面接力を向上させるためには、戦略的な表情・雰囲気・見え方の演出の向上が不可欠です!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 不合格の理由
先日、広島市内で、面接のパフォーマンス力向上のための「合宿講座」を行いました。
その中で、とても興味深い「実験的な演習」を行いました。
30名の受講生の中から、5名を抽選で選び、前に出てもらい、「集団面接的」な「個人面接」を行いました。
1組5人で20分弱での面接です。
20分弱の面接が終わったところで、聴衆として面接を見分していた25名の受講生に投票用紙を配り、一番、優秀だった人に投票してもらいます。
有効投票総数は、概ね25票です。
こういう面接を全部で、2日間で8回、行いました。
結果は、驚くべきものです。
こういうやり方で面接の優秀者を決めると、どうなるか?
実は、いつどこでやっても、結果は同じなのです。
すなわち、どの5人セットでも、最も優秀な人が、投票数の過半数を独占し、2位の人の倍以上の得票となります。
つまりは、事実上、”Winner Takes All.”(勝者が独占する。)という現象が起こります。
そして、4位以下には、1票もはいりません。
要は、票が割れることはまずありません。
最優秀者が圧倒的な票数を独占し、次点(2位)の人の得票は、最優秀者の半分以下となります。
票が割れる場合があるとすれば、それは、5人のうち上位2人が、有効投票を2分します。
つまり、1位と2位が票の総数の半分ずつを得票し、同率首位になるのです。
もちろん、この場合は、3位以下の人の得票は、ゼロになることが圧倒的に多いのです。
この結果、何が言えるかというと、面接では、合格する人は圧倒的な勢いで合格し、合格しない人は合格する人の足元にも及ばないということです。
もちろん、教員採用試験での面接は、こういう大人数による投票方式ではありませんし、すべてが、集団面接的に行われるわけでもありません。
しかし、面接官の側から見れば、朝から夕方まで、十数人以上の受験者を順番に面接していきます。
面接官から見て、どの受験者が圧倒的に優秀かは、すぐに感じ取ることができます。
何度も申し上げてきましたが、教採などでの個人面接は、「瞬間芸」のようなものです。
たかだか20分程度の面接で、合否が決まります。
面接官の前に置かれている面接評価シートの、「協調性」も「責任感」も「教育への情熱」も「コミュニケーション能力」も、すべては、20分程度の対話でのあなたの印象によって決まってしまいます。
面接は、第一印象の勝負です。
20分程度持続する第一印象が、あなたの教採の面接での合否を決めます。
教採塾では、このことを本気で重視しています。
離れ的な、儀式みたいな面接練習を何回したところで、不合格になるだけです。
不合格にならない方法は、たった一つです。
個人面接で、Winner(勝者)となって、面接官の好感と共感と好印象を独占することです。
平均的で凡庸で退屈な人が面接で合格することはありません。
面接官の眼と耳と心に何かを伝えることができる受験者になる必要があります。
想いを言葉で表し、それを、好印象が持てるパフォーマンスで面接官に伝える必要があります。
4月からの教採塾の面接講座は、すべて、このことに特化していきます。
教採塾では、「ままごと」としての面接演習はやりません。
教採合格に直結する本物のサイエンスに裏付けられた演習だけをやっていきます。
教採塾には、元選挙プランナーでコミュニケーション・コンサルタントとして活躍した河野正夫、プロのパフォーマーでパフォーマンスの力で教採合格に導くRyoさん、シャープな感性と自らの知性で教採合格への道筋を指南する川上貴裕がいます。
教採合格だけでなく、たとえ、選挙でも、マスコミ対策でも、マーケティングでも上手にやってのける人材が教採塾には揃っています。
このメンバーで、皆さんの教採合格を徹底的にサポートします!!
これからの教採塾の講座や個人レッスンにご期待ください!!
では、また明日!!
河野正夫