フェイスブックの個人ページでは、少し紹介しているのですが、この感動をブログにまとめておきたいと思います。
昨日、何気なくツイッターを眺めていたら、教え子のツイッターのつぶやきが目に入ってきました。そこには、次のような文章がありました。
<引用開始>
地球一周を赤道上で測ったら約4万km。
それを24時間で割ったら毎時1666km。
つまり秒速500m。
これを速いと考えるか遅いと考えるかはあなた次第。
ちなみに全盛期のおれが走っても秒速8.6m。
お前が頑張って走っても太陽が沈むはやさには敵わんわ。
<引用終了>
とても素敵な文章だと思い、これを書いた教え子本人に電話をしてみました。そして、どういういきさつで、この文章を思いついて書いたのかを聞いてみました。
彼の答えに私は感動しました。
実は、この文章は、教え子が恋人宛てにリプライしたつぶやきだったのだそうです。
教え子の彼女さんがツイッターで、「地球の自転はどのくらいの速さなんだろう。」という趣旨のつぶやきをしたのだそうです。
それを読んだ教え子が、そのつぶやきへの返信として、上の文章を書いてリプライしたということでした。
地球の自転の速さに素朴な疑問を持った恋人に、こんなにも素敵な文章で返信するなんて、本当に素敵なセンスだと思いました。
私が上の文章を初めて教え子のツイートとして読んだときは、どういういきさつで書かれた文章なのかは知りませんでした。
知らなかったけれど、奥深い想いと前向きな気持ち、そして、爽やかな愛情を感じました。
いきさつを聞いて、やはり、私が感じた通りだったんだなと思いました。
教え子が恋人を想う気持ち、爽やかに愛している心情が手に取るように分かりました。
この教え子は、今年、教採を受験します。
きっと合格するでしょう。
来年の4月から教壇に立ちます。
彼の前に座ることになる小学生たちが、本当に羨ましいと感じます。
もし、もう一度、小学生に戻れるのなら、私は神様にお願いします。
彼のクラスに入れてくださいと。
今日の一つ目のブログで私が話したこと、教師としての知識と教養とは、こんな語りができることに繋がるんだなと改めて実感しました。
↑ この教え子から地球について教わりたいですね。
近いうちに、この教え子と、この教え子にこんなにまで愛されている彼女さんを美味しいディナーにお誘いしたいと思います。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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