教壇や演壇に立つ教師や講師の話を聞いていると、概ね2つのグループに分かれるようですね。
退屈で面白くない話をする人。
笑いと感動ありの話し上手な人。
学校でも、塾でも、講演会でも、どこでも、大体はこうなっているようです。
やはり、聴き手(学習者)にとって有益で効果が上がるのは、笑いと感動ありの話し上手な人ですよね。
私自身、教員採用試験の講座を主催し、実際にすべての講座を担当していますので、「話し上手」であり続けようと、日々、奮闘しています。
私の話が面白くないと言われ始めたら、私も講師としてはもうダメだなとあきらめるときだと自分では思っています。
現在は、私自身は、かなり興味深く、面白く、楽しい話を、講座でしているはずだと自負しています。
楽しくなければ講座じゃない!
合格につながらなければ講座じゃない!
と、いつも言い続けていますので、その言い草に恥じないように、努力を重ねています。
今月(11月)からの講座では、15分1チャプター制を採用しましたので、講師としての私のレクチャーが面白いことが第一なので、私自身、語りを、毎日、磨き上げています。
その成果が少しはあったのか、昨日の水曜広島校の総合対策講座でも、受講生の皆さんから、次のような嬉しいフィードバックがありました。
☆「普通に読んだら堅苦しい文章を柔らかく、ディスリも入れながら(笑)解説してくださっていて、分からん、難しい!という気持ちになることもなく、楽しく聴けました。私も授業で生徒にこんな風に説明したいという気持ちです。」
☆「チャプターが24まであって、内容もすごく多かった(レジュメが厚くて驚きました)ですが、先生が本当にテンポ良く、要点を押さえて、何よりも楽しく教えてくださったので、あっという間でした。」
☆「先生が難しい言葉を簡単な言葉で説明してくださったので、スーっと頭に入り、同時に様々な法律や教育に関することを深く考えることができました。」
☆「チャプター方式、楽しみにしていましたが、とても楽しく、スッと頭に入れることができました。」
☆「河野先生の教え方、語りを、自身の日々の授業の中にも取り入れていくと、とてもよい授業がつくられると思います。これからも楽しみにしています。」
受講生の皆さん、素敵なお言葉をありがとうございます。
上記の言葉は、毎講座後に、自由になんでも書いていただく形式のアンケートに、記入してくださったものです。
多くの方が、私の話し方・語り方をほめてくださっていて、とても嬉しいです。
教師は、やはり、こうでなくてはいけないと、我ながら、考えています。
教師の話し方が、楽しくなければ、学習者は退屈します。
教師の話し方に、興味・関心を抱かなければ、学習意欲は減退します。
教師の話し方・語り方は、学習の成立に大きな影響を与えます。
時々、人によっては、「授業は学習者が主人公で、教師は脇役だ」ということを言い訳にして、教師自身の語り方を向上させるのをサボっているのを見かけることがあります。
授業の形式がどうであれ、学習メソッドがどうであれ、教師の語りに魅力がないのは、やはり教育者としては致命傷ですね。
河野正夫は、いつまでも、語り上手でいるように努めます。
そして、少しでも、皆さんのお手本になるような講義をしていきたいと願っています。
では、また明日!!
河野正夫
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