしている。
教室内であれば、先生の話がつまらなくとも、子供たちはじっと耐えて授業を聞いています。
その慣れがあるのでしょうか。
「要点は何?」と思わず皮肉を言いたくなるほど、時系列に、懇切丁寧に説明をし始めます。
そのクセがついているせいか、面接の演習でも、「30秒程度で答えて。」と伝えても、延々と説明をし続けます。
事実を説明すれば、相手が納得してくれると勘違いしているようです。
2次試験の場合、つまらない話であれば、面接官はほとんど聞いていません。
こちらも、先ほどと同様、相手の都合も考えず、時間を使っている、ということを考えられないのかもしれません。
⑤質問時間を設けているのに、終了後に個別に聞きに来る。
教員採用試験の説明会でも、よく見かける風景です。
時間内に質問コーナーを設けたのにも関わらず、説明会・講座などが終わった後に聞きに来ます。
教員は、土日も無料奉仕をしたり、定時になっても残業をしていますよね。
だから、当たり前だと思うのでしょうか。
主催者・講師にも都合というものがあります。
主催者・講師は、すぐ移動しなければならないかもしれない。
すぐに会場の鍵を返却しなければいけないかもしれない。
主催者・講師の時間を拘束していることになる。
こういった、相手のことを一切考えず、自分が満足できればそれでいいと思っているようです。
⑥「会って話を聞きたい」と問い合わせてくる。
教採塾の講座の情報は、全てホームページに記載されていて、ホームページで分からないことがあれば、お問い合わせフォームでご質問くだされば、可能な限り丁寧にお答えします。
直接、お会いしなければいけない必要性が見当たりません。
また、教採塾の本社は、管理機能のみを担っており、受講生をお招きする施設になっていません。
例えば、著名人の講座や、有名アーティストのライブ、小中高の入学の際なども、「会ってみて話してみて行くかどうか決めたい。」と連絡するのでしょうかね。
⑦ICTが使えない。
メールを返信しても、ブロックされていたり。
(迷惑メールの設定が初期のままで、知り合い以外からのメールは受け付けないようになっている。)
あるいは、
「LINE(企業の公式アカウントのもの)の通知解除をお願いします。」とお問い合わせが来たり。
スカイプ個人レッスンを取っていながら、接続の仕方が分からず、結局、延期・キャンセルになったり。
このような状態の方が、子供たちに情報教育・ICT・プログラミングを教えることができるのでしょうか。
少し脱線しますが、学校もまた、ICTが遅れていますよね。
1.Wi-Fiの環境がない。
2.事務や成績処理も未だに手書きのところが多い。
3.親への連絡も手紙や連絡帳で、そういった連絡アプリなども、「もしものことがあったら危ないから。」ということで未導入。
4.教室やパソコンルームのラップトップは、「いつになったら起動するの?」というくらいのスペック。
困ったものですね。
⑧受講生の保護者からお問い合わせが来る。
「息子が受講したがっているのですが。」
「うちの子が、総合対策講座を取っているのですが、次の講座を欠席させてもらいたく・・・。」
「娘の父です。娘が今月の受講料を払っているかどうか分からないと言っているのですが・・・。」
ごく稀に、未成年(大学1・2年生)の熱心な方も受講されることがありますが、受講生の9割5分は、20歳を超えた成人です。
保護者のご心配も分かりますが、そこは、本人が「自分がやるから。」としっかりと止めるべきですよね。
成人にもなって、自分で申し込む、連絡することもできないのでしょうか。
講座で直接顔を合わせるのに、恥ずかしくないのでしょうか。
もっと言うと、成人を超えている場合は、保護者の第一義的責任も、監護権もありません。
受講生の保護者であっても、本来であれば、受講しているか、していないかさえも、お伝えすることができません。
⑨紙媒体が安心。
今年から、オンライン校を始めました。
オンラインということですから、バーチャルの世界で行われるものです。
それでもなお、
「資料は紙でもらえますか。」
「資料は印刷してくれないのでしょうか。」
といったことを平気で聞いてくる愚かな方がいます。
「ネット上では流出する可能性があるから、すべて紙媒体で金庫に保管する。」と公言した省庁も、そういえばありましたね(笑)
また、先ほども述べたように、教採塾の講座情報などは、余すことなく全てホームページに記載しています。
ホームページ以上の情報はございません。
現在は、パンフレットも製作していません。
しかしながら、「パンフレットを下さい。」というお問い合わせが、後を絶ちません。
そして、上記のことを伝えると、かなり不満そうな声色・表情を見せます。
そんなに情報が欲しいのであれば、ホームページをプリントスクリーンで撮影して、印刷すればいいと思うのは、私だけでしょうか。
また、もちろん業種や形態は違いますが、
では、「(ASKULにはパンフレットがあるので)Amazonや楽天市場にも、パンフレット下さい。」と連絡するのかな、と。
もちろん、Amazonや楽天市場のパンフレットがあるなら、見てみたい気もしますが(笑)
⑩時間や約束が守れない。連絡もない。
時間や約束が守れない人は、社会人として信用してもらえません。
また、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が無い人も、言語道断ですよね。
講座でも、「ちょっと○○の用事があって遅れます。」と講座開始後に連絡がきたり。
補講の手続きもしていないのに、無断で休んだり。
自分の時間や予定をコントロール、把握できない人は、いつまで経っても合格できないなと、個人的には感じます。
⑪自分都合で解釈する。
ホームページにも、各SNSにも「教職教養」ということを記載しているのに、「専門教養はないのか。」とお問い合わせが来ます。
また、「東京校」と記載すると、「千葉の対策はできますか?」というお問い合わせも来ます。
「品川校」と記載すると、「渋谷校はないのか。」というお問い合わせも来ます。
無いから、ホームページにも記載しておりません。
無いものを、聞かれても、「ありません。」としか言いようがありません。
また、場所についても、東京という地に講座会場があるから、「東京校」と記載しているだけなのですが、「東京(品川)に特化した講座なのか。」と聞かれます。
ホームページには、「東京で開講。関東甲信越地方の志望先を対象にカリキュラムを組み上げた教採塾。」と記載してあるのですが・・・。
⑫無知。
新聞やニュース、本を読まない(見ない)からでしょうか。
「○○について、知ってることを話して。(誰もが知っている内容やニュース)」と言っても、「なんですかそれ?(笑)」と返事が返ってきます。
関係性は不明ですが、圧倒的にボキャブラリーも乏しいです。
敬語が使えない(使っていても、誤った使い方の)人も多いです。
以上、挙げればキリがありませんが、4000字を超える大作になってしまったので、この辺で。
どうでしたか?
皆さんの周りにも1人か2人くらいは、上記に当てはまる知り合いがいらっしゃるのではないでしょうか。
「〇番、当てはまった!」という方は、今日以降、文明人・知識人の仲間入りを果たしてくださいね!(笑)
かなり、愚痴と化してしまった部分もありますが、ご容赦くださいませ!!
腹黒・毒舌の川上にお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また来週水曜日に!
川上貴裕