自分が幸せで、初めて周りも幸せにできる。
本当にそうだと思いますよね。自分が不幸だと、やはり他人の幸せを本気で応援する気にはなりません。人間はどうしても自分のことが気になります。
確かに、自分は犠牲にしても、他人の利益を考えるという人はいます。でも、それを毎日毎日、続けることはできません。どこかで、自分の幸せを考えてしまい、他人のことに専念することがおろそかになります。
1回きりの緊急時なら、人は英雄になり得ます。でも、人は、常に英雄でいることなんてできません。
だからこそ、まず、自分が幸せになるということが大切です。
幸せになるとは、そんなに難しいことではありません。億万長者になる必要はありません。権力を手にする必要もありません。ものすごい才能を身に付ける必要もありません。
幸せになるとは、毎日、心から楽しく、明るく生きることができているということです。
ちょっとカッコよく言うと、毎日、寝る前に必ず、はやく明日が来ないかなと思えるということです。
教師は、とかく忙しく、大変なことが多いので、愚痴が多くなりがちです。
好きでなったはずの教師なのに、生徒への愚痴、保護者への愚痴、管理職への愚痴、同僚への愚痴、教材や学習指導要領への愚痴など、たくさん愚痴が出てきます。
愚痴が出そうなほど大変でも、教師という仕事、教育という仕事を、心から楽しんでやっているのであれば、何の問題もありません。
でも、明日、学校に出勤するのが憂鬱だ、嫌だと思えてしまうのであれば、それは、かなり深刻です。
学校で仕事をすることに幸せを感じられない教師には、子どものためになる教育はできません。
毎日の生活に幸せを感じられない人は、子どもの夢や希望を持たせることなんてできません。
「幸せのおすそわけ」という言葉も、私の師匠から教わった言葉ですが、毎日、どこかで、ちょっとした、「幸せのおすそわけ」ができる人になれたら素敵ですよね。
自分は、生きていて、教師をしていて、こんなに幸せ。だからこそ、子どもたちにも、何かどこかで幸せを感じて欲しい、そのために、授業に、指導に、教育に全力を尽くしたい。教師にはそんな風に思って欲しいですね。
幸せになるのは、決して難しいことではありません。
幸せになるための条件はたぶん3つだけです。
1.自分がやっていることを好きになること。
2.自分がやっていることを楽しむこと。
3.そして、それをやっている自分に自信と誇りを持つことです。
これだけで、毎日が幸せになります。
自分が幸せになると、周囲の人を幸せにできます。
自分のことを不幸だと思っている人がいたら、是非、上の3つを試してみてください。
そして、幸せになってください。
きっとあなたが教える子どもたちに、「幸せのおすそわけ」ができるはずです!!
「幸せのおすそわけ」、是非とも、お試しくださいね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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