来年(2015年)夏の教採に向けて、自分というスペックを上げよう!!

今日は、「来年(2015年)夏の教採に向けて、自分というスペックを上げよう!!」というテーマでお話しします。

今、大学3年生の方は、来年の夏、初めて教採を受けられることになります。また、今年は残念な結果だったけれど、来年こそは合格を勝ち取るためにあらためて教採を受けられる方もいらっしゃるでしょう。

初めての方、リベンジの方、いずれの場合でも、来年は合格を勝ち取ることを心に決めていらっしゃることでしょう。そこで、「来年夏の教採に向けて」ということで、2015年夏に実施される教採までに何をしておけばよいかということについてお話ししていきますね。

来年夏の教採まで約11カ月あります。この11カ月でどうしてもやっておきたいことは次の2つです。

1.自分というスペックを上げる。

2.自分が使いこなせる「自分ソフト」を増やし、性能を向上させておく。

自分というスペックを上げるというのは、自分の能力・容量をしっかりと上げておくということです。基本的な知識や教養がなければどうにもなりません。いくら素晴らしいソフトウェアでも、ハード(本体)の演算能力やメモリが小さ過ぎれば機能しません。まずは本体(自分)のスペック向上を図るのです。

簡単に言うと、自分に知識も教養もないのであれば、いくら受験技術や受験戦略を磨いても空回りするだけだということです。自分というスペックが低ければ、面接演習も、論述練習も無駄に終わってしまいます。これは、スペックの低いパソコンで、高度なソフトを走らせようとするのと同じことです。ソフト(技術や戦略)は、優れていても、自分(ハード)がダメダメなら、ソフトはフリーズしてしまいますよね。

教採を受験するという視点で自分というスペックを上げるには、まずは、教育についてしっかりと学んでおくことです。単なる教採の参考書や問題集だけではいけません。それは受験勉強に過ぎません。それは言ってみればソフトの領域です。あなたというハードの性能を向上させる必要があります。

大学での講義、演習、ゼミなどでの学びを軽視しないことです。また、現職の講師の人は、日々の教壇での授業や研究授業、校内(外)研修などにしっかりと取り組むことです。教育について学ばずして、教師になるための自分のスペックを上げることはできません。

自分の専門科目についての能力を向上させることも、自分というスペックを上げることに直結します。前にも何度も述べましたが、数学ができない数学教師や、英語ができない英語教師、本を読まない国語教師では話になりません。自分の専門科目でプロになること、これは自分というスペックをあげる根幹です。

自分というスペックは、パソコンで言えば、CPUの演算能力やメモリに相当しますから、このスペックがダメなら、高度なソフトウェアをその上で動かすことができませんし、動かそうとしてもすぐフリーズしてしまいます。高機能で便利なソフトを使いたいなら、高いスペックの本体でなければいけません。

教採での面接に代表される人物評価試験でも同じことが言えます。どんなに話し方の訓練をしても、面接対策の演習をしても、それは言ってみればソフトに相当するものですから、自分というスペックが高くなければ、ソフトはフリーズするだけです。自分本体なくして、面接の語りなどあり得ないのですから。

自分というスペックを上げる目途がついたら、今度はそのスペック上で動かすソフトウェアの数を増やし、その性能を上げていくことが必要です。ここで言うソフトとは、自分の想いの伝え方、相手の共感の勝ち取り方、魅力ある話し方、ユニークな語り口、明るく爽やかな表情のつくり方などです。

繰り返しになりますが、教採面接で威力を発揮するソフトは、自分のスペックが高い時のみ起動することを忘れないでくださいね。本体のスペックがボロボロなのに、高性能のソフトを持ってきて動かそうと思ってもどうにもなりませんから。

ですから、来年の夏の教採までの約11ヵ月間、まずは、自分のスペックを上げることが何よりも大切です。そして、その上で、あるいは、それと並行しながら、教採で効果を発揮するソフトウェアの開発が必要です。自分のスペックを上げることを今すぐにでも始めると教採対策も上手くいきますよ。

今日のお話のまとめとして、ちょっと厳しいことを教訓調に書いておきますね(微笑)。 

自分というスペックが高くなければ、どんな教採受験対策用ソフトも動かない。

言い換えるならば、自分というスペックがいい加減なら、どんなに教採の受験勉強をしても、合格なんてできない。

自分というスペックを高めておけば、教採の勉強もどんどん進んでいきます。自分というスペックが高ければ、面接対策も面白いほど上手くいきます。自己アピール文も志望動機も優れたものが書けます。自分というスペックが高ければ、面接で話しても魅力的な人間だと評価されます。合格にも近付きます。

教採志望者の皆さんに自分というスペックを高めていくことをアドバイスをしながら、受験用ソフト(受験戦略や受験技術)も準備していくというのが、広島教採塾の教採対策指導法です。

でも自分というスペックを高める場所は、本当は、皆さんの大学であったり、教育現場であったりするのです。自らの地盤でしっかりとスペックを上げてくださいね。

最高の自分というスペックで、来年の教採で合格を勝ち取ってくださいね!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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