教育者・教師という仕事をしていると、時に、本当にこの仕事をしていてよかったと感動することがあります。

 

私も一人の教育者として、時に、そんな感動をすることがあります。

 

昨夜、そんな嬉しい感動がありました。

 

昨日の夜の9時頃、私は、あるレストランで食事をしていました。

 

携帯にメールが転送されてきました。教採塾のお問い合わせフォームからでした。

 

何か講座への質問かなと、問い合わせの文章を読んでみました。

 

読みながら、私は嬉しさのあまり泣き出してしまい、一緒に食事をしていた人は驚いていました。

 

私は、携帯を一緒に食事をしていた人に見せて、文章を読んでもらいました。

 

その人も涙を流し始めました。

 

お問い合わせフォームという形で、静岡県のある人から、次のような文章がそこには書かれていました。

 

 

「河野先生、はじめまして。

私は静岡県で臨時講師をしています。XXXXと申します。

 

今回、静岡県の教員選考採用試験、2次試験を合格することができました。

受験教科は、XXXXです。

 

（中略）

 

2014年に私は広島教採塾と出会いました。

真っ直ぐな瞳で元気よく挙手をする男の子の写真と河野先生の理論や熱い想いに感化されました。

それから、毎日ツイッター、facebook、ブログを拝見させていただきました。失礼ながら、1度もコメント等はしておりません…。(微笑)

 

私の考える教育観、保護者観、特別支援教育観、いじめ観等は何か。

 

保健体育の志願者は元気で威勢良くて当然！

その中でどのようにパフォーマンス力を向上させるか、魅力ある人間になれるか、面接官を好きになれるか、考えさせられました。

 

今回、5度目の挑戦で夢を叶えることができたのは、河野先生のお陰です。

 

以前、静岡県での面接講座の日程が発表された時「これは何かの縁だ！」と即申し込みを考えましたが、諸事情により参加することができず、後悔したことを思い出します。

 

これまでに出会ってきた恩師の熱く、心が震える言葉は今でも上の空で言えます。河野先生の「想いなくして表現なし」の言葉は、私の教育に対するターニングポイントになりました。

 

河野先生、本当にありがとうございます。

ようやく、教育のプロ。教師になれます。

ここからがスタートだと自負しています。

 

1人でも多くの生徒の「個性」を「豊かさに変えていきたい」

多くの子どもたちに、ポジティブな言葉のシャワーをたくさん浴びせていきたいです。そして、自立、社会参加し、人を幸せにできる人間を育てていきます。

 

今回の気持ちをお伝えする手段が、このお問い合わせフォームで行う形になってしまい、申し訳ありません。

ただ、今このお問い合わせフォームに入力している私の気持ちは、数年前に教採塾に出会った時と変わりません。

 

河野先生に届いてくれたら幸いです。

ありがとうございました。」

 

 

以上の文章が書かれていました。

 

「河野先生、はじめまして。」で始まるこの文章は、私の過去４年間をやりがいのあった幸せな４年間にしてくれました。

 

一度もお会いしたことのない方からの教員採用試験の合格の報告でした。

 

この方は、4年前から、ずっと私のブログやツイッター、フェイスブックを読んでくださっていたそうです。

 

コメントはなさらなかったそうですが、これまで、ずっと４年間、私が発信するささやかな情報や文章を読んでくださり、４年間、教採に挑戦され、今年、合格を勝ち取られました。

 

昨夜、このメッセージをいただくまで、私はこの方の存在を知りませんでした。

 

でも、過去４年間、ずっと、私のブログなどを読んで、懸命に教採合格を勝ち取ろうとされていた方がいらっしゃったこと知り、ブログを書いてきてよかった、ツイッターやフェイスブックで情報発信をしてきてよかったと、本当に、本当に、嬉しくなりました。

 

今まさに教壇に立っていらっしゃる皆さん、また、これから教壇に立とうとしている皆さん、皆さんなら、私のこの嬉しい気持ちをお分かりいただけると思います。

 

こんな嬉しい感動があるからこそ、教育者・教師という仕事に喜びと生きがいを感じます。

 

この方がくださった文章の最後にこう書かれていました。

 

「今回の気持ちをお伝えする手段が、このお問い合わせフォームで行う形になってしまい、申し訳ありません。ただ、今このお問い合わせフォームに入力している私の気持ちは、数年前に教採塾に出会った時と変わりません。河野先生に届いてくれたら幸いです。」

 

ありがとうございました。

 

あなたの情熱は、河野の心にしっかりと届きました。

 

そして、あなたの文章は、私に新たな生きがい、やりがいを与えてくれました。

 

感謝したいのは、私の方です。

 

 

これから教採合格を目指す皆さん、教師という仕事には大きなやりがいと大きな喜びがあるということを信じて、来年の夏の教採で合格を勝ち取ってください。

 

そして、素敵な教育を展開され、時々は、昨夜の私のような、素敵な感動に涙してください。

 

皆さんの教採合格を心から応援しています。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

教採塾

河野正夫