ちょうど10年前のある出来事が夢の中に出てきました。
出来事自体は夢ではなく、本当の出来事です。
2004年の夏、私は、オランダのアムステルダムで開講された、Amsterdam-Maastricht Summer Universityの選挙広報戦略の夏期集中講座を受講しました。
はるばるオランダまで出かけて、世界標準の選挙広報戦略を学びました。
この講座には、ヨーロッパ各国から、各政党の若手幹部、広報戦略担当者が参加していました。
当時のヨーロッパ各国首脳の選挙参謀たちもいました。
この講座の修了証をもらった日本人は、私が初めてだったようです。
数日間、朝から夕方まで、みっちりと広報戦略の基礎を演習しました。
スピーチライティングの演習もありました。
この講座の公用語は英語でしたので、英語でスピーチを書いて、候補者役にスピーチをしてもらいます。
ちょうど、この年は、カリフォルニア州の州知事選挙でアーノルド・シュワルツネガー氏が立候補していましたので、カリフォルニア州知事選挙を仮想舞台として、選挙戦略やスピーチライティングを演習しました。
主要候補者が3人いましたので、この講座の受講者を3つのグループに分けて、それぞれの候補者を勝利に導く広報戦略を練り上げます。
私が書いたスピーチは、受講者たち、そして、2人の教授陣に絶賛されました。
「歴史に残るかもしれないスピーチだね。」
と言ってもらえました。
そのスピーチの原稿は失くしてしまい、いまは、うろ覚えの記憶しかありません。
昨夜の夢に出てきたのは、そのスピーチでした。
夢の中では、私の書いたスピーチを、候補者役の受講生が雄弁に演説していました。
でも、夢からさめたら、そのスピーチの内容は覚えていませんでした。
教授たちと受講生たちに絶賛されたあのスピーチ、どんなレトリックを駆使していたのか、残念ながら、どうしても思い出せません。
また、夢の中に出てこないかな、と願っています(微笑)。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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