合格する面接の語り、そして、不合格になる面接の語り!!

旧ブログ記事

これまでも、かなりこのブログで書いてきましたが、教員採用試験を受験する多くの人は、面接の語りになると、急に受験作文になります。

 

 

子供に寄り添う教育がしたい。

 

笑顔があふれる学級をつくりたい。

 

学ぶことの大切さを伝えたい。

 

わかった喜び、できた喜びを感じさせたい。

 

 

などなど、どこかで聞いたような表現が飛び交います。

 

しかも、面接演習をすると、受験者が次々に、上記のようなことを語ります。

 

つまりは、一定の表現がマンネリ化して、インフレーションのように出てきます。

 

自分はいい表現だと思って使っていても、その実、みんなが使うありきたりの平凡な表現であることに気づいていないのです。

 

 

教採を受験する多くの人は、「二重の言語」を使っています。

 

「二重の言語」とは、普段、普通に話すときの語りの在り方と、面接で、公式に話すときの語りの在り方が、あまりにも違うということです。

 

もちろん、丁寧語の使用とか、ある程度のオフィシャルさが違うのは、当然です。

 

でも、そもそも、想いも言葉も何もかもが違うのです。

 

 

例えば、友人と食事している時に、友人が、「アルバイト始めたんだって?アルバイト、どんな感じ?」と聞いたとします。おそらく、あなたは、例えば、次のような感じで答えるでしょう。

 

 

「アルバイト?うん、始めたよ。居酒屋でホールの担当なんだけど、これが結構大変でね。酔っぱらいばかりで、いつも、からかわれたり、文句言われたりで、結構、嫌なこともあるけど、最近は慣れてきた。酔っぱらいって、ちょっとコツをつかんで対応すると、結構、扱いやすくて、最近は、酔っぱらいの扱いが上手くなってきた。」

 

 

でも、面接で、面接官から、「アルバイトは何をしましたか?」と聞かれると、

 

 

「はい。私は、居酒屋でアルバイトをしました。アルバイトを通して、働くことの大切さと、コミュニケーションの大切さを学びました。これを活かして、教師になっても、子供たちに勤労観と友達と話し合うことの大切さを伝えます。」

 

 

みたいなことを言います。

 

 

教採の面接で、「二重の言語」を話す人は、面接での語りになると、急に、「私は」と、人称代名詞を多用し始めます。日本語は、文脈で明白なときは、わざわざ「私は」などと人称代名詞を使わないのですが、まるで、英語の直訳のように、「私は」がたくさん出てきます。

 

さらに、「~の大切さ」とか、「~のすばらしさ」とか、「~の楽しさ」」といった言い回しが多用されます。

 

話に具体性がなくなり、受験作文がつくられます。

 

こんな受験作文、誰が聞いても、無味乾燥であり、また、あなたの魅力や資質がまったく感じられません。

 

はっきり言って、0点の語りです。

 

 

でも、面接の語りはこんな語りが圧倒的に多いのです。

 

面接官は、こんな語りを、教員採用試験で朝から晩まで聞くことになります。

 

相当、いらいらするでしょうし、こんな語りしかしない人は、絶対に合格させないでしょう。

 

それなのに、面接の語りと言えば、こんな語りばかりなのですよね。

 

 

昨日のブログ記事で書いた、自己アピール文や志望動機文も同様です。

 

あなたの本当の想いでも、情熱でもない、単なる無味乾燥で無難な受験作文が圧倒的に多いのです。

 

 

あなた自身、自信をもって書いていない。

 

あなた自身、そこに書かれていることに、誇りを持っていない。

 

あなた自身、そこに書いたことは、受験用のまやかし作文だと知っている。

 

その文章を読んでも誰も感動などしないことをあなた自身が知っている。

 

でも、自己アピール文や志望動機文は、そう書くのかなと、受験作文ばかりしてしまう。

 

そして、面接官からもまったく評価されず、2次試験で敗退していく。

 

それを毎年繰り返す。

 

そんな受験者になってはダメですよ!!

 

 

こんなことを講座で語り、ブログ記事で書いていたら、川上貴裕が立ち上がりました!!

 

 

「自己アピール書のための個人レッスン@40分by川上」

 

 

を実施します!!

 

 

 

 

これは、自己アピール書(自己アピール文や志望動機文等)の添削に特化した、40分の個人レッスンです。川上貴裕が担当します。

 

場所は、川上貴裕のお洒落な空間(川上の社宅のリビングルーム)で行います。

 

川上のリビングルームはアートの香り溢れた素敵な空間です。訪問するだけでも一見の価値がありますよ!

 

40分の個人レッスン形式の自己アピール書の添削相談・コンサルティングです。

 

受講料は、1回40分で、6,480円というリーズナブルなものとなっています。

 

 

開講の日時は以下の通りです。

 

 

4月21日(土曜日)17時〜17時40分
4月21日(土曜日)18時〜18時40分
4月21日(土曜日)19時〜19時40分

4月22日(日曜日)17時〜17時40分
4月22日(日曜日)18時〜18時40分
4月22日(日曜日)19時〜19時40分

4月23日(月曜日)19時~19時40分
4月23日(月曜日)20時~20時40分

4月28日(土曜日)16時~16時40分
4月28日(土曜日)17時〜17時40分
4月28日(土曜日)18時〜18時40分
4月28日(土曜日)19時〜19時40分

4月29日(日曜日)16時~16時40分
4月29日(日曜日)17時〜17時40分
4月29日(日曜日)18時〜18時40分
4月29日(日曜日)19時〜19時40分

4月30日(月曜日)19時~19時40分
4月30日(月曜日)20時~20時40分

5月5日(土曜日)17時〜17時40分@福山
5月5日(土曜日)18時〜18時40分@福山
5月5日(土曜日)19時〜19時40分@福山

5月6日(日曜日)17時〜17時40分
5月6日(日曜日)18時〜18時40分
5月6日(日曜日)19時〜19時40分

5月7日(月曜日)19時~19時40分
5月7日(月曜日)20時~20時40分

5月12日(土曜日)16時~16時40分
5月12日(土曜日)17時〜17時40分
5月12日(土曜日)18時〜18時40分
5月12日(土曜日)19時〜19時40分

5月13日(日曜日)16時~16時40分
5月13日(日曜日)17時〜17時40分
5月13日(日曜日)18時〜18時40分
5月13日(日曜日)19時〜19時40分

5月14日(月曜日)19時~19時40分
5月14日(月曜日)20時~20時40分

 

 

川上貴裕による「自己アピール書のための個人レッスン@40分by川上」を受講希望の方は、 お申し込み専用フォーム からお申し込みください。

 

川上が素敵な空間で、戦略的に添削相談・コンサルティングをいたします!!

 

 

(河野正夫は、上記の日時は、すべて、個人レッスンや各校舎での講座が入っているので、河野による添削レッスンはありません。あらかじめご了承ください。川上貴裕には、河野の添削メソッドはすべて伝授してありますので、川上による添削にご期待ください!!)

 

 

 

では、また明日!!

 

 

 

教採塾

河野正夫

 

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