【寄稿記事】”面接力”は”教師力”の土台 by TNさん。

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【寄稿記事】

今回、寄稿してくださった伝説の受講生は、高校世界史教師1年目のTNさんです。

 

 

TNさんは、民間企業経験を経て、教採挑戦1回目で、教採合格を勝ち取られました。

TNさんの寄稿記事には厳しさもあります。でも、その厳しさの中には、教育への情熱、そして、皆さんへの愛情もあります。

そんな素敵なTNさんの文章から多くを学んでくださいね!

 

【寄稿記事】

 

このブログを読んでいる皆さんはじめまして。

 

TNと申します。

 

私は東京教採塾の元受講生であり、現在は関東の自治体で高校世界史の教諭として働いております。

 

この度、一年間様々なご助言を頂いた河野先生からブログ記事の寄稿のお願いをいただきましたので、乱文ではございますが、教員採用試験(特に面接試験について)と教員という仕事についての自身の想いを少し綴らせていただきます。

 

実は私はかなり特殊な経歴から高校教師を目指した者です。

 

学生時代は教員という仕事には全く興味を持っておらず、大学卒業後は大手民間企業に就職し、営業や人事の仕事をしておりました。

しかしながら、一年間だけ高校に出向する機会をいただいたことで、「教師」という仕事に魅せられ、会社を退職し、免許を通信で取得しながら、教採を受験することを決めました。

これは家族や友人にも心配される程の人生の冒険でしたが、ご縁もあり、一回の受験で希望の自治体に合格することができました。

 

そんな私が教採塾に出会ったのは、会社を辞める事を密かに決意し、インターネットで教採の情報収集をしていたときです。「どんな試験なんだろう?」、「どんな人が合格するのだろう?」そうした私の不安や疑問に最も明快に答えてくれたのが教採塾のブログでした。

 

河野先生のブログは分かりやすく、面白く、そして教採について何も知らなかった当時の私にある想いを抱かせてくれたました。

 

それは、「なんだ。。大学生の時に何度も経験した民間企業の面接と全く同じじゃないか」という想いです。

 

今、このブログを読んでいる方は色々な方がいらっしゃると思います。

 

大学生の方、講師の方、もしくは私のように民間からの転職を考えている方、などでしょうか?

 

そうした全ての皆さんにはっきりとお伝えしますが、河野先生がブログや講座で述べられている様々な面接の秘訣は、本当に正しいものばかりです。

 

そして、民間企業の人事としての経験を踏まえて言えば、河野先生は教採というより「面接という営み」の真髄を述べられていると感じます。

 

私がお話しした受講生の方で「教採面接参考書の回答例文を全て覚えたのに全然合格しない。」と嘆いていた方がおられました。

その努力は尊いものだと思いますが、面接という営みを大きく履き違えている典型だと思います。

 

面接とは「”何”を答えるか」を見る場ではありません。面接とは「”誰”が答えるか」を見る場です。

そして、そこで問われている能力は、一言で言えば「初対面の相手を”魅せる”力」です。

 

そして、それは回答内容だけでなく、外見、表情、姿勢、声、話し方、経歴、 等々の無数の要素が総合的に形作ります。

これが全く無ければ、「面接」という形式の試験で合格することは教採だろうが民間だろうが絶対に不可能です。

 

ただ、教採での合格を目指す方に安心していただきたいのは、その力は”後天的に”、”練習によって”、「身に付けられる力」だということです。

つまり、スポーツや楽器の演奏と何も変わりません。

 

そして、同時に危機感も持っていただきたいのは、教師という職業に就く者であれば、必ず「身に付けなければならない力」でもあるということです。

 

教育の現場に立ち、改めて実感したことがあります。それは、生徒にとって「”何”を教えられるか」よりも、「”誰”に教えられるか」ということの方が遥かに大きな影響を及ぼすということです。

これは面接で問われている力と同義ではないでしょうか?

 

もしかすると、

「一瞬で終わる面接と長く生徒と付き合っていく教育活動を一緒にするな!」、

「対大人と対生徒は違う!」、

という意見をお持ちの方もおられるかもしれません。

 

しかしながら、前者は、教師が関わる何百何千という生徒たちにゆっくりと自分を理解して貰えるという不遜な考えだと思いますし、後者は、生徒の感受性を甘くみた考えだと感じます。

 

即ち、初対面の相手に対し即座に好印象と信頼感を与える「人としての魅力」は、教師力の全てとは言いませんが、その前提・土台ではないでしょうか。

 

少し、厳しい言い方となり不快に感じた方もおられるかもしれませんが、私は教師という仕事が本当に楽しく、遣り甲斐を感じ、毎日ワクワクしています。

そして、同じく無数の職業の中から教師という仕事を選び目指されている全ての皆さんの事を、”仲間”だと感じ、尊敬しています。

だからこそ、絶対に他のどの職業の方にも”人としての魅力”で負けて欲しくありません。

 

そして、私自身も負けたくありません。

そんな想いでこの記事を投稿させていただきました。

 

この文章が今この瞬間に教師を目指しているどなたかのお役に立てば幸いです。

 

最後に、この素晴らしい仕事に就くためのご助力をいただきました河野先生と川上さんに改めて御礼申し上げます。

 

 

Contributed by TN。

 

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