昨日(10月26日)、広島県からご依頼で、大きな研修の講師を務めさせていただきました。
この研修は、正式には、「平成29年度広島県サービス管理責任者等フォローアップ研修」といって、障害福祉施設サービス等を提供している施設のサービス管理者の方を対象とした研修です。
私自身は、特に障害福祉施設の運営の専門家ではないのですが、職場でのコミュニケーションを向上させるための4時間強の研修を引き受けて欲しいとのご依頼でした。
最初は、ちょっと門外漢すぎて、お引き受けしていいものかどうかと悩んだのですが、対象となる障害福祉施設の内訳が、
「療養介護,生活介護、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練),共同生活援助、就労移行支援,就労継続支援、児童発達支援センター,児童発達支援事業,放課後等デイサービス,保育所等訪問支援,障害児入所支援,福祉型障害児入所施設,医療型障害児入所施設」
ということをお伺いして、教育に通じるところもあるかなと思い、お引き受けすることにしました。
丸二日間に及ぶ研修の中で、私は第1日目の午後すべての時間帯をいただき、4時間15分の研修時間でした。
250名強の方が参加され、熱気あふれる研修となりました。
(画像は、プライバシー保護のため、若干、ぼかしをいれています。)
私が担当させたいただいた研修は、依頼主である広島県さんのリクエストで、「職場で活かせるコミュニケーション」というテーマでした。
研修で使った資料は、PDF版で、こちらから閲覧・ダウンロードできます。
(視覚に障害がある方もいらっしゃいましたので、読み上げソフトに対応するために、文字ベースの資料となっています。いつもは、絵や写真ベースの資料にするのですが、合理的配慮の一環として。)
レクチャーあり、グループディスカッションあり、発表あり、笑いありで、本当に楽しい4時間余りでした。
私もかなり準備をして、熱のこもったお話をさせていただきました。
お話の最後は、資料にはありませんが、私からの皆さんへのメッセージとして、
多様性(Divesity)
寛容さ(Generousity)
信念(Determination)
がコミュニケーションには大切だということを熱く語ってみました。
250名を超える受講者さんのお顔を拝見していると、楽しく、有意義な時間を過ごしてくださり、多くを学んでいただけたものと思っています。
私は、研修の最初に、
というスライドで、楽しく、役に立つ研修にすると、受講者の皆さんにお約束をして、研修を始めました。
かなり、自分へのプレッシャーでもありましたが、こういうお約束を明確にして、4時間15分の研修をしたことは、受講者の皆さんの信頼を少しは勝ち取れたのではないかと思っています。
いつもの教員採用試験対策講座の講義や演習とは、かなり違った趣のあるとても刺激的な研修でした。
私は、ほとんど、研修の講師をお引き受けすることはないのですが、たまには、こうした講師をお引き受けして、全力で挑んでみるのもいいものですね!!
では、また明日!!
河野正夫
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