(写真はイメージです。)
日本国に生まれて、母語として、日本語(1)を学び始めました。
5歳の頃、父親に英語の学習本を買ってもらって、英語(2)に親しみ始めました。
中学校に入学し、オフィシャルに英語を学び始めましたが、少し退屈だったので、中国語(3)の学習をスタートしました。
中国語の学習がかなりスムーズに進んだので、スペイン語(4)も学び始めました。
ロマンス語系の言語に興味を持ち始め、ラテン語の入門書を買って、ラテン語(5)をかじり出しました。
エスペラントという人工語があることを知り、エスペラント(6)を速習しました。
高校に入り、英語、中国語、スペイン語、ラテン語の学習を、言語によって濃密度の差はありましたが、止めることなく続けました。もちろん、日本語の学習も!!(微笑)
オペラやカンツォーネを原語で歌いたくて、イタリア語(7)を学び始めました。
ロマンス語ついでに(微笑)、フランス語(8)も始めました。
ロシア語を始めようとしましたが、キリル文字と相性が悪く、2カ月で挫折しました。(カウントできず。。。)
韓国語も始めましたが、ハングルとも仲良くなれず(笑)、1ヶ月で挫折しました。(カウントできず。。。)
大学に入り、ドイツ語(9)を始めました。1年間だけでしたが、ドイツ語って楽しいかもと思いました。
スウェーデン語の音楽アクセントに興味を持ち、学んでみたものの、当時は、スウェーデン語やスウェーデン文化に触れる機会もあまりなく、3カ月で学習をやめました。(カウントできず。。。)
古代ギリシャ語を学び始めようとしましたが、ギリシャ文字とも相性が悪く、2カ月で挫折しました。(カウントできず。。。)
大学院に入学し、オランダ語(10)を本格的に独学し始めました。オランダ語の学習は楽しく、大好きになりました。
アメリカの高校に赴任し、アメリカ在住中に、古代エジプト語を学び始めました。ヒエログリフよりも、古代エジプト語の文法体系に興味があり、文法や統語法について学びましたが、これは語学というよりも、統語法研究みたいになってしまいました。(カウントできず。。。)
アメリカから日本に帰国して、人工語の一つのインテルリングア(11)を学び始めました。屈折変化のないラテン語とも言えるこの人工語は、学んでいて楽しいのですが、学んでいる人もあまりいないので、1年ほどで、学習意欲が減退してしましまいました。
こうして時系列に沿って振り返ってみると、
16カ国語に手を出し、
4カ国語に挫折し、
1カ国語は統語法研究のみで、
11ヶ国語が語学として学習したと言えるかなという感じです。
11カ国語の中で、生活にも仕事にも、あらゆる分野で駆使できるのが、
日本語と英語。
なんとか書物や新聞が読めるのが、
中国語。
辞書を片手になんとか文章が解読できるのが、
オランダ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ラテン語、エスペラント、インテルリングア。
ドイツ語は、簡単な文が読める程度でしょうか。。。
過去何十年で、11ヶ国語を学んでいいことは何だったかと言うと、
圧倒的な語りのセンスが磨かれる!!
ということです。
数多くの言語での表現法やレトリックを学ぶことは、特定の言語にとらわれない普遍的な言葉の感性を磨くことに繋がります。
単に英語ではこう言う、フランス語ではこう言うのレベルではなく、人の心を動かす表現法、人類の琴線に触れる言葉の紡ぎ方を感じる刺激になるのです。
さて、このブログ記事を書き終えたら、シャンパンでも飲みながら、教会ラテン語でも紐解くとしましょう!!(微笑)
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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