なぜ,簡単に不合格を合格に変えることができるのに,変えようとしないのか?

不合格の理由

【教員採用試験のバイブル】

 

本日のテーマは, 「なぜ,簡単に不合格を合格に変えることができるのに,変えようとしないのか?」 です。

それは,教採受験者のかなりの割合の人が,あまりにも「甘えん坊」だということを指摘しておくことです。

もう少し,過激に言うのなら, 「目を覚ませ!」 ということです。

 

何について,目を覚まさなければならないかということを,順番にわかりやすく説明していきましょう。

 

1.講師経験が長いことを,ことさらプラスに捉えて,例えば,「10年間の講師経験を生かして」などと,したり顔で自己アピールする人がいます。

情けなくなります。

10年間の講師経験というのは,裏を返せば,これまで10回も教員採用試験に不合格となったということです。

自慢なんてできません。

 

講師経験で学んだこと・得たものがあるのであれば,それを自己アピールに入れるのは,問題はありません。

採用側も,そういうことを聞きたいでしょう。

でも,私は講師経験が10年もあるから,そこを評価してほしいなんて思うのは本末転倒です。

10回も教採に不合格になった人を疑うのは当然です。

 

考えてもみてください。

面接官にしてみれば,自分の先輩面接官が,過去10年間にわたって,延々と不合格にしてきた人を,自分が面接官とし,今年,合格させるには,それなりの理由が必要です。

合格させる理由も示さずに,10年間講師をしてきた!なんて自慢しないでください。

 

講師経験が10年もある人が,言い換えるのなら,教採に10回も連続して不合格になった人が,今年,合格するためには,合格の戦略が必要です。

教採塾は,この戦略を得意としています。

過去には,16回不合格になってきた人を,数回の個人レッスンで一気に合格に導いたこともあります。

 

売り方を間違えてはいけません。

10年も講師をやったことをどんなに自慢してもダメなんです。

講師経験が長い人,不合格の回数が多い人は,その人のライフストーリーを書き上げ,そこから,合格の理由・合格の戦略を考える必要があります。

そして,それさえやれば,合格することができます。

 

2.小学校志望の場合ですが,一般に,2種免許は,1種免許と比べて,競争力は低いです。

教採を受験する人を甘えん坊だと呼びました。

なぜ,そう呼ぶかというと,自分の都合のよいようにしか考えないからです。

もっと具体的に言うと,受験資格があることと,合格可能性があることを混同しています。

 

1種免許は大学卒業程度の単位数が必要です。

2種免許は短大卒程度の単位数で取得できます。

1種免許の方が,グレードが高いのです。

もしあなたが,エコノミークラスと,ファーストクラス,どちらでもチケット差し上げますよ!と言われたら,どちらをもらいますか?

ファーストクラスですよね

 

もちろん,1種免許でも,2種免許でも,教員採用試験を受験する資格はあります。

でも,採用側になってみてください。

よりグレードの高い免許を持っている人と,低いグレードの免許を持っている人がいたら,どちらを採用したいと思いますか?

こんな簡単なこと,わかってくださいよ。

 

あなたが,高校3年生のとき,あなたは,東京大学を受験する資格がありましたよね。

でも,受験しなった。なぜですか?

東京大学なんか行きたくないという人もいたでしょうが,東大を受験しなかったのは,東大に合格する可能性がないと判断したからではないのですか?

教採も同じです。

 

受験資格があることと,合格可能性があることとは,全く違います。

ここのところの理解がなさすぎます。

もちろん,2種免許で合格した人もたくさんいます。

でも,そういう人は,免許以外のところで,優れて資質や適性を持っています。

最高の面接力があれば,免許の種類は関係ありません。

 

いま,2種免許で受験しようとしている,そこのあなた,免許の種類なんて関係ないと採用側に思わせるほど,あなたの面接の語りは上手なのですか?

あなたには,免許の種類を凌駕するほどの才能があり,それを採用側に示すことができますか?

 

私の経験では,相手を魅了するような魅力のある人は,通信だろうが,通学制の大学だろうが,ちゃんと一種免許を取得しています。

そもそも,さっさと簡単に2種免許さえ取得すれば,教採が受験できるので,とりあえず2種免許を取ろうなんて思っていること自体が愚かですし,子供のためにもなりません。

 

愚か者は自滅するとよく言いますが,まさにこう言うことです。

本当に教採で有利で合格したいのであれば,大学に行けば,みんなもらえる,1種免許を,通信でもなんでもいいから取得しておくべきなのです。

もう一度言いますよ。

受験資格があることと,合格可能性があることは全く違います。

 

もちろん,2種免許でも,合格する方法はあります。

先程も言いましたが,免許の種類なんか関係ない,あなたを採用したい!と採用側に思わせればいいだけの話です。

ところが,2種免許に安住するような人に限って,そういう戦略は何もありません。

毎年,受験して,毎年,不合格になります。

 

教採塾からも,2種免許で合格した人は,たくさんいます。

私は,2種免許の人には,まず最初に,「免許のグレードで不利なのだから,この不利を凌駕するような合格の理由を見つけよう」という課題を設定し,その人の免許の種類など,採用側が気にしなくなるような,その人の強みを見つけ出します。

 

才能と資質,そして,魅力が確立されれば,免許の等級など関係ありません。

「この人を採用したい!」と採用側が思えば,確実に採用してもらえます。

これも,実は簡単なことなのです。

ちょっとした戦略で,簡単に合格が勝ち取れるのです。

 

3.社会人の免許取得見込みは,まず合格できません。

大学生で教採を受験する場合は,全員が,原則として,教員免許状取得見込みです。

でも,いったん,民間企業などで数年間働き,それから,教員免許状を取得するという人は,社会人でありながら,免許取得見込みで,教員採用試験を受験します。

 

社会人で,免許取得見込みで,教採を受験する場合,まず合格できません。

私の経験では,合格できる人は,1割から2割くらいの,ものすごく優秀な人だけです。

免許があってもなくても,この人なら欲しい!と思えるような人は,免許取得見込みでも合格します。

あとは,ほぼ全滅です。

 

もちろん,社会人で免許取得見込みでも,教採を受験する資格はあります。

受験資格はありますが,合格可能性は低いのです。

受験資格があるだけで,合格を期待するところが,「甘えん坊」のなせる業です。

 

何度も言いますが,資質・適性・能力・才能・魅力のある人は,社会人で,免許取得見込みでも,教採に合格します。

教採塾からも,そういう人は,多く出ています。

でも,そういう人は,徹底して,受験戦略・合格戦略を考え,最善の準備と最高のパフォーマンスで教採に挑戦しました。

 

私が,可哀そうだと思うのは,不合格を続ける人というのは,ただなんとなく,それこそ,「年中行事」のように,教員採用試験を受けているのです。

夏が来たら教採を受ける。という感じで。

そして,毎年,不合格になるのです。

受験資格があるから受験する。

でも,合格などできるはずもないのです。

 

教採塾は,河野正夫は,そういう人を,過去何十人も指導して,合格に導いてきました。

合格に導いてきたのは,必ずしも,河野の才能によるものではありません。

河野がやったのは,たった一つのことです。

簡単に合格する戦略を指南しただけです。

不合格を合格に変える方法を助言しただけです。

 

不合格者の多くは,「なんとなく」教採を受験しています。

教採の準備も,「なんとなく」,「一応」,「人並みに」なんです。

自分の置かれた立場・位置・不利な点を科学的に分籍し,それでも,採用側が合格させたくなるような戦略を描こうとしません。

ただ,受験して,玉砕を続けます。

 

合格する方法は,ほとんどの人にとって,実は,簡単なものなんです。

特に,秘伝の秘宝は必要ありません。

ちょっとした分析,ちょっとした戦略,ちょっとした演習で合格は勝ち取れます。

これまでの自分を変える。

これまでの惰性を変えるだけで,合格は勝ち取れます。

これだけで合格するんです。

 

4.筆記試験の勉強の方法を知らない。

教員採用試験の筆記試験は,そんなに難問ではありません。

センター試験や大学入試よりは,はるかに簡単なことがほとんどです。

簡単な問題なのに,多くの人が6割か7割程度の「微妙」な得点で終わっています。

暗記だけのくだらない受験勉強をするからです。

 

子供には,アクティブ・ラーニングなり,深い学びなりを言っておきながら,自分が勉強するときは,結局は,旧態依然とした暗記中心の勉強しかできないのです。

予備校によっては,アクティブ・ラーニングを標榜している講座もありますが,所詮は,話し合ったり,発表し合ったりするだけです。

 

単なる,発表や話し合いだけなら,時間の無駄です。

学習は機能的に行う必要があります。

学習は楽しく行う必要があります。

学習は形成的に行う必要があります。

学習は興味関心の持続が何より大事です。

こういう筆記試験の学習ができれば,高得点は容易に達成できます。

 

いつまで経っても筆記試験でうだつが上がらない人は,筆記試験の勉強方法をコペルニクス的に転換する必要があります。

この点でも,教採塾は,これまで,大いに貢献してきました。

教採塾の筆記試験(教職教養)の講座は,とても楽しく,興味関心に満ちています。

講座で学ぶのが楽しみになります。

 

いまだに,筆記試験の勉強を苦行として,暗記方式として,嫌々ながらやっている人は,教採塾の講座に来てみてください。

楽しく,効果的に,効率的に,満点を目指しましょう!

楽しくなければ,学びではない!

これが教採塾の原点の一つでもありますから。

 

5.科学的な分析に耳を傾け,自分を変える勇気をもとう!

5番目のポイントは,不合格になる方への呼びかけです。

不合格になる人に限って,自分に都合の悪い意見には耳を傾けません。

科学的で合理的な分析でも,自分の不合格を予想するようなものは,耳に入れません。 慰めだけを求めます。

 

ブログでも,ツイッターの投稿でも,自分にとって厳しい意見は読みません。

不合格になる人は,本当は,不合格の理由を分析されるのが怖いのです。

だから,合理的な助言でも,自分を変えなければいけないような助言は無視します。

そして,毎年,不合格なります。

 

自分を変える勇気を持つこと。

自分を変える方向性を知ること。

自分を変える最初の一歩を踏み出すこと。

これさえできれば,合格はすぐそこです。

これも,やろうと思えば簡単にできる合格への近道です。

 

今日のテーマで何が言いたいかと言うと,教採合格は思ったよりも,簡単に勝ち取れるということです。

多くの場合,合格の最大の障壁は,あなた自身です。

あなた自身が変わろうとしないから,合格を逃します。

あなた自身が合格への戦略を立案しないから,合格を逃します。

あなた自身の問題です。

 

これがわかった人は,ものすごく簡単に教採合格を勝ち取っていきます。

もう一度言いますが,教採塾から教採合格を勝ち取っていった何百人もの合格に背後にあるのは,河野正夫の才能ではありません。

合格者自身の才能であり,合格者自身の勇気なのです。

河野は,それをちょっと刺激しただけです。

 

来年こそ,教採合格を勝ち取ろうと決意している方々, 今こそ,一歩踏み出すときです。

勇気をもって,歩み出しましょう!

自分を変えましょう!

 

教採合格は,思ったより簡単なのですから。

 

 

では,また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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